表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界QUEST  作者: ヴェイン
Act.1
35/74

勝敗

石田三成の姿を俺は見ようとする。すると、身体が半分になっている石田三成が立っていた。

俺は身体を真っ二つにする程の攻撃を放ったようだ。



『あ・・・まじ・・・か・・・」



何だこの運で勝った感じの勝利は。全然勝った実感がわかない。これで俺はレベル10になったって事だよな?

石田三成は絶対に立ち上がる事はできないだろ。真っ二つにしたんだから。



『海埜 義宗はLv10になりました。次のLvまであと1つの【異世界QUEST】、青の扉のCLEARが必要です。

あと1分でこの場所は消滅します。扉から出なかった場合は強制的に退場となります』



アナウンスが出た。これは勝った証拠だ。ただアナウンスは次のLvまで異世界QUESTの青の扉のCLEARが必要と言った。

レベル10からは別の色の扉も挑戦できるのか?



この異世界からはおさらばだ。石田三成が言っていたナギトって何だったんだろうか。それが気になるがとりあえず

異世界から出よう。



扉から出て行くと、元の場所へと戻ってきた。元の場所は会社近くの住宅街だ。辺りは真っ暗になっており、夜も深くなってきている。

今日の異世界QUESTは終わりだ。ようやくレベル10にあったから、入峰の奴に会おうか。



少し夜道を歩くと、急に異音が聞こえ始める。


ギィーーーー…ギィイイイイイイイ!!



「なんだこの音!!」



周りには誰も居ないし、住民がこの音を聞こえているわけでもなさそうだ。

結構大きな音だから住民が驚くはずだ。これは・・・俺にしか聞こえていない音。



何処かの扉が開いた音だが何処だ?



「え?・・・辺りが白黒の世界に変わってる?」



何だこれは?俺の周りには色彩が無くなり、白黒の世界が広がっている。

レベル10になったから何かが始まるのか?



俺は辺りを見回していると、10メートル先ぐらいに大きな黒の扉が出現していた。

どういう事だ?俺はその扉へと向かって行く。



「待て!」



扉へと向かって歩き始めると、背後から男の声が聞こえた。

俺は振り返ると、1人の黒いローブを来た人物が立っていた。あれは・・・入峰と同じ黒いローブ。



「その扉の先には・・・異世界QUESTの首謀者が居る」



「そうか・・・・・・ってえええ!!?」



「倒せばこの異世界QUESTは終わる。お前はその権利を獲得したんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