ぼく、神さまです

主人公の南真希(みなみ　まき)は、地球の属する宇宙の創造主。自分の作った宇宙の、特に地球が最高傑作と自負する。故に、そこへ旅行をしようと思っていた。
果たして彼は人間の身体を借りて、自由気ままに人生を謳歌する。
創造主なのだから最強なのは当たり前。
テロ集団をしれっと制圧し、降りかかる隕石をあっさり砕き、巨大生物を服従させ、侵略してきた異星人の宇宙船団を蒸発させる。
でも、幼馴染みや両親には頭の上がらない少年。それが真希だった。

これは、大人しく普通の人間の人生を過ごしたい少年の、全然大人しくない創造主のお話。