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ネオー間違って異世界に送られた猫  作者: OPPA
第5章 インゴニア王国編
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第48話 飛行場

短いです

翌朝、朝食を作って食べると1階に移動した。昨日倒したはずのゴーレムは跡形もなくなっていた。

(誰か回収しているにゃ)

 考えても解らないので案内人ゴーレムのところに近づいていく


『格納庫の見物は出来ないかにゃ?』

『教官の許可があれば可能です』

『教官はいないにゃ』

案内人ゴーレムに、格納庫を見せてもらおうと思ったのだが、拒否されてしまった。


とりあえず、一旦、外出するといって建物を出ると、昨日倒したケンタウロスがアンディエットになってウロウロしていたので


『プリフィケーション』

で成仏して貰った。


『ちゃんと魔石を抜かないと・・・』

メリアにまで小言を言われる。

(お前も同罪だろうが・・・)

と心の中では思っているネオであったが、全て、ネオが倒しているのでやはりネオの責任なのであった。


中には入れないが、建物裏にある格納庫を見に行くと、


『えっ!』

『にゃんと!』

昨日は気が付かなかったが、立派な格納庫と、雑草一つない滑走路&誘導路が目の前に広がっていた。


『こんなに広い空間が・・・』

メリアは広い空間が1000年も整備されていることに驚いていたが・・・


(空港が使える状態で残っているにゃ。ひょっとして他の空港を見つければ、使えるかもにゃ)

熊本で、飛行機を見ていたネオは別のことを考えていた。


・・・


『あのまま出てきてしまいましたが、良かったのでしょうか?』

『他に方法がないにゃ』


差し当たって、飛行機が飛ばせても役に立ちそうにないネオとメリアは、訓練センターを出て、街道をナミアという村に向かって移動していた。


『にゃあ、この道、ほとんど人が通らないのに、どうしてこんなに綺麗なのかにゃ』

『そういえば変ですね』


ノッスルとナミアの間は、ほんんど人が通らないにも関わらず、街道がアミア周辺のように整備されていた。


(まさか・・・)


ネオは街道の脇にところどころある石碑をよく見たところ、

(やっぱり・・・にゃ)


なんと、石碑に見えた石は、ゴーレムであった。街道整備用に作られた古代遺跡らしい・・・。


『ひょっとして、昨日、ゴーレムに襲われたのは、ネオさんが石碑に座ったから・・・?』

メリアが妙なことをいう。そうであってもどうしようもないので、わざと答えないことにした。


メリアがずるいと言わんばかりにネオを見ていたその時、

『森から人が来たぞ~!!』


前方から妙な声が聞こえてきた。


・・・


『あんたらどこから来たんね』

ようやく森を出たところで、おじさんたち数人に囲まれてしまったネオとメリアである。


『ノッスルから来ましたにゃ』

ネオの答えにおじさんたちが驚いている。


『この道は、確かにアントラニア王国のノッスルに続いているが、危険なので通行止めにしているだよ』

『通行止め?』

メリアも予想外だったらしく、声がオクターブ上がっている。


『途中、石のお化けが出て危険なので国からの命令が出ているだよ』

どうやら、ゴーレムが危険とみなされてインゴニア王国では通行止めにしたらしい。街道も、通行できないように森の入り口が閉鎖されていた。


『ゴーレムは問題なかったのにゃ』

ネオはそういって話を終わらそうとしていたが、結局、ナミア村の村長宅に連れていかれてしまった。


・・・


『私がナミア村の村長をしている、ラフィットといいますだよ』

『ネオです』

『メリアです』

ラフィットはかなり高齢らしいが、いかにも好々爺といった感じで嫌悪感は感じない。


『ノッスルからきたそうですだが、途中、ゴーレムに襲われませんじゃったですか?』

『1回、休憩しようとしたら襲われたので、やっつけたにゃ』

ネオがいうと、

『えっ!ゴーレムをやっつけたですだど?』

ゴーレムに勝てるわけがないといった調子である。


(倒し方を説明すると面倒だからにゃ)

『つなぎ目を狙ったら、バラバラになったのでそのまま放ってきたがにゃ』

『ほほう・・・』


『村長さんは、ゴーレムに会ったことがあるのかにゃ』

『私はない。襲われたものから話を聞いただけだがよ』

元々、往来は少なかったらしい。それでも、行商で使うものがいたそうだ。なので、村には営業はしてないが宿屋があるそうだ。今は通行止めなのでだれも来ないらしい。

(ということは、ノッスルの街で魔道具の犠牲になった人もいなさそうにゃ)

ノッスルの街のことを話すと、ますます面倒になりそうなので、

『詳しいことは知らなかったにゃ。ノッスルではだれにも止められなかったからにゃ』

アノードとトシミツを倒した後は、誰にも止められていないので、間違ってはいないが・・・。


『興味があるなら街道の調査をしたらよいにゃ』

そう言ってこの話は終わった。村の宿屋は営業していないので、そのまま村長宅に泊めてもらうことになった。


『森で仕留めたのにゃ』

そう言って角ウサギを提供すると、村長は

『どうやって・・・』

なにやらブツブツいっていたが、ネオは気が付かないふりをした。


・・・


翌朝、

『お世話になりましたにゃ』

ネオとメリアは村長宅を後にして、デコルに向かった。

次回は12/26 午前9時の予定です。


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