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チートなし異世界生活記  作者: 半田付け職人
第8章 22日目以降 責任
119/119

あとがき(とお詫び)

 チートなし異世界生活記完結しました。

 ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。

 あとがきに何を書くべきかよく分かりませんので、思いついたこととお詫びを書かせて頂きます。


 まず、この作品の内容について、途中の展開も終わり方も色々思われる方がいるのではないかと思います。

 私としても、当初の予定よりもややこしい上に、何やらモヤっとさせてしまう展開になってしまいまして、ちょっとどうしてこうなった感があります。

 いつかの活動報告に書いたと思うのですが、この作品は全くプロットなしで、私の脳内設定を頼りに書き進めていましたので、書いているうちに少しずつ予定の展開からずれて、気づいたらこんな形になっていました。

 また、あまり長引かせたくないという思いもあり、後半は急ぎ足になってしまい、そのせいもあるかと思います。

 日常のエピソードなども考えていたりしたのですが、結構削ってしまいました。

 ただ、元々考えていたものから、そこまで大きくぶれずに、書きたいことはそこそこ書けたので、一応満足しています。


 そういえば、主人公とサラの恋愛的な展開について、全然進まないという指摘を頂いたことが何度かあるのですが、これに関しては、完全に私の照れが原因であります。

 小説を書く上で、作者の照れが影響するなど言語道断だと思いますが、どうしても素直に書くことができずに省いてしまいました。

 リアルの方は経験が少ないというわけではないのですが、自分で書くほうがリアルよりも遥かに恥ずかしいという、よく分からない状態になっていました。

 もしも期待されていた方がおられたのなら、本当に申し訳ありません。

 恋愛ジャンルではないのでご容赦頂けたら幸いです。

 ただ、最終話のあと、主人公とサラは色々苦労しつつも幸せに過ごしていく、という設定ですので、彼らは私の呪縛から解き放たれた今からイチャイチャするのでしょう。


 ここから、お詫びの方を書かせて頂きます。

 これまで、いくつかの感想返しや活動報告で触れた、私がこの話を書き始めた動機とこれからやりたいことに関してです。

 まず、小説家になろう様にお詫びしないといけないと思うのですが、私がこの作品を書いたのは小説を書きたいからではありません。


 いきなり話が飛ぶのですが、これを読んでいる方はUnityというソフトウェアをご存知でしょうか?

 フリー機能もかなり充実しているゲームを製作する開発環境のことです。

 私は元々一年ほど前からUnityを触り始めまして、趣味としてゲーム製作を行っておりました。

 本業の合間に何冊かの本を読み終え、そこに書かれているサンプルゲームくらいは作れるようになりました。

 それで、さあ、何かオリジナルゲームを作ってみよう、と思い立ち、適当に作り始めました。

 ですが、例えばFPS風のゲームを作ろうとしても、単一のステージでただ敵が向かってくるだけのものしか作れませんでした(それもクオリティが低かったのですが)。

 シューティングにしても同じようなもので、なんら面白みを感じるものが作れなかったのです。

 私のゲーム製作の腕がないから面白いものが作れないのは確かなんですが、よくよく考えてみれば、それ以上に、私はゲームを作ってみたいと思ったものの、どんなゲームを作ってみたいという考えがなかったのです。

 それで、ただその場の思いつきで何かを作ろうとして、すぐに挫折していたのです。

 これは、もしかしたら小説家になろう様で適当に作品を書き始めたのに、特に書きたいこともなくて1話か2話程度で進まなくなる現象と同じかもしれません。


 それで、私は考えました。

 ゲームシナリオが必要なんじゃないかと。

 シナリオがあって、それをゲーム化する、という風にすれば、目的を持って作れるんじゃないかと。

 だから、シナリオをどこかから入手することを考えました。

 私は元々なろう様の作品をいくつか読んでいましたので、なろう様の小説をシナリオとして使わせて頂けないか、と思いつきました。

 ただ、有名な作品は書籍化されているものも多いですし、使わせてくださいと簡単に言えるものではないと思いました。

 ですから、失礼な言い方ですが、マイナーな作品の作者様にメッセージを送って、使わせて頂けないか頼んでみようかと思いました。

 でも、それも本当に失礼な話で、よく考えたら、どんな作品にも作者様の思い入れがあり、そして読者様がいて、その読者様の思い入れもある、という当然のことに思い至りました。

 私の中途半端な気持ちでシナリオとして使わせて頂くことをお願いしても、おそらく到底、作者様やその作品の読者様のご期待に添えるようなものを作ることはできないだろうと思いました。


 だから、人の作品を使わせて頂くのではなく、自分で書いてみればいい、と思いました。

 本当に短絡的な思考で恥ずかしいのですが、それで書き始めたのがこのチートなし異世界生活記です。

 そういった経緯で書き始めたので、当初の目標は【とにかく完結させること】でした。

 完結させないと、ゲームが作れないからです。

 そういう意味では、今ようやくスタートラインに立った感じです。

 どんだけ、スタートラインが遠いんだって感じですが。

 (ちなみに2番目に立てた目標は一話につき、2ブックマークです。これも達成できて満足です)

 序盤でよく指摘された『設定はいいけど、冗長な表現が多い』というのは、もちろん後の展開を考えてのものもあるのですが、実は私が後でゲームを作ることを考えて書き始めたせいでもあるのです。

 例えば、小説の流れに関係のない情景描写などはゲームで使うための設定資料として考えてのものです。

 また、何度か指摘されたことがあるのですが、登場人物の数が少ないとか、移動する世界が狭い、などもゲームを作るためです。

 キャラクター数を増やすことや広大なマップを用意することはリソースの関係上、避けたかったからです。

 これらは、物語の展開と無関係ではありませんが、多くは私の個人的な趣味のゲーム製作を見据えての都合になります。

 それらのせいでこの作品に対してストレスを感じた読者の方もおられるのではないかと思いますので、この場を借りてお詫びを申し上げたいと思いました。

 本当に申し訳ありませんでした。


 もう明らかなのですが、私はこれからこの作品をベースにゲーム作りをしたいと考えています。

 ただ、割と序盤で気づいていたのですが、この作品はゲームを作りやすいシナリオではないので、どこかで挫折しそう、というのが残念なところです。

 折角なので私のゲーム製作の作業記録をエッセイか何かのジャンルで投稿させて頂こうと思っていますが、多分クオリティが低くて見るにたえないものとなるでしょう。

 私の自己満足とあとで見直すときの記録として投稿しようかと考えています。

 そんなものブログでやれ、というご指摘はご容赦頂ければ幸いです。

 あと、世界観が壊れる可能性があるので、この作品の読者の方は作業記録を投稿してもスルーして頂いた方がいいかもしれません。


 長々と乱文申し訳ありませんでした。

 私の作品にお付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。

 機会があれば、また私の作品を読んで頂ければ幸いです。



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