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お悩み屋(仮)  作者: にしにし
2/18

1-1

今日は最悪な日。最悪なのは今日だけではない。あの話を聞いた時から。空沼高校に入学して早2年と少し。


いつもは友達と晩御飯を食べて寄り道せずに帰るのだけれど、今日は特にモヤモヤする。

コンビニに寄ろうと思ったが、考え事をしていたため道を一本間違えてしまったようだ。

最悪…。晴海通りはいい噂聞かないし、早く抜けてしまおう。


夜でも明るいこの街で、唯一薄暗い通りだなぁ…明かりがないわけではないんだけど、雰囲気が暗いっていうか。


普段は寄り付かないだけに少し怖い。


ふと目を向けると派手な看板があった。

そこには



[お悩み屋 あなたの悩みを買います]



…なんだそれ。怪しさたっぷりじゃない。いまいち年齢がわからない男と目が合う。

この人が?悩みを買ってくれるの?



私のどうしようもない悩み、買えるものなら買ってみなさいよ。そんな事を考えていたら、男に声をかけられた。


「お嬢さん、この通りじゃ見かけない顔だね。迷子にでもなった?」

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