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同居七十二日目 寂しくないもん!!

今日は大好きなパパもママもお兄ちゃんも居ないから一人でお留守番。

本当は寂しいけどもう立派なレディになったんだもん!!

我侭なんて言えないの……

早く帰ってこないかなぁ。

お兄ちゃんが今日はおいしいケーキを買ってきてくれるって約束したの!!

真っ白で甘いケーキ大好き!!

お兄ちゃんはもっと好きだけどね。

だからね良い子でお部屋の中でお人形さんのユンユンと遊んでたの。

ユンユンは可愛い熊さんで緑のリボンを首に巻いてるのがチャームポイントの男の子。

いつだって一緒なんだよ!!

あれ?ユンユンの腕が動いた気がする。

気のせいかなぁ。


「ユンユンお腹すいたの?蜂蜜食べる?」


ママがいつも作ってくれるホットケーキにつける蜂蜜の場所ちゃーんと知ってるんだから。

きっとお腹がすいて動き出したんだ。

ご飯をあげるとお人形さんが妖精さんになって遊んでくれるの。

この前絵本で書いてあったもん。


「いや、嬢ちゃんを食わしてくれや」


あれ?この声だれだろう?

私とユンユンしかいないのに。

え?これはなぁに……


この時から少女の運命は狂いだす。

少女が今にも蜂蜜を取りにいこうとしたときぬいぐるみから壮年の男の声がする。

するりと少女の手から風に流されるように落ちると、

ユンユンの姿がまるで岩を硬いもので叩きつける音を出しながら形が変わり少女の何倍もあろう男の姿に変わっていく。

少女の眼が大きく見開き元はぬいぐるみであったろう大男の姿がその瞳に映る。


「ユ……ン」


「残念だったな、もう逃げられねぇよ」


そうして男の手が少女にのび抵抗の出来ない無垢な少女は……




ってこれのどこがハートフル少女の物語☆相棒のユンユンと一緒に悪い敵をやっつけちゃうぞ☆

っだよ!!

ハートフルボッコだよちきしょう!!

途中から文章の書き方も変わってるじゃないですか!!

騙された!!絵に騙された!!

滅茶苦茶ホラーじゃないですか。

絵の中でも元ぬいぐるみのユンユンもとい妖精のおっさんが凶悪な顔過ぎて私が少女ならびびるどころか漏れ出る。

何がとはいいませんが。

たまには小説でもとノスさんと隊長が飲みに行った隙に読んでいたというのに!!

ゲーム?ゲームですか!?

心が折れたんだよちきしょう!!

飲みに行って来ると会議がてら行ったのはわかります。

だからって揉みしだいてからいかんでもよろしいでしょう。

一人ヘブン状態!!やってましたよ。

手足がふにゃふにゃでコントローラーが握れん。

重要な情報が入ったというので私も一緒に同行しますと言ったら揉みやがりました。

やましいことでもあるんかい、兄ちゃんよう。

……いや、いいです。

知りたくありませんから。

無知は罪とかありますけど知らなくても良い事って世の中たくさんあるんですよ。

ほんとに。

はい、ほんとですから。

それにしてもわざわざ勤務外に呼びつけるくらいですがそれ程重要なのでしょうね。

私も行った方がいいのではないかと思うのですが。

未成年なのでお酒は飲みませんよ。

この国では十八から飲んでいいのですが私の国では二十からです。

既婚者の場合男女共に十六から飲酒が可能です。

何でかというとそれ婚姻時にお酒を飲む習慣があったからなんですよね。

今では他国の婚姻式も行いますがお酒は必ず飲みます。

元からお酒が好きな人種なんですよね。

未成年の飲酒には厳しいですが成人した途端飲んだくれになります。

他国の人間よりアルコール分解が数倍も優れているらしいですよ。

進化させるほど好きなんでしょうかねぇ。

まだ飲んだ事はありませんが検査では酒飲みの素質はありました。

今から楽しみです。


あっ、小説読み終わってたのですが最後はユンユンが実は王子様で数年後少女は女性になり結ばれた二人は末永く幸せになりましたという内容でした。

それはまぁいいんですが、王子とは思えない禍々しさを放っていたんですが。

こんなんで萌えると思ってんのか。

途中少女が不憫過ぎて読むのをやめられない罠に嵌められてみたりしました。

作者の精神状態を疑います。

それにしてもおっさんも敵もグロいな……






隊長とノスさんの飲み会

会議一割、残り男の会話

内容は副隊長が聞いたらマッハで逃げる

そしてマッハで追いかけられる

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