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チートなし異世界生活記  作者: 半田付け職人
第2章 異世界生活2日目
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デート ‐ サラ視点 ‐

 今日はユウトさんとデートに行きました。

 デートと思ってたのは私だけみたいだけど。

 いいんです、楽しかったから。

 ユウトさんの普段着かっこよかったし。

 アイスも買ってもらったし。


 途中、行きたくなかったけど武器屋さんや裏通りにも入りました。

 武器屋のおじさんにはやっぱり絡まれたけど、いつもよりもかなりマシでした。

 多分すぐにユウトさんがフォローしてくれたおかげかな。

 裏通りでも道に迷って、また子供のときみたいに、ひどいことにならないか怖くなりましたけど、ユウトさんに着いていったらちゃんと帰ってこれました。

 やっぱりユウトさん頼りになります。


 帰ってきてからルッツ君と遊んであげて、運動で負けたのは悔しかったけど、

 あれは私が弱いんじゃなくて、ユウトさんとルッツ君が異常なんだと思います。


 それから、ユウトさんが、本人もよく分かっていないみたいだけど、マナを使いました。

 意識していないのに、使えたみたいです。

 そんなことがあるのかどうか分からないけど、ユウトさんだったら何でもありなんでしょう。


 帰ってきてからマナの入門書を渡しました。

 あの本くらいなら、すぐに理解しちゃうと思います。

 数学の本もすぐに分かったみたいだし。

 あの本はけっこう難しい内容のはずなのですが、ユウトさんに言わせれば【それくらい】というレベルみたいです。


 しょうがありません。

 世の中にはすごい人がいるんですね。

 私ももっともっとがんばらないと。

 ええ、ちょっと、いやかなりショックでしたし、もうほんと色々自信がなくなりそうでしたけど、今はそんなことはどうでもいいんです。

 その時、私を励まそうとしてくれたんだと思うんですけど、ユウトさんが私の肩を抱いて、あのすごくきれいな瞳で私を見つめて、私のことを頼りにしてる、って言ってくれたんです。

 数学の本のことなんてどうでもよくなりました。

 ユウトさんが頼りにしてくれるんだから、やっぱり私ももっとがんばろう、そう思えました。

 すごく近くで真剣な顔で言われたから、どきどきしました。

 今思い出しても照れちゃいます。


 明日はルッツ君と遊んだりしているそうですが、私は仕事です。

 私もユウトさんとルッツ君と一緒にいたいからできるだけ早く帰ってこよう。


 あと、お姉ちゃんにユウトさんの調査員の件、忘れずにお願いしないと。

 多分すぐに許可はもらえると思うんですよね。

 なんかお姉ちゃんユウトさんのことをすごく面白がっているような気がしますし。

 多分すごい興味もあるだろうから、この研究所にいられるようにしたがっていると思いますし。


 調査員になってもあんまり危険なことはしてほしくないけど、ユウトさんならすごい活躍をしてくれそうなので、それはどうしても期待しちゃいます。


 私も折角ユウトさんのそばにいるんだから、負けないようにがんばろう。

 そう思いながら今日も幸せな気分で眠りにつけました。





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