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〝俺の『グリフォン』を出したい〟


 「ちょっと着替えるから待ってて! 」


 ハイテンションで奥の部屋へ向かっていった水嶋を玄関で待っている。 紫苑さんからはシラスの電話番号と住所、【今日は夕方まで家にいるってよ、いつでもどうぞ〜だって】というメッセージが入ってきていた。 随分軽いノリで訪問を承諾してくれたようだ。


 「こ、こら〜っ! 暴れるんじゃない! 」


 「おいどうした水嶋っ! ゴキブリでも出たか!? 」


 「まったくこのじゃじゃ馬ムスコは! 大人しくパンツの中に収まってなさい!」


 「そういうのいいから早くしろよ! 」


 しばらくすると、玄関先までどたばたと走ってくる。


 「ワリィワリィ、慣れねぇ突起物に手こずっちまった」


 「飼いならしてるくせによく言うわ」


 元に戻れば一生使えないであろう下ネタを全て出し切っておこう、という並々ならぬ意気込みを感じる。 きっと自分の首を締めるのが好きなんだろう。

 さらに彼女は、俺が今日着てきたものとお揃いの、変なキャラクターがプリントされた色違いのTシャツで現れていた。 俺は黄色で水嶋が水色。 時間の無駄なので突っ込みたい気持ちを抑え、とにかく玄関を出ることにする。


 「いい加減に下ネタはその辺にしとけよ」


 「わかってる……それは本っ当にわかってるんだけど……どうしても止められないんだぁ……」


 「そっか。 息の根から止めてやろうか? 」


 シラスの住所は、パッと見ただけでおおまかな位置に目星を付けられるくらい近かった。 多分、歩いて20分もかからないくらいだ。 行きつけのスーパーがある方角だったし、日常で何度か鉢合わせていてもおかしくない生活範囲圏内と言える。


 時間が惜しかったので早歩きでバス停に向かった。 水嶋はサンドイッチの入ったリュックの肩紐を両手で掴み、俺の後ろを大人しく付いてくる。 顔はにこやかで、眩しそうに空を見上げていた。

 俺が立ち止まって追いつくのを待っていると、女走りで駆け寄ってくる。


 「ねぇ、幽体でしか会ってない人と直接会うの、なんだかドキドキするね。 お家近いの? 」


 「近いよ。 バスに乗ったら五分だ」


 「へぇ。 もしかしたらさ、どこかですれ違ったりした事があるかもね」


 「というか、さっきから聞きたかったんだけど、このお揃いのTシャツ……いつ仕込んだんだ? 」


 「これね、入れ替わった日に私のリュックの中に入ってたんだよ。 それを慶ちゃんのお家で取り出してぇ、タンスにしまっておいただけ」

 

 なるほど。 入れ替わった初日、俺が水嶋の身体で相原家のカレーを作っていたタイミングかもしれない。 そのくらいの仕込みをする時間はいくらでもあっただろう。


 「学校で水嶋のリュックの中見たけど、全然気付かなかった」


 「外側のポケットに入れてたからね」


 俺にぴったりのサイズのTシャツを学校に持ってきていたのか。

 バスが到着して、それに乗り込む。 降り口付近の座席が空いていたので並んで座った。


 「そのTシャツ、もしかして俺に? 」


 「そうそう、あの日の帰り際に渡すつもりだったんだけど……入れ替わっちゃったから。 今日慶ちゃんがそれ着て来たから、うぉお! って感じだった」


 「それは確かに、うぉお! ってなるな。 まぁ本当にたまたまだけど」


 「ペアルック嫌じゃない? 」


 「う〜ん、不思議と嫌ではないかな」


 水嶋は満足げに微笑んでいる。 昨日みたいに、人気動画投稿者のテコマルに扮されるより8倍マシだな、と考えていた。


 「しらすちゃんに会ったら……次はボブだね? 」


 「なんでだよ。今の俺たちがボブから得られるものなんて何一つないだろ」


 「えーなんで! 面白そうでしょ! あの性格を知らなかったら絶対近付かないもの……外見怖いし。 幽体で会ってるからこそリアルで会える人の筆頭だよボブは。 ……あ、マコトとシュンにも会いたいなぁ」


 「『幽体で出会った人たちを巡るツアー』してるんじゃないんだぞ」


 「……それだ! 幽体で出会った人たちを巡ろうよ! シゲオさんとかさぁ」


 「シゲオさんはもう死んでる頃合いだろ」


 「それは私の下ネタと同じくらい不謹慎だぞ」


 「こっちがどんなに思い入れを持とうと、人はあっさり死んじゃうんだ。 そんなもんなんだよ。 実際に会いに行って、もう死んでました、なんて悲しいだろ? 人の死に関しては多少辛辣になっても、ちゃんと心に予防線を張っておかないと」


