二話
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8/14 文の修正
エルフィセルが王都についた頃、神界では………
「ふう、ようやく終わりましたね、三人分の転生ってだけで大変なのにそれを記憶残したままってめっちゃ疲れたんですけど……」
とゼライシアがため息をつきながらつぶやく。
「まあ、そう言わないでくださいよ、ゼライシアさん」
と後ろにいきなり現れた若い女性が話す
「……なんでここにいるんですか、代理神アレンシルエさん?」
といきなり現れたのに驚きもせずゼライシアは聞き返す
「いやぁ、なに、地球冥神の生命神のゼクライムさんからの手紙を届けたんですよ」
「はぁ、ゼクライムからの手紙ですかぁ」
とまたもやため息をつく
「まあまあ、絶対に届けろといわれたんですよ、仕方なしによんでみてくださいよ」
「まあ読みますけどね」
と手紙の封を開ける
「んーと……」
ゼクロ世界生命神ゼライシアへ
やあやあ、元気してるかい?僕は元気だよ!
まあ、おふざけはここまでにして本題にはいろう。
この前はありがとうね、さすがに地球で生き返らせるのはいろいろまずからさ、本当にありがとう、でね、またで悪いんだけどもう四人転生させてくれないか?実はさっき、また義昭君関係の人がそれ関係で死んでしまってね、彼等のことも頼むよ、僕の側近も今の仕事終わったら向かわせるからなんとか頼んだよ!
それが終わったら久しぶりに地球に飲みに行こうよ!今回の件のお礼に奢るからさ!
「仕方がない、僕がやりますか」
途中までものすごく嫌そうな顔だったのにいきなりものすごく嬉しそうな顔をしてそう言った
「絶対最後の文みて決めましたよね?」
と手紙をのぞき込んでたアレンシルエが聞く
「え!?や、やだな~、そんなわけ無いじゃないですかアレンシルエさん、僕はしっかりとした善意をもって受けたんですよ、けして地球のお酒につられたわけじゃないですから」
と目をそらしながらゼライシアが答える
「まあ別にかまわないですよ、この仕事をやってくれるなら文句はありません」
「いやー、アレンシルエさんは心が広くて助かります、最近いろいろあって飲めませんでしたからね」
「まあ、まだあなたの代理が務まるほどの者が出来てませんからね、その仕事以外はしばらく大仕事がないのであなたが楽しんでる間は私が代理を務めますよ」
「いやぁ、ありがとうございます。さて、仕事の話に戻りますか、転生するのは四人でしたがそれぞれの名前は?」
と聞かれたアレンシルエは紙を見ながら答える
「えーと、黒髪黒目で髪が腰あたりまである女性が秋之原錫音さんです、彼女は義昭さんの奥さんですね、で、薄茶髪黒目の肩の少ししたあたりまでの髪の女性は千原綾香さんです、黒髪黒目でワックスなしのマッシュショートの人が新木楽さんです、最後は黒髪黒目の外ハネの方が関野星蘭さんですね」
「なるほどわかりました、では後は目覚めたら開始ですね、まあ、目覚めるのが一緒ならば無理に分ける必要もないでしょう、一緒に行いますかな」
「それでもいいですよ、では私は戻ります、仕事が終わったら私へ連絡にきてくださいね、ではまた」
といい残し消えていった
「さてと、では起きるまで待ちましょうかな」
………数時間後………
「う、うーん、こ、ここは?」
と星蘭がつぶやく
「あ、錫音!綾香!楽まで!みんな起きて!」
「……ん?あれ?星蘭?どうしたの?てかどこ?」
「……あれ?ここどこ?星蘭」
「……え?ここどこだ?」
と綾香、錫音、楽の順に聞き返す
「そんなの僕が知ってる訳ないじゃん!」
と返す星蘭
「……なあ、なんか前のほう光ってんだけど……」
と楽
「おや、一人かと思いましたが皆さんが起きたようですね」
といいながら青年―――ゼライシア――――が現れた
「えと……あなたはどなたですか?あとここはどこですか?」
と綾香が質問をする
「んー、昭義君にやったらできればやめてくれって言われたからな~、仕方ない、説明をしますか」
と一人つぶやくゼライシア
え?え?と四人は困惑をする
「あー、まあ最初に説明するので終わったら質問などをお願いします」
「え?あ、はい」
