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同居十九日目、かちわりたい。前編。

今回は副隊長が可哀想なことになっています。

そしていつも以上にあれです。

痛い感じの話になっているので今まで以上に変態なのは無理という方はお戻り下さい。

こうきたかーーー!!

この仕事回したやつのどたまかち割りたいです。

切実に。


到着した後、挨拶をされ紹介もそこそこに実験室に通されて

視察なのに何でこんなに時間とってあるのかなー

とか

今日の視察目的は実地を含むー

とか

戦闘用の最新型のスーツの試作品関連

とか

だったような気がしてたら


私が、実地で確かめるようですよ。


ってもう着てますけどね!!

無駄にぴっちりしたスーツを!!


はっはっは


ちくしょぉぉぉぉぉ!!

萌えない!!激しく萌えない!!

私は何故にこんなエロイスーツきてやがるんでしょうね?

黒い収縮性に優れていて動きやすく衝撃の吸収が出来るように身体の重要なところに魔法印が刻み込まれ上から服を着ても目立たないように薄い宝石のような魔法力を高める補助道具が付いている。

下着もセットで着用するように言われそれも着用しているんですが下着の線が見えているんですよね。

指定してきた意味はあるのかと。

下着の線の所為で余計にエロく見え……

いやいやいやまてよ、エロく見えるのはいつもいかがわしいアニメやら漫画やらを見ている私の汚れきった脳のせいで研究員から見たら普通のデザインなのかもしれない。


いや、ねぇよ!!

何で下乳見えてんだよ!!防護力ゼロじゃねぇか!!

ところどころ切り込みが入ってるんだよ!!

まぁね、まだ少し救いがあるのが一緒にきたうちの二人が同じようなスーツを着こんでいるんでることですかね。

下乳部分はあいていないごく普通の何かカッコいいと感じるようなスーツなんですけどね。

あいてたらあいてたで気持ち悪いから嫌なんですけどあいてないのも腹がたつ。

これが乙女心ってやつか、なんちゃって……


そこで研究員の方を見ると冷静な目で見ているから私が間違っているかと思ったらぽつりと


「このデザインにして良かった」


もろ狙ってやがるーーーー!!

お前さてはアニオタだろう!!

髪飾りとかあったりして補助道具とかでどうのこうの言ってたけどそれもお前狙っただろうと。

さりげに魔女っ子っぽいというか何処かで見たアニメの道具っぽいというか

研究員につっこみを入れて気にしないようにしていたのですが部下達の視線がどうも胸あたりにいっているんですよね。

特に下乳に。

え?

私の隊に居る爆乳天使と異名を持つティアラちゃんならいざ知らず私をちょっぴり熱を込めた目で見てるような。

それともいい年してそんな破廉恥な服着てんじゃねーよとかそういう事でしょうか?

そっちの方がいいな!!

ちょっ!!誰だ!!ケツをガン見してる奴!!

お前か!!スーツを着ていない組のいかついスキンヘッドからの視線がいたたたた!!


「それでは組み手をしていただきます」


やっと?やっとなの?

今までの沈黙なんだったの?


「二対一でブロウリー副隊長が受ける形でお願いします。私共は邪魔にならないように別室から見させてもらいます」


そう言って私たち三人を残して部屋から出て行く。

数台のカメラがあるのでそれを見ているんでしょうが、これ、残るよね?

こんなの着てるの資料として残されちゃうんだよね。


「よろしくお願いします」


うん。やる気だなお前ら。

こうなったらやってやりますよ。

二人がかりだって負ける気はしません。


「いつでもどうぞ」


私の羞恥心を貴方達で発散させてもらいます。





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