表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ねえ、君は生きたいですか?死にたいですか?  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/57

お庭でプール

暑い日。


辰巳さんの買ってきた空気で膨らませるタイプのプールを活用することにした。


庭で膨らませて水を張って、二人で水着に着替えて入る。


ご近所さんとも距離があるから、人目も特には気にならないし一応庭に囲いもあるから大丈夫。


「んー、冷たくて気持ちいいですね」


「また百合の可愛い水着姿を見られて眼福です」


「ふふ、もう」


プールで水に浸りつつ、のんびりする。


ただそれだけでも、辰巳さんとなら満たされる。


「そうそう。こういうのは雰囲気が大事だと思ってお昼ご飯にホットドッグや焼きそばやかき氷を用意してますよ」


「プールにお出かけしてる気分ですね」


「でしょう?」


私一人ではしゃいでるわけではないらしい。


辰巳さんもノリノリのようで嬉しい。


「あとほら、シャボン玉」


「え」


「ただただプールに浸かるだけでもまあいいですが、シャボン玉とか飛ばした方が暇つぶしになるでしょう?」


「ありがとうございます」


別に辰巳さんとああでもないこうでもないと喋るだけでも楽しいが、それはそれとしてシャボン玉も綺麗だから好きだ。


ふー、と息を吐きかければシャボン玉が飛んでいく。


綺麗だし、なんとなく気分はいい。


「綺麗ですね、シャボン玉」


「可愛らしいですよね」


二人でしばらくシャボン玉で遊び、一旦プールを上がると焼きそばやホットドッグを食べてデザートのかき氷も楽しむ。


「んん、美味しい」


「用意して正解でしたね」


もきゅもきゅ食べている間に、プールで冷えた身体も温まりまた暑気がしてきた。


「さあ、もう一度プールにダイブです」


「ふふ、はい」


こうして今日も、夏を満喫した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