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学生の日常。  作者: わくさん?
1/1

とある仲良しの三人。

今回の登場人物

男1...ボケ役。中二病。男2と女1とは幼馴染で今でも仲がいい。中二病ではあるものの先生や目上の人の前ではしっかりとしている。

男2...ツッコミ役。いつも二人共に追い掛け回される日々。現在は女2と付き合っている。性格が良く、勉強や運動も出来るのだが、何故かあまりモテない。男4に懐かれている。

女1...何故か関西弁が強い。頭は悪いが運動神経は抜群であり、街中を歩くと有名人かと思われてしまう。密かに男1に好意を寄せている。

----学校の帰り道----

いつも通りと変わらない日々。

今日の天気は快晴で空を見上げると何一つ雲が無い。

それに今は7月。

梅雨が終わり、蒸し暑くなる時期。

そんな暑い中、三人は横に並んでいつもの帰り道である住宅街付近を歩いていく。

女1「なぁ~、何でこんなにお外は暑いんや?」

男2「俺に聞かれても知らないよ...」

女1「あれ、男1は?」

男2「そういえばさっきから姿を見かけてないな...」

二人が後ろを振り返るとコンクリートで出来た地面に倒れていた。

男1「くっ..どうやら我々闇の守護神にとってのこの眩い光の攻撃は強すぎる...」

男2「なぁ、コンクリートに倒れこんでいる方が暑いと思うが?」

男1「もう魔力が足りない..早く我が故郷に帰らねば我は力尽きてしまう...」

男2「ったくよ...ほら、おんぶしてやるから乗れ」

男1「ふ、我はそんな手段など使わぬ。後少しではあるが、故郷も近い。この力でどうにか帰ってみせる!!」

男2「お前...熱中症になって死ぬぞ...」

すっと男1が立ち上がるが数歩進んだ後にまた倒れてしまう。

男1「ごめん、もう無理、助けて」

男2「早っ!?さっきのテンションどこいったし..」

女1「二人の家より私の家の方が近いんやから私の家寄っていきなよ」

男1「すまない、礼を言うぞ。」

男2「すまんな、ありがと」

そして三人は女1の家に入っていく。

男2「お邪魔しまーす。」

男1「邪魔するぞ。はっ、貴様、もしかしてこの我を倒しに来たというのか!!!」

男2「馬鹿。人の家の猫を敵扱いするなっての」

女1「ごめんな~、最近飼ったばっかで...あんま人懐こくなくて新しい人とかは警戒してまうんや~」

女1は猫を抱き抱えるとリビングに移動する。

女1「今すぐにお茶入れるからね~」

男1「ここはまるで洞窟の中だな...」

男2「人の家の和室を洞窟呼ばわりするなよ!」

女1「は~いどうぞ~、キンキンに冷えたお茶やで~」

男2「あぁ、ありがとな」

女1「気にせんでええよ~家にはいくらでもお茶作ってあるから」

男2「だからいつも水筒があるのか...」

女1「そうなんよ~作りすぎてもうて水筒に入れたりして学校で飲んでるんやけどまだ10ℓ位あってな~」

男2「災害用に置いておいたら?..」

女1「もういっぱいよ~今は30ℓ位あるからね~」

男2「いや作りすぎだろ!!どれだけお茶好きなんだよ!!だから昔から水筒を欠かさず持ってたんだな...」

女1「そうなんやね~たまに忘れるときあるけど」

男2「まぁそこが女1らしいんだけどな」

男1「何だこの飲み物は!?もしやこれでこの我を倒そうというのか!ふっふっふ、いいだろうこっちにもこの手がある...」

男2((あぁ、何でこの馬鹿(中二病)は空気を読まないかな~))

女1「え!?どんなん手なん!?」

男2「何でそんなに興味津々なの!?」

男1「見ろ!これが我の力だ、貴様らごときの人間は我にひれ伏すがいいぞ!!!」

女1「ぇ、どれが力なの?私見えないんだけど...」

男1「この魔力は闇の者でなければ感知すらする事が出来ない。貴様らには到底難しい事だろう。」

女1「ふっふっふ、今のは全部嘘なんやで、私にも炎の力が宿ってな...」

男2「まさかの乗った~?!」

男1「何!?...は、思い出した..貴様もしやたった一瞬で一つの惑星を滅ぼしたという...」

女1「そうなんやで、さぁ覚悟しときな!!」

男2「二人の世界観が分からねぇ!!!」

何だかんだこんな二人の中二病が約2時間程度続きましたとさ。

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