 「……うん、そうだね」


 「生きてる俺たちは、前を向いて歩こう」


 「……急に掘り下げにくいテンションに持ってくのやめてくれないかなぁ! 」


 バスに揺られながらそんな会話を交わしていると、あっという間に目的のバス停に着いた。 水嶋にシラスの住所を見せると、スマホで調べて先導してくれるようだ。


 「ほんと頼りになるな。 俺ダメなんだよなぁ、地図。 音声ガイドがあってもすんなり行けない自信がある」


 「足りない部分は補い合おうじゃないか」


 「水嶋の足りない頭を補いきれるかな」


 「地図が見られるようになってから言おうね」


 閑静な住宅街を少し歩くと、水嶋が立ち止まった。 この辺りでは珍しい急勾配の坂で、その先は幅の狭い階段に繋がっている。 右側の公園からせり出した樹木が、覆い被さるように階段へ影を落としていた。


 「これ上ってすぐみたいだよ慶ちゃん。 ……折角の階段だしあれやらない? グリコ」


 階段を一段ずつ上り始めると、そんな提案をしてきた。

 正直俺は、シラスに会うことに尻込みしている。

 幽体でもそれほど絡んだことがなかったし、「おとなしい少女」という印象しか持ち合わせていなかった相手。

 その人物が実は死んだ母ちゃんと知り合いで、ウィキの情報が正しいなら大学の同期でもあり、相当な曲者(くせもの)の予感を匂わせている。

 シラスはそれらの事実を最初から知りながら、三年もの間、幽体の俺を見ていたのだ。そのなんとも言えない不気味さが怖かった。


 「慶ちゃん? グリコやろうよ」


 「……あぁ、チヨコレイトとパイナツプルのやつな。 ったくお前は本当に子供のまんまだなぁ……ぜってぇ負けねぇ」


 「グリコとチョコレートとパイナップルじゃその辺の子供と変わらないから、知的な言葉に変えて差をつけようか。 もう高校生なんだし」


 「うーん、知的な言葉か……グルコサミンとチャップリンとパンチパーマだな」


 「頑張ってるけどバカ丸出しだね。 全部6歩だし」


 「じゃあお前のグーチョキパー出してみろよ」


 「グミとちくわとパン」


 「バカを隠す努力くらいはしろよ。 なに? 腹減ってんの? 」


 「腹減ってる」


 チョキで勝ちにいってもちくわじゃ恩恵が薄い。 じゃんけんに勝った方がちまちまと階段を二、三歩進むだけじゃゲーム性も薄ければ爽快感のカケラもない。


 「じゃあ水嶋……こういうのはどうだろう? 勝った方は3秒の制限時間内に、グーなら5文字、チョキとパーは10文字までの好きな言葉をチョイスして使えるっていう」


 水嶋は上半身で『考える人』のポーズをとる。


 「ほうほう……なるほどぉ。 グ、チ、パで始まる言葉ならなんでも使っていいのね。 ただし3秒以内に思いつかなきゃいけない、と……それすっごいおもしろそうじゃないか……! 語彙力と頭の瞬発力が試される」


