異界邸宅 おまけ話
この話は、異界邸宅編の『ネタバレ』を含みます。
《異界邸宅 主要登場人物》
【レンヤ】
彼について多くは語らない。
【群青灘 藍歌】
超ダイナミック推理アドベンチャーゲーム『イロモノ・ザ・リッパー』に登場する少女。
ゲーム内においては、第一章のストーリーを牽引する準ヒロイン的な役割を担うが、第二章で殺害され、早々にゲームから退場する。
気品と聡明さを兼ね備え、美しい銀髪と青い瞳が特徴。幼少期から身体が弱く、運動全般が苦手である。
世界有数の大財閥『群青灘財閥』の令嬢であり、子供の頃から経済界のドロドロとした部分を見てきた結果、他人を駒として扱うようになった。
しかし、その反動から心の奥底では「誰かに頼りたい」「自分を引っ張っていってほしい」という願望を抱えている。
派生作品では『絶対断罪魔法少女 グレート・アイカにゃん』として主役を務めるが、本編とは別世界という扱いであり、本作登場の藍歌とは無関係である。
たぶん。
【小野町 美海】
アニメ『X:EX』に登場する10人のエキスパートのうちの1人。
美海は『情報処理のエキスパート』であり、都市伝説級のハッキング技術を持つ。
普段はどこにでもいそうな、ちょっと地味目の女子高生。お姫様カットの黒髪ロングヘアと黒縁メガネが特徴的。
卓越したハッキング能力と人一倍の正義感で悪人たちの秘密を暴いていった結果、ネット上の都市伝説『サラシメ(晒し眼)さん』として語られるようになる。
やがてサラシメさんとしての活動がエスカレートしていった結果、『暗殺のエキスパート』暮島 杏莉を送り込まれることになる。
小学生時代にイジメを受けて以来、友達を作ることに抵抗感を抱えていた美海にとって、杏莉は初めて心を許せる友人となったが、最後は杏莉の手によって短い生涯に幕を下ろす。
この一件は杏莉の心に深い傷を残し、彼女が暗殺組織を離反するきっかけとなる。
【光堂 キラメキ】
魔法少女アニメ『クインテット・リバース』に登場する少女。
正体不明の怪物『グリフォス』から人々を守る『人類生存圏防衛機構』に所属する魔法少女チーム『クインテット・ハート』の一員。
金髪褐色肌な、いわゆるギャル系女子。
明るく友達想いな性格で、周囲からも頼りにされている。
魔法少女『レイザーハート』に変身することで『ビーム魔法』を使用。
クインテット・ハートの5人の中では最強の火力と殲滅力を誇り、純粋な戦闘力は5人中トップの実力者。
アニメ第2話においてクインテット・ハートが鏡の中にあるグリフォスの本拠地『裏面』の調査に赴いた際、最初に遭遇した敵グリフォスによって身体を両断され死亡する。
そのショッキングな死に様と早すぎる退場は、残されたクインテット・ハートの4人と視聴者たちに消えないトラウマを与えた。
◇◇◇
《おまけ》
【もし、あなたが異界邸宅に迷い込んでしまったら】
・脱出のポイント その1
召喚されたキャラは、適性者に対し『好感度マイナス』からスタートする。
しかし、召喚されたキャラ同士は好感度マイナスとはならない。
その違和感から「自分の状態はなにかおかしい」と、冷静さを取り戻すキャラクターも出てくるだろう。
例え脱出に直結する能力は持たなくても、最初に召喚するキャラクターは他キャラとの『仲介役』となってくれそうな人物を召喚することをおすすめする。
・脱出のポイント その2
この家は人間の心に悪影響を与える。
異界は決して1人で脱出することはできない。
孤独は確実に人の心を蝕んでいく。
・脱出のポイント その3
この家の扉のロックは『死』をトリガーとして解錠される。
死の判定は『監視カメラに死体が映る』ことによって行われる。
もしも、犠牲者を出すことなく家の外に出たいなら『死を偽装する』必要があるだろう。
召喚したキャラの能力を使用すれば、それも可能かもしれない。
・脱出のポイント その4
この家の外は危険である。
しかし『虎穴に入らずんば虎子を得ず』という言葉があるように、リスクの中にこそ脱出のヒントが隠されているかもしれない。
戦闘に長けたキャラクターがいれば、外の探索も可能となるだろう。
・脱出のポイント その5
脱出の条件を満たさないまま、キャラクターの能力によって家の外に出ることはできない。
しかし『能力を使用して、他の適性者の家に行く』ことは可能である。
そうなれば適性者同士が協力して、異界脱出の活路を開くこともできるかもしれない。
・脱出のポイント その6
異界を脱出する方法は無数にある。
最後まで諦めないことが重要だ。
チャンスは望んだ者にしか与えられない。
あなたは『肉体関係にならないと出られない家』に招待されました。
この家の外に出るには、あらゆるアニメ・ゲーム作品から召喚した女性キャラ3名と肉体関係を持つことが条件となります。
もし、皆さんが異界邸宅に迷い込んでしまったら、どんなキャラクターと共に異界を攻略しますか?
そうした想像を巡らすことも、小説の楽しみ方の一つだと思います。
本作の異界には無数の選択肢があり、無数の脱出方法があり、そして無数の物語が存在するのですから。
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