表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界QUEST  作者: ヴェイン
Act.1
33/74

石田 三成

攻撃が見えなかったが、何故か防ぐ事が出来た。何処から現れたんだ?石田三成の攻撃で俺の手は少し痺れている。

今までの2人と全然違う。コイツは・・・ガチで強い。



『さて・・・名前を聞いてなかったな』



「海埜 義宗だ」



『海埜か。すぐに楽にしてやる。この異世界QUESTから消えろ!』



石田三成の口から何故異世界QUESTという言葉が出てくる!?俺はそれに驚いたせいか、石田三成の攻撃に集中できていなかった。

一瞬で俺の右腕を斬りつけて通り過ぎていった。



右手に痛みと痺れが走り、俺は物干竿を右手で持てなくなる。仕方なく左手で持つが、俺は右利きだから

良いように刀を振れない。



石田三成は瞬間移動でもしているのか?まったく攻撃が見えないうちに攻撃をされた。

しかも異世界QUESTを知っている・・・。どういう事なんだよ。



「回復するか・・・それともまだ我慢するか・・・」



『まだ耐えるか。今までの相手とは全然違うな』



「お前は何で異世界QUESTを知っている?」



『・・・さぁな。知りたければ倒して見ろ』



石田三成は再び向かって来る。俺は集中して石田三成の攻撃を見る!

足に黄色い雷が纏っているのが見える。



俺は物干竿で何とか石田三成の攻撃をガードする。瞬間移動ではなく、ただ移動速度が早いだけ。

雷の力を借りて、自分自身の脚力を上げているのか?



これは・・・今までの相手なんて比べものにならないぐらい強い。レベル10の関門はきついな。



『2度もガードするか。何なんだお前』



「こっちのセリフだよ」



俺は斬られた右腕の傷を回復し、両手で物干竿を握る。そして石田三成へと突撃する!

力は俺の方が強いはずだ。物干竿の思いっきり垂直に振り下ろす!



『避ければいい』



石田三成は俺の攻撃を回避して、避けた直後に左脇腹を斬ってきた。

俺の攻撃速度は普通だから、避けられることも考えておかなきゃいけなかった。



まずいって。レベル10で初敗北ありえるぞ!

続けて攻撃を仕掛けるが、全ての攻撃を避けられてしまい、俺はただ攻撃を喰らうだけになった。



『こんなものか?大した事なかったな」



石田三成はもう終わらせようとしている。ここは退いて、回復をした方が良いだろう。

まだ出来るはずだ。俺は石田三成から距離を取ろうとする・・・が、



『遅い!!』



グサッ!!



「・・・あれ?俺の視界がもう半分が黒だ」



俺が逃げている所を石田三成は刀で俺の背中を刺した。

それ以上逃げる事も出来ずに、地面へ倒れたんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