 「同じ言葉は使えない。 文字数をオーバーしたり、チョキかパーで5文字以下の言葉を使ったらペナルティで三歩下がる」


 「おぉ〜いいねいいね、ゲームっぽい。 使える言葉がどんどん減ってく感じだね? 」


 「言っておくけど、俺はすでにグで始まる5文字のワードを頭の中に3つほどストックしてるからな」


 「いやノリノリか。 急いでるんじゃなかったっけ? 」


 「色んなことを忘れてテンションを上げてからシラスに会うことにした。 そういう意味ではありがたい提案だった」


 「別にそこまで構えるほどの面会じゃないでしょう? いつも幽体で会ってるしらすちゃんなんだから……」


 「その幽体とのギャップが怖いんだよ」


 「まぁまぁ、じゃあこれでテンション上げていきましょうよ。 慶ちゃんルールで行くからね? 行くよ〜? じゃーんけん」


 「ほいっ」 「オラァ! 」


 グーとグー。 あいこ。

 宣言通りにグで始まる5文字を披露したかったが、向こうが裏を読んできた。


 「あーいこーで……」


 「しょっ」 「オラァ! 」


 パーで来ると思ったが、チョキで負けた。 水嶋もグーを狙っていたのか。

 『グ』で始まる5文字はそうやすやすと思い浮かぶものじゃないから大丈夫だ。 この女から出るのはせいぜい『グラウンド』くらいだろう。


 「はい3、2、1……」


 「ぐ・り・ず・り・ぃ! 」


 「あー! 俺のグリズリーっ! 」


 「あはは! グリズリー狙ってた? ストックしてた? はい残念〜! もう私のグリズリーです〜」


 俺がストックしていたグで始まる5文字の言葉の一つ、『グリズリー』を持っていかれた。 水嶋は五段上で腰に手を当てている。

 アイディアを盗まれた気分だ、こんなに悔しいことはない。


 「だまれ! いくぞ、じゃーんけん、オラァ」


 「ほいっ」


 グーはないと踏んでチョキを出したが、二連続のグーにしてやられた。 これはさすがに『グラウンド』か『グランプリ』を取られるか。


 「さん! に! い……」


 「ぐ・あ・て・ま・ら! 」


 「ぐ、グアテマラ!? グアテマラってなんだっけ!? 」


 「古代マヤ文明の遺跡がある国」


 「お前ずいぶんと良質な『5文字のグ』持ってんな! 」


 「まだ四つストックあるよ」


 「……もうグーで勝たせねぇよ! じゃーんけん、オラァ! 」


 「ほいっ」


 やっぱりそうくると思った! 三連続のグーだ! パーで勝った、ぱ、ぱ、ぱ。 えーと、ぱで始まる10文字くらいの……


 「さぁん、にー、いち」


 「パ・ラ・ド・ツ・ク・ス」


 「へぇ〜パラドックスかぁ。 慶ちゃん、頑張って賢そうな言葉選んだねぇ」


 「……うるせぇ」


 「パイナップルでも結果は同じだよね」


 「うるせぇっつってんだろ! おぉ!? 次いくぞ次! じゃんけん、オルァァア! 」


 「ほいっ」


 握った拳をそのまま出したら負けた。

 スピーディーなカウントダウンで焦らせるしかない!


