人生をかけた小説
プロ志望です。批判、中傷なんでもどうぞ。頑張って上達していきます!
私の名前は能美あづみ
外見は豊満でナイスバディ。特技は転生で、今は西暦2020年の女子高生に転生してる
本当の年齢は内緒♡
もともとそういう家系に生まれ落ちたのが運の尽き。
お父さんもお母さんも皆、転生してる!
かわいらしい男に転生してる妹(もう転生しすぎて元の姿がわからない!)は今は市の進学校で東大目指して頑張ってる!
「ちょっとあづみー、話聞いてる?」
ふと顔を上げると、友達の番茶が頬を膨らませて立っていた。
番茶とは幼稚園の頃からの付き合いだ。腐れ縁というわけ!
「聞いてる聞いてるー」
「もう!」
番茶は学校でもサングラスをかけている少し痛いおっさんだ。
友達がいない私によく話しかけてきてくれるけど、正直息が臭いのでやめて欲しいと思います。
「今日の放課後、合コンいかない?」
「え、合コン?」
番茶はすっかり機嫌が直ったのか、ニコニコしながら話を続ける
「そそ!隣町のイケメン学校のゆゆたく君が主催してくれたの。向こうは400人ぐらい来るらしいからこっちも数を合わせないと食われちゃう」
「多すぎワロタ」
私はもう何回も転生してるから、合コンとかくそどうでもいいんだけれど、友達付き合いも大事!
「いいよ、どこ集合?」
「駅前のカラ館よ」
「わかった、行くよ、ぷっぷくぷー」
「ばっちり、メイクしてきなよー♡」
番茶は意気揚々とさらに戦力を増やすべく、さらに友達を集めていく。
その姿はまさに獣!
血に飢えた狼!
契約を探す悪魔のよう!
番ちゃんが涙ぐましく頑張って、人を集める姿を見つめながら、先ほどから見ていたニコニコ生放送が急に重くなりエラーが出てしまい、不機嫌に空を仰いだ。
「ぷっぷくぷー」
授業中もニコ生を見ていたら教師のお囃子から叱られてしまい、スマホを取り上げられてしまった。今のこのご時世、スマホを持たない女子高生は坂下忍がいないバイキングだ。
ちなみに、坂下忍も転生している。業界では有名な話だ。
「失礼しまう」
職員室に入ると、熱気がすごかった。
担任のお囃子は職員室では一番奥の席だ。
「ふん」
365年の積み重ねを生かして、一瞬でお囃子の席まで移動する。
「ああ、能美か」
「先生、スマホ返してください」
「はい」
スマホを返してもらい、カラ館に移動する。
待ち合わせギリギリだ。さっきの瞬間移動で肋骨が折れてしまったが、問題ないだろう。
「ちっこくちっこく!」
合コンはかなりの経験を積んできたが、それでもやっぱり合コンは楽しみ!
街でも美男子として有名なゆゆたく君!
私の付き合ってきた男性は軽い5千万人を超えるけど、その中でもゆゆたく君は上位二千人に入る!
うきうきで足取りも軽やか!
うまく行ったら、ゆゆたくとあんなことやこんなこと、キャー!
しかしこの時、私は愚かにも背後から迫りくる陰に気づかなかった。
気が浮かれていたのかもしれない。365年生きていても、油断することもある。
急に世界はゆっくりとなった。物が、時が止まって見えた。
ずおおおお!
背後からは10トンクラスのトラック
365年生きているとはいえ、普通の人間だ。超能力も魔法も、科学の力もない。転生できること以外は全部普通の人間だ。
『ああ、ここで私の転生録も終わりか』
長いようであっけなかった。目元が熱くなったが、感傷に浸る暇はなかった。
鉄の塊が目の前に迫り
そして
私を無慈悲に跳ね飛ばした
「ぷ、、、ぷく、ぷー」
私は、こうして死んだ
はずだった―――
続く
能美あづみ(CVくじら)
番茶(CV番茶)
是非感想をお願いします。
今年から無職です。会社が倒産しました。人生賭けてます、小説家になるしか生きていく方法がありません。借金もあります。
でも正直自信あります笑
喉に末期がんあります、親も病気です、ガチャ中毒です。
水道も止まって、精神病も患っています。
そんな私の小説をよろしくお願いします。