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チートなし異世界生活記  作者: 半田付け職人
第5章 異世界生活5日目以降 ファスタル裏通りのマッピング~地下遺跡
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7日目終了 報告・連絡・相談

 地下から戻ってきて、一息ついた。


「あれは、なんだったんでしょう?」


『分かりません。

 裏通りとはいえ、こんな街中の地下にあんなモンスターがいるなんて。』


「とにかく、今日はもうマッピングは切り上げて、研究所に帰りましょう。

 俺は総務課に報告して、依頼者にもこのことを伝えてもらいます。」


『そうですね。

 私もお姉ちゃんに報告して、どうすべきか相談してみます。』



 その後、すぐに研究所に戻ってきた。

 サラはそのままユラさんに報告するようなので、入り口で分かれて、俺は総務課の方に向かった。


 総務課の担当者に事情を説明する。

 一通り、説明し終えた後、担当者は難しい顔をしていたが、


『今日の朝、調査結果を報告して頂いたので、一度依頼者に連絡したんです。

 その時に、調査はどこまでした方がいいのか?というご質問も伝えました。

 依頼者は、思ったよりも随分仕事が早かったことと、調査を積極的にしてもらえそうな姿勢を気に入ったらしくて、明日契約期間を延ばしてもらうように直接交渉しに来る、と返事をしてきました。

 ですから、明日依頼者が来た時に今の話をしてほしいんです。

 依頼者はファスタルの地理省の人間ですから、ファスタルの裏通りの問題に関しては適切に対応してくれると思います。』


「一応、こちらでユラさんには伝えますけど、他に伝えておいた方がいい人はいますか?」


 まあ、ユラさんに伝えるのはサラなんだけど。


『そうですね。

 調査員の統括には伝えた方がいいです。

 それはこちらから伝えましょうか?』


「いえ、統括にはよく会うので、俺から伝えておきます。

 今まで、ファスタルで地下道が見つかったことはないんですか?」


『私の知る限りではないですね。

 ですから、対応は慎重を期すと思います。』


「分かりました。

 明日は依頼者は何時くらいに来られるんですか?」


『依頼者からは九時にここで、と言われています。

 朝から申し訳ありませんけど、大丈夫ですか?』


「問題ありません。

 じゃあ、明日九時ごろにここに来ます。」


『お願いします。』



 総務課で説明した後、部屋に帰った。

 部屋にはユラさんが来ていて、サラと話し合っていた。


「あ、ユラさん、話は聞きましたか?」


『ユウト君、お疲れ様。

 すごいもの見つけてくれたみたいね。

 サラから聞いたわ。』


「今総務課の人にも説明してきました。

 一応、後で食堂で統括には会えると思うので、そこで統括にも話します。」


『うん、統括には話しといた方がいいでしょうね。

 お願いするわね。』


「はい。

 あと、明日マッピングの依頼者が研究所に来るらしいので、そこで依頼者にも話します。

 総務課の担当者の方によると、依頼者に話したら適切に対応してくれるだろう、と。」


『そうね。

 私からわざわざ話す手間が省けて助かるわ。』


「あと、現地なんですけど。

 そのまま放っておいたので、誰かが入ろうと思ったら入れる状態なんですけど、どうにかした方がいいですか?」


『それなんだけど、サラから聞いた話では、そこって裏通りの奥の方でしょう。

 規制しても守られない、どころかかえって目立たせると入ろうとする人間が出てくると思うのよ。

 今日ユウト君とサラが入る時には、しばらく他の人が入った形跡はなかったんでしょう?

