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僕は卑怯な人間だから

作者: 君影草

僕は卑怯な人間だから

偶然見つけた君のことを

周りの人たちに聞いていたんだ


だって仕方ないだろう

アニメみたいに知らない人同士が話せるわけないんだから


僕は卑怯な人間だから

僕と君が初めて話した日

偶然隣の席に座ったんじゃないワザと座ったんだ


だって仕方ないだろう

どうしても君と話してみたかったんだから


僕は卑怯な人間だから

辛いことがあったとき

わざと無理して笑っているみたいにしたんだ


だって仕方ないだろう

君にどうしたの?って聞いて欲しかったんだから


僕は卑怯な人間だから

君が断れないのを知っていて

優しい君に甘えてムリをさせてしまった


だって仕方ないだろう

他の人よりも少しでも君と多くの時間を居たかったのだから


僕は卑怯な人間だから

君より先に死にたいと思ってたんだ

残された人の気持ちを知っていたからこそ


だって仕方ないだろう

僕だと大切な人においていかれた時の孤独にたえられないのだから


僕は卑怯な人間だから

車が君の前に飛び出したとき

君を突き飛ばしてまで助けようとするなんて思ってなかった


だって仕方ないだろう

気がついたらいつもは鈍い体が勝手に動いていたんだから


僕は卑怯な人間だから

まさかまさか

君が僕の盾になるために抱き締めて来るなんて思ってなかったんだ


だって仕方ないだろう

突き飛ばすために伸ばした手を君が掴むなんて考えもしなかったんだから


僕は卑怯な人間だから

君が死んでから彼女を作ったんだ

少しでも君の代わりになると思ったんだ


だって仕方ないだろう

君のいない生活は辛くて辛くて色あせてしまったんだから


僕は卑怯な人間だから

君の命日を休日にするんだ

これだけは誰にも譲れないから


だって仕方ないだろう

これをやめてしまったら僕は僕じゃなくなってしまうのだから


君は卑怯な人間だから

今でも僕を縛り付けている

君のせいで恋愛も長続きしないし

結婚もできない


だって仕方ないだろう

僕はまだ君のことが大好きなんだから

他の人だと代わりにならないとわかってしまったから


君は卑怯な人間だから

卑怯な人(ぼく)の気持ちをしってるんだろう?

まさか僕以上に卑怯な人間がいるなんて知らなかったよ


僕も君も卑怯な人間だけど

だけどこれだけは言える

僕らは本当にお互いが大好きだった











なんて

僕は卑怯な人間だから

勝手にそうゆうことにしておくけど


だって仕方ないだろう

僕を一人にした罰だよ

せめてそう思わないといくらなんでも僕がかわいそうだろう?

ここまで読んでくださりありがとうごさいました。

詩は初めてだったのですが、評価・感想をくれると嬉しいです。

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