とある神の一人言
哀れなり人類。
時をかけようと永遠に至れず、ただ朽ちる。
哀れなり人類。
時をかけようと全能に近付けず、究極の個になれず。
人類よなぜお前達は、与えられた好奇を見逃す?
人類よなぜお前達は、死に怯えるのだ?
わからぬ、私はわからない。
人類よ貴様達の存在意義を私は疑う。
矛盾の塊である貴様ら人類よ...私はわからない。
全能神よ私に何故、このような者達の監視を命じたのですか?
この者たちに私は、希望を抱けない。
人類よ貴様達は、一体いつになれば私の存在を肯定してくれるのだ。