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同居七十五日目 

先日隊長が呼び出された時に話された情報というのは犯人の特定ができたかもしれないとの事。

実際我々で裏をとってみたところ犯人はその方でした。

その人物は追っていた研究者ではなく、上層部の人間の息子でした。

反政府の人間としてマークはしていたのですが、まったく関連の無い事件だったので気づくのが遅れたようです。

追っていた研究者は彼の元に囲われていたようで他にも数名研究者が居ました。

他の会社に雇われながら彼に協力している者まで居たようです。

そんなにこの政府は嫌いでしょうかねぇ

確かに腐っては居ますが他の国に比べたらましですよ。

まだね。


まぁ、そんな考えはいいんですよ。

反乱分子は消すまでです。

十分証拠はありますし父君にもお許しはいただいています。

後継者には弟君がなるらしいですよ。

御立派なお考えで。

父君に協力していただいて使っている屋敷を教えていただきました。

あっさりと潜入に成功してしまい何かあるのではないかと考えてしまいます。

これまでが難航しているだけあって疑ってしまうのもしょうがないです。

ノスさんとの飲み会で隊長がいやに機嫌がよかったのも原因でしょう。

屋敷の地下に降りて犯人の確保をし犯行をはかしてから殺害します。

他の方々にもたっぷりとお聞きしなくてはなりませんからね。


数名に別れ探索をしていますが任務でなければ見たいものではないものが大量にあります。

それを考慮して女性は連れてきていないのですが、それで正解だったようです。

人間として心底軽蔑すべき実験が行われていました。

私でも一瞬吐き気を催す程です。

隣で実験体を見る隊長の表情からは何も伺えませんが。

私より場数を踏んでいる彼はもっとおぞましいものを見てきたのではないかと思うのです。

戦争時はもっと酷かったですしね。

その部屋を後にして道を進んでいくと黒幕の部屋です。

静かに扉をあけ中を伺うとうたた寝をしているようで、なんとまぁ無防備な。

父親の屋敷だから見つかるまいと警備もザル警備。

本人は本人で陽気にお昼寝ですか。

エリザベスちゃんの方が何倍も大変でしたよ。

起きる前にすばやく拘束して睡眠薬を嗅がせもっと深い眠りについていただきます。

資料も持てる範囲を持って持ち帰りますが隊長が一つの書類を懐に忍ばせたのが気になります。

何はともあれ今回の事件での仕事はこれにて終了です。

後は他の部隊と研究者の管轄なので通常任務に戻れます。

ノスさんともしばらく会う予定も……あるな。

恋愛経験がギャルゲーのみという私に恋のきゅーぴっとなるものが出来ると思うてか……

面はいいんだから自分で何とかしろと言いたいんですが、そうもいかないんですよねぇ。

しょうがないので新しいギャルゲーで勉強しておきますか、何と優しいのでしょう。

しばらくは事務処理に終われますが合間にしようそうしよう。







サブタイトルまったく思いつかんので浮かんだら足しときます。

まったくお笑い要素がないと困ります。

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