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プロローグ
その世界には、合成獣…、
人の手で造られた獣がたくさんはびこっていた。
キメラは理論上、知能を持つとされていたが、
実際に生み出されたキメラは知能も理性もなく
人や他の生物を襲う失敗作だった。
その後も1体では終わらず実験を繰り返した結果、
世界中にはびこるという形におちいったのだ。
そこで増えすぎたキメラを狩る…ハンターという
仕事ができたのは必然だった。
そんな中でもキメラは生み出されていった。
ただ一人、目的のために動く学者の手によって…。
そしてただ1体、いや見た目でいえば1人、
学者の目的に近いキメラが生み出された。
そのキメラは知能をもち、理性をもち、
言葉を話し、言葉を理解し、
そして、人の姿をしていた。
この話は、そのキメラとハンターの話である。
星の瞬きの合間に投稿します。
SFはよく分からないので読みにくいかもですが
よろしくお願いします。