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お悩み屋(仮)  作者: にしにし
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あなたの悩み、買います


昼も夜も明るい街、中石市晴見町。大きな通りがいくつも交差し、所狭そうに数々の店舗が立ち並ぶ。



そんな晴見町の通りの中でも、露天商が多く立ち並ぶ晴海通りの一角にひときわ大きな手書きの看板がある。

目立つようで目立たない、コンパネに赤と黄色で書かれた文字は…






[お悩み屋 あなたの悩みを買います]






奇抜な看板に似合わない黒のTシャツに灰色のパンツを着た年齢不詳の男がパイプ椅子に気だるそうに座っている。20代にも見えるようだが、40代に見えるようでもあるその男は、人通りが溢れる夜の晴海通りだは浮いていると言ってもおかしくはない。




男、虻田利典は客引きをするでもなく、ただただ急流の水の如く流れている通行人を他人事のように眺めているだけだ。


異質なお悩み屋。そんなお悩み屋に話しかけるのは何の運命か、今日もお悩み屋の仕事が始まる。


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