表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネオー間違って異世界に送られた猫  作者: OPPA
第6章 オスニア国編
90/189

第77.5話 オスニア王宮(その2)

短いです

『エリー。アントラニア王国から返事は来たか』

ネオたちがクラトを脱出した後、オスニア王宮はアントラニア王国に鳩で書簡を送った。それから一週間が経過している。


『はい。先ほどありました』

そう言ってエリザベート(参謀)は小さなメモをアストラル(南東伯)に渡した。

メモを見たアストラル(南東伯)は机にメモを置くと

『予想通りだな』

呟いた。

メモには、

一人当たり金貨10枚よこせ。そして同じ数の我が国の兵士を南東の訓練施設を使わせろ。

とあった。鳩に括り付けるメモなので、これ以上は書けなかったらしい。


『早急に使者をアミアに送れ』

アストラル(南東伯)エリザベート(参謀)に指示を出すと、1冊の本を取り出した。始祖の日誌である。


(始祖の予測は当たっていた・・・。だが、何かおかしい。1000年も経っているんだ。今頃になってオークが出てきたのは何か変化があったに違いない)


砂漠で、ネオたちが見つけ、破壊した瘴気発生装置の話を思い出していた。ドニアに向かわせた調査隊からは、ドニアの街と飛行場を発見したこと。既に魔物はいなくなっていることの報告を受けていた。瘴気発生装置があったというところは、完全に瓦礫の山になっており、粉々になっているため、何があったのか不明との速報が届いていた。

(さて・・・飛行場が見つかったらしいが・・・飛行機というものをまだ見たことがないな。始祖の時代には飛んでいたらしいが、あれがあれば、アミアにも1日で着くらしい)


訓練施設の入り口も見つかった。兵士の何人かが挑戦したらしいが、1Fすらクリアできず、ゴブリンに殺されると思った瞬間、ダンジョンの入り口に移動していたらしい。命に別状はないらしいが、ネオたちに聞いていたとおりであることが残念だった。


(初回特典か・・・)。

ロディア国にある南西訓練施設で、メリアがクリア出来たのは、再開初回特典があったかららしく、南東訓練施設は使われていなかったものの、1000年間稼働したままだったらしく、初回特典はなかったようだ。


やはり、アントラニア王国にあるという、湖畔のダンジョンでレベル3にしないと不可能らしい。


(シャールカ様がアミアで話をしてくれたら・・・)

魔物の危険は、一旦排除したはずではあるが、不安を隠せないアストラル(南東伯)であった。


そのとき、部屋に兵士が駆け込んできた。


『たっ・・大変です。地下の宝物が光りだしました』

しばらく、唖然としていたアストラル(南東伯)だったが、ようやく思い出した。慌てて、始祖の日誌をめくる。

(あった!)



1020年12月2日

 昼過ぎに、2機の飛行機が西に飛んで行くのが確認された。南東管制所の応答もなしに。そのあと、飛翔体が西に飛んで行ったのが確認された。ドニアのからの報告はないらしい。

気になるのは、飛翔体が上空を通過したとき、瘴気に反応する魔道具が光ったことだ。

 南東管制所から、魔物が接近してきているので脱出する旨の連絡があった。



確か、瘴気に反応する魔道具は、王宮の地下にあったはず・・・。

『誰か。今からイパラに移動する』

アストラル(南東伯)は、始祖の日誌を手に持って王宮を駆け出した。


日誌の最後の頁には、始祖の遺言が書かれていた。

“瘴気に反応する魔道具が光ったらイーストパラストア要塞に移動して立て籠もれ”



次回は2/12の予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