ハンカー：ジ・エンドの狩人たち

西暦2300年、突如として現れた意識を持たない怪物たちが、人類を無差別に捕食し始めた。
通常の視覚では捉えられないそれらの存在に対し、人類は為す術もなく滅亡寸前に追い込まれた。
しかし、ある科学者による「ペア」と呼ばれる特殊なゴーグルの開発によって、状況は一変する。
モンスターを視認できるようになり、人類は再び戦う力を取り戻したのだ。

新たな防衛組織が誕生し、彼らは「ハンカー（Hancker）」と呼ばれる存在として、最前線で怪物「TheEnd（ジ・エンド）」と戦うようになる。

それから約300年後――。

幼くして父をTheEndに殺された少年、ウィリアム・フロストは復讐と正義のために「最強のハンカー」を目指していた。
しかし、何度も資格試験に落ち続け、14歳になった彼は戦闘員ではなく、科学者としてハンカーを支える「DR（開発修復士）」として配属される。

自らの無力さと向き合いながらも、彼の中には燃え盛る闘志があった――。

科学と戦闘が交差する近未来の世界で、少年の戦いが今、始まる。