 だったら、そのままにしておいた方が安全かもしれない。

 今、サラとそのことを相談していたのよ。』


 それは確かに一理ある。

 あの広場自体が細い路地の先みたいな所にあったし。

 広場の中でもあの階段は見つけにくい所にあったから、あえて言われなければ誰も気づかないかもしれない。


「そうですね。

 そう言われれば、変に立ち入り禁止とかにしない方がよさそうですね。」


『ええ、それで今後なんだけど、一応、私たちも調査は行う予定だけど、今調査員が出払ってて、しばらくは動ける人間があんまりいないのよ。

 それに、裏通りの地理に詳しい人間なんて全然いないから、その場所まで辿り着けないんじゃないかと思ってるの。

 だから、使って申し訳ないんだけど、ユウト君にはその地下調査に協力してほしいのよ。』


『お姉ちゃん、ユウトさんにわざわざ危ないことさせなくていいでしょ。』


 サラが抗議の声を上げた。


『サラ、あなたの言いたいことも分かるけど、これを頼むのにユウト君以上の人材はいないのよ。

 もちろん、すぐにじゃなくていいわ。

 しっかり安全対策をしてからでいいの。』


「ユラさん、俺は構いませんけど、サラマンダーってそんなに危険なモンスターなんですか?」


 俺の受けた印象では、でかいトカゲってだけだったけど。


『いえ、ただの大きいトカゲよ。

 問題は、サラマンダー自体ではなくて、それが見つかった場所ね。

 ファスタルの街中にモンスターが現れるというのは大問題なのよ。

 あと、ちょっと気になることもあるわ。』


「気になること?」


『ええ。

 あなたとサラが襲われた時、一匹があなたたちの気を引いて、その間に取り囲まれていたんでしょ?』


「そうですね。」


『普通のサラマンダーはただ突っ込んでくるだけで、そんな頭を使うようなマネはしないわ。

 もしかしたら、通常のサラマンダーよりも強力な種類とかなのかもしれない。

 暗くてよく見えなかったということだし。』


 それは、どうなんだろう。

 そもそも俺は普通のサラマンダーとやらも見たことがない。

 だから、判断のしようがない。


『だから、そんなのにユウトさんを近づけるなんて、』


 と、またサラがユラさんに食って掛かろうとするので、


「サラ、大丈夫ですよ。

 今日見たやつの動きくらいだったら、どうとでもなります。」


 と言っておいた。

 サラはまだ納得していないようだが、俺自身に言われて渋々頷かざるをえなくなってしまった。


「心配してくれてありがとうございます。

 あんまり無茶はしないようにしますよ。」


『ユウトさんがそう言うなら私から言うことはありませんけど。』


 一応、これで報告は完了かな。

 あとは、後で食堂あたりで統括に説明して、っと思ったら、目の前でユラさんがニヤニヤしているのに気付いた。

 あ、これウザいやつだ。


『ちょっと知らない間に随分仲良くなったみたいじゃない?』


「いや、気のせいじゃないですか?」


『え~、気のせい~?

 さっき、サラさんじゃなくて、サラって呼んでなかった~?』


 ウザい。

 ホントめんどくさい人だな。


「それが何か?

 別に俺がサラをサラと呼んでも問題ないはずですけど?」


 開き直ることにした。


『ええ。

 別にいいのよ。

 好きに呼んでくれて、サラだろうが、サラちゃんだろうが、サラたんだろうが、なんでもいいのよ。』


 なんだサラたんて?


『でも、サラはユウト君のこと、ユウトさんて呼んでなかった~?

 対等な立場なんだったら、サラもユウトって呼べばいいと思うんだけど。

 それはダメなのかしら?』


「ダ、ダメじゃないですよ。

 サラ、俺のこともユウトって呼んでください。」


『え?

 いいんですか?』


 なんだかサラは嬉しそうだ。


「いいんですよ。

 とりあえず、この人が鬱陶しいから、この話題はさっさと片付けましょう。」


『じゃあ、ユウト。』


 うわ、めっちゃ照れるわ。


 いや、中学生か。

 俺もうアラサーだから、名前呼ばれたくらいで照れてどうする。


「そういうことですから。

 報告も終わりましたので、帰ってください。」


 と言って、ユラさんを追い出した。

 去り際に


『ホント焦れったいわねえ。

 成長期の子供同士じゃあるまいに。』


 なんてのたまっていた。

 ちょっと耳が痛かった。



 ユラさんを追い出した後、食堂に行くことにした。

 いつもの夕食の時間になっていたからだ。


「サラ、食堂に行きましょう。

 この時間だったら統括もいるだろうし。」


『はい、ご一緒します。』


 サラとルッツと一緒に食堂に来た。

 思った通り、おっさんはいつもの席で5人前の定食を食べている。

 俺も自分の定食とルッツのごはんを持って、おっさんに近づいた。


「お疲れ様です。」


『おう、お疲れさん。』


「ちょっと、報告と相談ごとがあるんですけど。」


『おう、概要は聞いた。

 地下に、なんかあるんだってな。』


 あら、早耳だこと。

 話が早くて助かる。

 おそらく、ユラさんが簡単に説明したんだろう。

 あの人はいい加減だけど、仕事はめちゃくちゃ早いよな。

 わざわざ、俺たちに話を聞いた後に食堂まで説明しに来たんだろう。

 ユラさんが出た後、割とすぐに俺も食堂に来たのに。


「ええ、裏通りの奥の方なんですけど。」


『俺はまだ簡単な話しか聞いてないから、ちゃんと一から説明してくれ。

 話はそれからだ。』


「そうですね。では。」


 俺は、裏通りのマッピングを進めたこと、細い道の先に広場を見つけたこと、そこで地下に降りる階段を見つけたこと、そこでサラマンダーに襲われたこと、サラマンダーは一匹を囮に複数で襲ってきたこと、を順番に説明した。


