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ネオー間違って異世界に送られた猫  作者: OPPA
第6章 オスニア国編
82/189

第71話 説明

短いです

『土下座しなくてもいいのにゃ』

ネオは言った。


『許していただけるので・・・』

ローム(ギルマス)は土下座のまま、顔を上げた。


『俺たちがどう伝わっているのにゃ?』

明らかにおかしいと思える様子にネオは気になった。


『はい。伝説の魔物をたやすく討伐するお方だと・・・怒らせたら人間などひとたまりもないと聞いています』

ネオは、ため息をついた。

(魔物を退治しすぎて、危ない人にされてしまっているのにゃ)


『ネオさんは、人間に危害を加える人ではないです!』

メリアが顔を真っ赤にして怒っている。


『そうだぞ。ネオは強いが、人を襲ったりしないぞ』

シャールカも諭すように話している。


ロームは震えながら、

『では・・・街の人を全て魔法で消し去ったという話は・・・』

どうやら、ノッスルの人をネオが成仏させた話が伝わっているらしかった。


・・・


『・・・ということなのにゃ』

ロームにノッスルでの出来事を説明すると、ようやくロームは安心したのか、そのまま、床に座り込んでしまった。


『じゃ・・・魔道具でアンディエットになってしまった街の人を成仏させただけなのですね。魔法で街の人を全て消し去るわけではないのですね』

ロームは彼なりに解釈して、勝手に安心している。ネオが本気でエリアパラライズを掛ければ、街の住人を皆殺しに出来てしまうのだが・・・。当然、ここではそんな説明はしない。


『でにゃ。ここから南にある森と、その中にある遺跡などについて説明したいのにゃ』

ネオが言うと、ようやく正気にもだったロームが、他の職員を呼びだした。


『こいつは、職員のセーラといいやす。』

ネオたちにそういうと、やってきたまだ若そうな女性職員に向かって、


『今から、ネオ様の報告の記録をとれ。いいな!』

『はい!わかりました』

どういう訳か、職員に凄むローム、セーラという女性職員は、ビビりながらも記録をとり始めた。


『・・・という訳にゃ』

ネオは、森の中にある南東訓練所とその隣にある遺跡・・・旧ドニアの街の話をしたのち、瘴気発生装置の話をしたのであった。


『報告ありがとうございます。確認させてください』

セーラが報告内容の確認のため、箇条書きにしたメモをネオに見せる。



=A級冒険者 ネオ様の報告=

・南東の森には、古代文明時代の街であるドニアと、古代文明時代に作られた南東訓練所がある。

・南東訓練所は、3Fのダンジョンで、クリアすると、レベル6程度になれる。但し、レベル1ではクリアできないと思われる。

・旧ドニアの街には、瘴気発生装置という装置が稼働していたため、森の中は瘴気が満たされた状態になっていた。そのため、オークやオーガの特異種が存在していたが、瘴気発生装置を破壊したので、これらの魔物は消滅していくと思われる。

・瘴気発生装置は、この世界にまだ残っている可能性があり、引き続き調査は必要である。



『だいたいOKにゃ』

ネオは、南東訓練所は、この街(ローカの街)から南に出ている街道の終点にあることを追加で説明した。


『南東訓練所からここまで歩いてきたがにゃ、途中、廃村でアンディエットが出た以外は、魔物には合わなかったにゃ』

ネオは何気なくいっただけだったのだが、目の前のロームとセーラは、真っ青になっている。

『全部、成仏させたからもう大丈夫にゃ』

慌てて、ネオは言い足した。


ほっとしたのか、力が抜けたようになるロームとセーラ・・・。やはり、この街の冒険者ギルドの手に負える話ではないらしい・・。


『早速、クラトの政府に報告します』

どうやら、オスニア国政府に報告して対処するらしい。


『それがいいのにゃ』

ネオの目的は、魔物からこの世界を救うことらしいので、既に稼働していた訓練所はネオにはどうでもよいものだった。

(あとは、オスニア国が考えるにゃろ)

この世界の人が魔物に対抗出来ればよいのだから・・・。


『でにゃ。どこか宿はないかにゃ』

次回は1/14の予定です。

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