 「さ……」


 「パ・ン・テ・ィ・ス・トッ・キ・ン・グ」


 「あー、なるほど、パンストねぇ……やるじゃん水嶋。 なぁハンデはこれくらいでいいか? そろそろ本気出していいか? 」


 「ハンデにちっちゃい『ツ』を省略してあげたのに気付いてないようだね 」


 もうじゃんけんの駆け引きは二の次だ、出したい言葉に沿った手を出していくことにしよう。

 ……『グリフォン』だ。 どうしてもグーで『グリフォン』を召喚して唸らせたい。


 ……はい、負けた。 水嶋の『パ』が来る。


 「パ・ブ・リ・ツ・ク・オ・ピ・ニ・オ・ン」


 「ぱ、パブリック……オピニオン……? 」


 「大差ついたね。 でもこのゲーム巻き返し要素も強……」


 「は、はいダメ〜。 最後に『ん』が付いたからペナルティな? パブリックオピニオン分だけ降りてきなさい」


 「えっ? ……それってしりとりのルールじゃんかぁ! 聞いてないぞぉ! 」


 「はやく降りなさい。 パブリックオピニオン分、降りなさい! 」


 「だいたい、ペナルティは三歩下がるんじゃなかったのかよォ」


 「はい警告。 次に口答えしたら退場な」


 「とんだ暴君だよ……まぁハンデとしていいかぁ、全然負ける気しないし。 はい、じゃあパ、ブ、リ、ッ、ク、オ、ピ、ニ、オ、ン。 降りましたよ」


 「よし。 そして俺は水嶋のペナルティによって、パブリックオピニオン三回分の階段を駆け上る権利を得た」


 「……ええっ!? 」


 「パブリックオピニオン! パブリックオピニオン! パブリックパブリックオピニオピニオン! オン、オォ〜ン!! 」


 「あっ、こら待てぇ! それ敗戦濃厚のオセロひっくり返す子供と同じだぞォ! 恥ずかしくないのかぁ! 」


 見事に戦略的勝利を掴み取った俺は、その勢いのまま階段を上りきった。

 辿り着いたのは両脇に住宅が並んだ、車一台通れるかどうかの細い路地だ。


 ——その道の真ん中には、スラリとした女性が姿勢正しく立っていた。 俺の顔を見た瞬間、微かに笑みを浮かべると、両手を前に組んで綺麗なお辞儀をしてみせる。


 「ゆうりちゃん、おはようございます。 先日はお世話になりました。 とても楽しそうな声が聞こえてきたので……待ちきれずに出て来てしまいました」


 「し、しらす……さん? 」


 「しらすちゃんでいいですよ」


 ——美女だ。


 ふわりとしたロングスカート、丸い襟のブラウスに、薄緑のカーディガンを羽織っている。 緩くウェーブした栗色の髪が胸のあたりまで伸びていた。

 俺がイメージしていた『四十代の女性像』とは全然かけ離れていて、その風貌は三十代前半くらいに見える。


 「おぉい! ズルすんなよぉ! 」


 「おふっ」


 追いついてきた水嶋が背中を忌々しいグーで殴ってきた。


 「おいテメェこら、この綺麗な身体にアザでも出来たらどうすんだ? もう一回でも殴ってみろ、地獄の釜で茹で上げるからな」


 「こ、こわぁ……私の声帯でそんなにドスの効いた声出せるのかぁ……」


 水嶋の視線が俺の後方に飛ぶ。


 「あ、あ……しらすちゃぁん! 」


 俺の横を駆け抜け、ぽかんと口を開けているシラスさんに飛びついていく。


 「しらす……さん、だね」


 「シラスでいいですよ」


 「幽体の面影がある! ネットの画像で見るより全然美人だなぁ……! 」


 「……? 慶太さんとゆうりちゃん、キャラクターが逆ですね。 もしかして魂が入れ替わってるとか? 」


 心臓がドクンと跳ねた。

 

 「それって……」


 「慶太さんは幽体で見るより男前ですね」


 「そうですか……? ありがとうございます」


 「ここではあれなので……家の中でお話ししませんか。 お茶を淹れましょう」


 「あ、はい。 ありがとうございます」


 「敬語をやめてください。 幽体と同じように接して欲しいです。 さぁ、こちらへ」


 俺と水嶋は顔を見合わせて同時に頷く。

 シラスの家は古めかしい二階建ての一軒家だった。 入り口に瓦屋根の付いた立派な門があって、表札には『中村』という名前が彫ってある。 その先に、石畳のアプローチが玄関まで続いていた。

 周囲は洋風の一軒家ばかりなので、この家だけが時代に取り残されているような印象を受けたが、少し近付いて見ると老朽化している訳ではない。

 古民家風にデザインされた家なのだろうか? 料亭とか旅館みたいだな、と思った。


 「すみませんが、ここからは左側を歩いてください」


 門をくぐると、先導していたシラスが振り返ってそう言った。 石畳の右側をガードするみたいにか細い両手を広げている。


 「……え。 左側通行なんですか? 」


 「はい。 右側はペストが歩く道です」


 「ぺ、ペスト……? 」


 「感染症ではありませんよ。 飼っていた犬の名前です。 25年前に死んでしまいました」


 「死んだ犬が通るんですか? 」


 「はい」


 「あの。 どうしてペストなんて名前をつけたんですか? 」


 俺が立ち止まってたじろいでいると、後ろから飄々と水嶋が尋ねる。 シラスは玄関前で立ち止まり、また俺たちの方を向いた。


 「二人とも、敬語をやめてもらえませんか? 幽体で会った時のように接してください。 僕の肉体の劣化に合わせて言葉を選ばないで欲しいんです」


 「しらすちゃん、どうしてペストなの? 犬種は? 」


 シラスのオーダーに対し、迅速な対応で言い直した。入れ替わり後の水嶋特有の、異常な対応力の高さである。


 「柴犬です。 ペストという名前は20年前に死んだ父親が付けました。 名付けられた当時の僕はペストという言葉の意味を知りませんでした。 二人とも、お庭を見てください」


 それほど大きくはないけど綺麗な庭だ。 樹木の知識は皆無だから、辛うじて名称が分かるのは紅葉と松だけ。 その二本が庭の中では飛び抜けて大きく、悠々と枝を伸ばしている。


 「ペストはあの紅葉の下に眠っています、僕が掘って埋葬しました」


 脇から滲み出る汗に不快感を感じ、横目で水嶋を見てみたら、紅葉の下に埋まっているペストに合掌して目を瞑っていた。


 「美しい湖に『うん()』という名前が付いていたとしても、その壮麗な風景は揺らぎません。 縁側の先にお花が咲いてますよね? あの花の名前が『ヘドロ』だとしても、その可憐な佇まいには軽微な影響も与えられません。 だから僕は、ペストという言葉の意味を知った後も慣れ親しんだその名前を使い、彼を愛し続けました」


 あっれぇ……。 思ってたよりもヤバそうだなぁ……自分の世界観をぐいっぐい前面に押し出してくる。 でも、まだなんとか付いていけるはずだ。

 ここ数日で変人への対処は上達し、たった今もまだ焦りはなく、心は適温を保っている。


 「お父さんはどうしてその名前を付けたんだろう」と、水嶋。


 「犬と私が嫌いだったのでしょう。 では中へどうぞ」


 俺が勇猛果敢に入っていこうとしたとき、隣の水嶋が耳元で「かなり手強そうだね」と囁いてきた。

 

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異世界転生チーレムギャグ小説も書いております。 『始まりの草原で魔王を手懐けた男。』 ←よかったらこちらも覗いてみてください!
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