『なるほどな。

 で、おまえがその調査に協力することになった、と。』


「ええ。

 まあ、あそこの場所を知ってるのは現状、俺とサラだけなので、仕方ないかと。」


『まあ、ユラがおまえに頼んだのはそれだけが理由じゃないだろうがな。』


「それは俺は分かりませんけど、統括はその地下について、何か知っていることとかありませんか?」


『いや、知らんな。

 表通りのでかい店で地下倉庫を持ってるとこがあるってのは知ってるが、裏通りの奥にそんな地下通路があるのは聞いたことがないな。』


「そうですか。

 じゃあ、頭を使って襲ってくるサラマンダーの上位種がいるというのは?」


『それも聞いたことがないな。

 俺は何度かサラマンダーと戦ったことがあるが、どいつもただ突っ込んでくるだけのでかいトカゲだったぞ。』


「そうですか。」


 だったら、あいつらはなんだったんだろう。


『で、相談ごとってのはなんだ?』  


「ええ、ユラさんが研究所の方でも調査したいけど、すぐに動かせる人がいないって言ってたんですが、統括の方で誰か手配できる人はいませんか?」


 ユラさんは研究所の責任者だが、調査員の派遣については、おっさんに相談した方がいいと思ったのだ。

 俺はもちろん調査には協力するが、一人で、というのは流石に怖い。

 できたら、腕のいい人と一緒に調査したい。


『なるほどな。

 確かに、今は使える人間で余ってるやつはいないな。

 ふむ。

 よし、俺が一緒に行ってやろう。』


「え?」


『昨日言っただろうが。

 おまえにはでかい借りができたと。

 困ったことがあったら助けてやると。』


「ああ、そういえば。」


『思ったより早く借りを返せる機会ができて何よりだ。

 ただ、そうだな。

 二日ほどは待ってくれんか?』


「二日?

