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異世界QUEST  作者: ヴェイン
Act.1
20/74

入峰 是郁②

来栖くるす!こんな時間に来るなんて珍しいな!」



「海埜って俺が殺そうとしてた奴だよな~!クックック、殺さなくて良かった!」



「お前は何を考えてる?来栖くるす優馬ゆうま!」



来栖優馬。一応コイツも俺達の仲間の1人。リーダーに瀧人、来栖、この俺是郁と宇敷、あと2人の7人で活動している。

コイツはいつも先走りして、【異世界QUEST】を拒否した者を殺そうとしている。

も先走りして、【異世界QUEST】を拒否した者を殺そうとしている。



何を考えているのかわからない奴だ。1回リーダーに絞られて欲しい。普段は顔や姿がわからないように黒い服を身に纏っている。

それは目的を安全に遂行するためでもある。



「終わった事をグチグチ言うなよ。で、どうすんの?仲間に入れる?殺すとか言えば簡単に来るだろうなークックック!」



「そんな事はさせない。説得は俺がする。お前は引っ込んでろ」



「はいはい・・・わかりましたよー!俺達の目的のためになー」



俺達の目的か。来栖の目的は本当に仲間の為の目的ではないのか。日本で殺人を犯せばすぐに人生は終わる。

まだ捕まってない来栖は殺人を犯していないってことだよな。



でも海埜相手には本気だった。来栖はいつ何をするかわからない。危険人物という認識を持っていた方がよさそうだ。

まだ仲間になってからそこまで経っていないしな。



来栖は何の為にここに来たのかわからないが、手を振りながら工場跡地から去っていく。



「あいつ・・・何の用だったんだ?」



「来栖には気をつけろ。アイツは不参加者を殺そうとしているんだ」



「まじかよ。それはまずいぜ!俺でも人殺しはしない・・・一応言っとくか?」



「リーダーには言うな。心配はかけたくない。それに・・・リーダーは今異世界に籠っているからな」



俺達は工場跡地を出て行き、明日海埜を仲間に誘うか考えた。誘うなら俺が行った方が良いだろうな。

刺青をしている怖い男が来たらビビるだろうし・・・。



でもどうやってレベル2からレベル5まで上げたんだろうか?【異世界QUEST】も2回しかやってないようだし。

直接聞くしかないな。俺は瀧人と別れて、1人夜道を歩いていく。

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