「んじゃきいてくださいね、まず、あなたがたは死にました、それぞれ覚えてますか?ええ、皆さんは義昭さんが死んだのがショックで死にました、それぞれ死に方はちがいますがね、でまぁ、なぜ義昭さんが死んだかなんですが、これについては詳細がわからないのですよ、軽く説明すると、魂と時、空間、重力、肉体などをつなぐ輪廻というものが壊れてしまったのです、壊れた理由はわかりませんがみた感じおそらく別管理軸の神の干渉でした、それにあれはおそらく誤操作です、そして、まぁあれは我々の責任なので、生命神の私があなたがたに転生、つまりは二度目の人生を楽しんでもらおうかなと思いましてね、あ、今更ですが私はゼクロ世界冥神代表権取締役、生命神のゼライシアです、どうもよろしくお願いします、で、話に戻るんですがあなた方にはゼクロ世界というところに転生させていただきます、もちろん記憶をのこしたまま、であなたがたを転生させる国の王都には、義昭さん、要さん、飽戸さんがいますよ、みな、よく皆さんとやっていたゲームと同じ戦闘スタイル、同じ名前、同じ容姿ですよ、まあとりあえずこんなもんですかね?なにか質問は?」
と一気にしゃべり、周りを見渡す
「えー、特になさそうですね、では早速向こうでの容姿を決めてください、では移動するのでみなさん手をつかんでください……行きますよ、『転移』」
といった瞬間彼等がいた場所が光に包まれた
………………………………………………………………
「……んー?ここは?」
目が見えてきてから見渡すと白い空間にいた
「ここで、それぞれの容姿を決めてください、向こうの世界は色んな色の髪、目がありますし、オッドアイもありますよ、それと終わったらそこにある本にあなた方がいく世界の知識がつまってるので良かったらよんでください、ではごゆっくりどうぞ」
といい机と座布団をだし、お茶もだしてのんびりと飲み始めた
「んー、まあ、あいつ等もゲームと同じっていってたから俺も同じでいいか」
と楽
「僕も同じでいいや」
と星蘭
「私もそうしよう」
と錫音
「ん」
と綾香
「おや、この茶葉、なかなか香りがいいですね、またこんど、地球にたのみますかね~、いや、飲みに言ったときについでに買いますか」
とゼライシア。一人関係ないことを言っているが気にしない。気にしないったら気にしない
………………数時間後………………
「終わった~!」
「俺もだ」
「ん」
「僕もだよ」
「皆さん終わりましたか、わかりました、えー、では最終確認です、あなた方が転生する場所はシルガレント王国王都東門前の森林の中です、でその後は王立高等総合学園にいってください、そこで生きていくための知識、技術が学べます、先にいった三人もあなた方とおなじ年でそこに入りますから、では質問はないですか?」
「……あの、そこの方は?」
と楽がゼライシアの隣にいる青年をさしながら聞く
「ああ、紹介がまだでしたね、彼は地球の生命神の側近、エンジランです」
といわれた青年―――エンジランがこたえる
「どうも、地球生命神ゼクライム様の側近のエンジランです」
といいエンジランが頭を下げる
「は、はぁ」
「では準備はよろしいですか?」
と微笑みながらゼライシアが聞く
「俺は問題ない」
「僕もだよ!」
「私も」
「ん、問題ない」
とそれぞれ答える
「わかりました、では早速はじめましょう、エンジラン」
「分かりました、ゼライシア様」
「「$@~!#_*!:_::#¤¢¢!¤?£¢‘!¥‘!:/:¥/*!£!℃!冥神之転生之祝福!」」
と唱えた瞬間、彼等は光に包まれ、それぞれの意識は薄れていった
……………………
「……ん?ここは?ああ、ついたのね……うーん、まあみんなが起きるまで待とうっと」
………数分後………
「う、んー?ええと、ああ、そうだ、ってことはついたのかな?」
「うん、ついたみたいだよ」
「ん?錫音は起きたんだね」
「うん、星蘭は二人目だよ」
「そっか、面倒だし皆おこしちゃう?」
「んー、そうだね、起こしちゃうか、おーい!みんな!起きて!」
「……んー、ああ、ついたんだね」
「……あるぇ?ここは?ああ、そうだったか」
「よし!みんな、早速王都にいこう」
「ん」
「ああ」
「うん」
「よーし、じゃあ出発!」