 俺は急いでるわけじゃないから構いません。

 でも、統括が忙しいんだったら、他の人を紹介してもらえたらいいんですけど。」


『俺は統括だぞ。

 一度俺が行くと言ったんだから、俺が行く。

 今は忙しいが、あと二日で今受けている調査を終わらせる。

 それで何の問題もない。

 あとな、今は他の奴は本当にいないんだ。

 いや、採取だけの調査を行える奴とか、単に戦闘だけをこなせるやつはいないわけじゃない。

 だが、戦闘と調査を両方こなせる奴は今ファスタルの守備部隊を編成して、辺境に行っている。

 あっちはあっちで戦闘の可能性もあるし、何が起きているかの調査も必要だからな。』


 そういえば、サラさんも守備部隊が辺境の詳細な調査を行うって言ってたな。

 守備部隊って調査員で編成するのか。

 多分、馬とかで移動してるんだろうから、戻ってくるのはまだ時間がかかるんだろうな。


『今回のおまえの頼みも、そう簡単なわけじゃない。

 ファスタルにモンスターが現れたんだからな。

 単に戦闘だけできても、モンスターが出てきている理由も調査しないと意味がない。

 だから、現状、俺が行くのが最善だろう。』


 失礼な話、おっさんも戦闘特化に見えるけど。

 いや、そういえば、依頼書の簡素化をやったのはおっさんだったっけ。

 こう見えて頭もいいってことか。

 まあ、なんにせよ、おっさんが来てくれるなら心強いのは確かだな。


「そうですか。

 じゃあ、お願いします。

 助かります。

 ちなみに今受けてる調査ってのはなんなんですか?」


『ファスタルの近くの遺跡にいる大型モンスターの殲滅だな。』


 あ、あの俺がときめいた依頼だ。


『最初は一匹だけかと思ったんだが、現地に出向いたら大量に出現してな。

 ちょっと手間取ってる。

 まあ、二日もあれば終わる。』


 ほんとに頼もしい限りだな。


『ま、そういうわけで俺がついていってやるから、安心しろ。

 そんなに心配そうな顔しなくてもコイツに危険は及ばん。』


 と、おっさんはいきなり俺の横にいたサラに声をかけた。


『はい。

 お願いします。』


 俺は隣にいて気づかなかったが、サラはかなり心配そうな表情をしていたらしい。

 それにしても、統括って意外と気配りもできるんだよな。

 だからこそ、調査員たちに慕われてるんだろう。


『あとな、おまえの武器はあのおもちゃか?』


「ええ、今のところはそうですね。」


『まあ、俺とおまえの組み合わせなら、戦闘をするなら、俺が前衛でおまえが援護をすりゃいいんだろうが、そのサラマンダーは頭も使うらしいからな。

 俺が今の調査を終わらせてる二日の間に、なんか小回りのきく武器も用意しといた方がいい。

 あのヨーヨーってのは威力は申し分ないが、サラマンダーのような突っ込んでくるやつにはあまり向かんからな。』


「そうですね。

 俺もそう思います。

 明日にでもファスタルの武器屋に行ってみます。」


『ああ、三日後から探索開始だ。

 おまえとは、どうせ三日後の朝練でも会うだろうから、そこでもう一度打ち合わせだ。』


 お、おっさんも朝練って言ってる。


「分かりました。

 じゃあ、お願いします。」


『あと、俺が行くことはユラには俺から伝えとこう。

 あいつも多分今、必死に動ける人間を探してるだろうからな。

 ユラは多分自分が探した人間におまえが同行する、ってことを考えてるんだろうが、俺が行くんだったら、俺とおまえ二人で行ったほうが早い。』


「はい、お願いします。」


 そうなんだ。

 ユラさん、あんな感じだけど、裏ではかなり動いてくれてるんだな。

 感謝だ。


 話してるうちにおっさんは食事を終えていたので、話が終わると、食堂を出ていった。

 俺とサラはまだ、食べている途中だったので、そのまま食事を続けた。


「サラ、心配かけてすみません。

 でも、俺も自分が見つけたものだから、気になってるんです。」


『はい。

 ユウトさ、…ユウトなら大丈夫だとは思います。

 でもやっぱり心配で。

 あんまり危ないことしないでくださいね。』


 やっぱりなかなか呼び捨てって慣れないよな。

 

「はい。

 統括も一緒だから大丈夫だと思いますけど、危なそうだったらすぐに帰ってきますよ。」


 そのあと、あまり会話も弾まないまま食事を終え、家に帰った。



『今日もマナを使う練習はされるんですか?』


「そうですね。

 一応、あの階段を見つけるまでのデータの整理をしてから、練習するつもりです。」


『ご一緒していいですか?』


「どうぞ。」


 ということで、俺はデータの整理を始め、サラは横でマナを使う練習をしていた。

 

 すぐにデータの整理は終わったので、俺もマナを使う練習を始めた。

 横で練習していると分かるんだけど、サラのマナを使う技術は本当にすごい。

 どんな頭の構造をしてるんだ、と思うくらい細かく操作している。

 あれは慣れとは違うものなんだろうな。

 回路を応用する方法も、サラだったらうまく使えるかもしれない。

 ただ、その前提になる回路の知識を教えないといけないか。

 よし、ちょっとずつそのあたりを説明するか。


「サラ、ちょっといいですか?」


『はい。

 何かおかしかったですか?』


「いえ、ちょっと俺が今試している方法をサラにも一緒に試してもらおうかと思って。」


『ほんとですか?

 教えてくれるんですか?』


 サラはうれしそうだ。

 やっぱり、研究者だけあって、新しいことを知るのが好きなんだろうな。


「まあ、俺はまだうまくいってないんで、一緒に試行錯誤してほしいというか。

 申し訳ないんですけど。」


『いいです。

 一緒にがんばりましょう。』


 サラはやっぱりいい子だ。

 それから、俺は回路の基礎的な部分を説明しだした。

 あくまで、マナの流れのパターンを制御するのに使うから、余分な知識は省いた。


 しばらく教えていたが、サラは理解力もあると思う。

 教え始めてすぐに部屋からノートを持ってきて、メモを取っていた。

 チラッと見ると、きれいにまとめながらメモを取っているみたいだった。

 頭のいい奴のノートってめっちゃまとまってて見やすかったりするよな。

 そんな感じだった。


 そうやって教えているうちにそれなりの時間になっていたので、


「今日はこのへんにしときましょうか。

 サラは明日も仕事ですよね?」


『はい。

 あ、もうこんな時間ですね。

 ありがとうございました。

 すごく勉強になりました。

 またお願いしますね。』


「ええ、ちょっとずつ教えていきます。

 俺自身も勉強しないといけないですけど。」


『じゃあ、一緒にがんばりましょう。

 おやすみなさい。』


「おやすみなさい。」


 サラが部屋から出て行った後、明日の予定を考えた。

 朝の日課はいつも通りとして、その後、地理省の人間に会うんだったな。

 その後は、普通にマッピング行くか。

 でも、その前に武器屋に行って、使いやすそうな武器を探そう。

 おっさんも言ってたけどヨーヨーは使えるところが限定されるからな。

 まあ、そんなところか。


「ルッツ、寝よう。」


 とルッツに声をかけたが、ルッツはすでに寝ていたようで、耳だけピクっと反応していた。

 

 今日は大変な目に合ったけど、明日から準備を整えて、次は万全の態勢で臨もう。

 そんなことを考えながら、眠りについた。




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