表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネオー間違って異世界に送られた猫  作者: OPPA
第4章 アミアのダンジョン編
43/189

第38.5話 ゲルド・ド・イスタールの報告

アントラニア王国の王宮では・・・

短いです。

次回は11/13の予定です。

 ゲルド・ド・イスタール《アントラニア王国の宰相》は、アルガソード・フォン・アントラニア《アントラニア王国王》に報告をしていた。


『ロディア国のガロータが魔物に襲われ、壊滅したようです』

『なに!』

ゲルド(宰相)の報告にアルガソード(国王)は動揺していた。先日、メストが襲われたばかりだったからだ。アルガソードの知る限り、この国の歴史において、魔物に襲われて街が壊滅したという記録はない。

『このようなことは、過去にもあったのか?』

思わず、ゲルドに聞きただしていた。


『はい。古き言い伝えによりますと、魔物に襲われて古代文明が滅びたと伝わっております』

ゲルドはすまして答えたが、

『そんな、おとぎ話はどうでもよい。我が国の記録にあるのか?』

『ございません』

アルガソードの問いにゲルドが答えた。


『では・・・』

途中まで言いかけて言葉に詰まるアルガソード(国王)


『しばらく様子を見る必要があるとは思いますが、最悪の場合、古き言い伝えの再来を覚悟しなくてはならないかもしれません』

ゲルド(宰相)はあくまでも冷静だった。


『対策はあるのか?』

アルガソードはゲルドに尋ねる・・・が、その目は明らかに絶望的だと思っている死んだ目であった。

『ございません。今の戦力では魔物に太刀打ちできません』

『防ぐ方法はないのか』

『わかりません』

真っ青になっているアルガソードに対して、ゲルドは冷静を保っていた。


『メストで魔物を倒したネオのように、兵士を強化するしかないでしょう・・・』

『可能か?』

『我が国にも、オルトラとエルバートのように、人外の力を得たものがおります。我が国の兵士にも、その力があれば防げるかもしれません』


無言で聞いているアルガソードに対して、


『オケライにいるオルトラは、ネオとメリアにエルバートから悪酒事件の捜査を依頼したようです』

『“ダイキチロウ”とかいう奴の事件じゃな。酒が危なくて飲めないというのは困るぞ』

アルガソードにとっては、悪酒によって酒を禁止されているのが堪えているらしい。


ゲルドは咳払いをしたのち、

『王宮を出たのちの、ネオとメリアの行動を調べた限りでは、南西の森に何かあるようです。2人を尾行していた隠密が、森の中で彼らを見失っています』


『オルトラもエルバートもレベルの秘密は教えてないと言っているしな。無理に言わせようとすると、何かしでかすか分からんし・・・』

アルガソードはつぶやいていた。


ゲルドは、そんなアルガソードを見ながら

『アミアにいる3人のA級冒険者が、泥酔死体としてアミア郊外で発見されております。また、数名のB級冒険者が行方不明になっています。恐らく、あの森のどこかにダンジョンがあって、そこに入ったものと推察します』

といって、報告を終了した。


しばらく、無言でいたアルガソードであったが

『森を捜索して、ダンジョンを探せ。口実は“ダイキチロウ”の捜索だ。冒険者ギルドはダンジョンについて報告しそうにないようだ。なので、騎士団を投入しろ』


『仰せのままに』

ゲルド(宰相)はそういうと、国王の執務室を退席していった。

ダンジョンを見つけても、そのままでは最奥にたどり着かないでしょうねえ・・・多分。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