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異世界QUEST  作者: ヴェイン
Act.1
32/74

大谷 吉継

次は大谷吉継だ。島左近よりも強いかわからないが。遠距離攻撃の武器、弓で攻撃をしてくるか侮れないだろう。

こちらへと近付いてくる気配はないな、俺から向かって行くか。



『来るな!来たら打つ!』



俺は大谷吉継の言葉を無視して近づいていく。結局近づかないと勝てないんだ、倒せないんだ。なら近づくしかないだろ。

異世界QUESTを俺は終わらす為に戦っているんだ。



『喰らえ!』



大谷吉継は弓矢で矢を放ってきた。物干竿のスキルはいつでも発動する事が出来る。だが1度発動してから5秒間は使えない。

使用制限はないようだし、それだけ気を付ければ無限に使えるってわけだ。



俺は矢を動きを遅くし、矢を確実に避けた。それに驚いた大谷吉継へと俺は向かって突撃していく。

物干竿で大谷吉継の腕を斬り落とす!



『ぐわあああああああ!!!』



これで弓は使えない。残酷かもしれないが、勝つためなんだ。島左近ほど時間はかけたくない。

本命は石田三成だから、大谷吉継に時間をかけてられないんだ!




『ま、待て!私はそこまで戦闘向きではないんだ!三成様に会わせてあげますから命だけは・・・』



「知らない。あんたは敵に情けをかけてまで生きたいのか?それが・・・武士なのかよ」



『武士にも色々居るんですよ!』



「俺の知っている武士は・・・強い者だけだ!」



ザクッ!!



大谷吉継の首元へと物干竿を突き刺す。これで大谷吉継は死ぬだろう・・・。

刀を抜き、首元からは血が噴き出し、俺の顔面へとかかる。



目の前が真っ赤に染まる中、大谷吉継は地面へと倒れ込んだ。レベル10に挑むまで沢山戦ってきた。

俺は異常者になってしまったのかもしれない。人を殺す事に迷いが無くなってしまった。



「これで石田三成と戦えるのか?」



島左近と大谷吉継を倒し、ようやくメインの石田三成と戦える。だが姿が見えないが、何処かに隠れているのか?



『2人を倒すとは。しかも1人で。お前は怪物か?』



何者かの声が聞こえる。その人物の声は耳に響いてくるが、姿は見えない。

多分・・・石田三成の声だ。何処に居るんだ!?



『私は強い。左近や吉継と比べものにならないぐらいにな!』



キィーーン!!



俺は物干竿で急にきた攻撃をガードする。目の前には紫色の鎧と兜をしている人物が立っている。

武器は刀、コイツが石田三成なのか?

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