表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/35

同居五十三日目、フラグ進行中。


素敵な素敵な緑色のお薬は使ったらどうなるの?


毛が生えます。


そんな緑の液体。

どうしてそんなものが盗賊達の持ち物にあった。

現在捜査中ですが、とても完成度が高いようで何かわかるかもしれないだの材料がもしかしてとか言っていました。

一日で毛が生える薬だとよくわかったなと思ったら開発していたらしいです。

おい、まてとか思ったりしますが、士気も上がるので黙認していたのでしょう。


男達の永遠のテーマ毛生え薬。

上層部やお悩みの男性群が歓喜の雄叫びを上げていました。

私たち女性群はドン引きでした。

何処から情報が漏れたのかと問う以前にかなりのオープン具合で高速で軍内に出回り誰もが知る事実となりました。

一応重要なものは伏せられているので御安心下さい。

この件が解決したらありとあらゆる権力を使ってこの薬の権利を独占するらしいです。

大人って汚い。

ちなみに軍割引が効くらしいので知り合いにでも贈ってやろうかと思います。

何度も髪を染めるものだからまだ十代といううら若き乙女の弱りきった毛が心配で溜まりません。


盗品のチェックや情報を集めてみるとこの男達は直接関係していないのですが、盗品を売っていた人物が最近追いかけていた人物だと判明しました。

こんな下っ端とよくもまぁ大物が関わっていたと思ったら下っ端なりに優秀だったらしく何かと使われていたようですね。

この感じからそろそろ捨てられようとしていたと思いますが、その前に捕まえる事が出来たのは幸運でしょう。


大体このような感じでまとまりました。、

隊長はふさふさなので毛生え薬など必要ないでしょうが、この薬についてどう思っているのでしょうか。

すこし前になりますが、隊長の家が主催するパーティーに何故か連れて行かれた事があるのです。

その時拝見した隊長の父君はふさふさなので遺伝的にも安心でしょうね。

年齢が近ければ双子と言われてもわからない程似ていました。

お二人とも単語で会話していらっしゃいましたが私にはさっぱりわかりませんでした。

その日は体調を崩していたらしく母君のお姿を拝見できなかったのは残念です。

なんでも父君が溺愛していらっしゃるそうで、愛妻家としても有名なお方ですからね。

そうは全く見えませんでしたが近くに居ないと分からないのでしょうか。

もうパーティーには参加したくありませんでしたけどね。

ちなみにドレスを着ていったと思った方は残念でしょうが私がそんなものを着るはずがありません。

軍服で行きましたとも。

多少隊長の視線が痛かったような気がしますが、お断りいたします。

そもそもドレスとか何処で買えば良いのかすらわかりません。

庶民を舐めないで下さい。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