紹介
「発動させると思ってる?」
「最終警告です、この場から離れて下さい。」
「消し炭は残さないので安心して下さい。」
「・・・ッ!?マジかよ・・・」
3メートルぐらい前に居たはずの黒髪の女性が背後から太刀を首筋に回し、紅髪の少女が目の前で自分の体と同じサイズの刀身の斬馬刀を横薙ぎの構えを取り、銀髪の女性が操っているであろう短剣が眉間に迫り、柄の部分が炎を纏い始めた。
(・・・ッ一瞬で!?)
背後と目の前からの尋常じゃない殺気を受け
眉間に炎の温度を感じ
(転生初日で死ぬとかないわー、まぁ死んだからここにいるのか・・・ん?じゃ悔いとか特になくね?てかエネもだけど3人も美人だな)
「美女が揃って物騒な物振り回したらダメだろ。」
全く危機感無さげなことを言い
さくやの声を聞いてハッと我に返ったエネが
「ちょっ、ちょっとみんなストップ、ストップ!!・・・ニアがそれ振り抜いたら私もダメージ受けるんだけど!狙ってた?狙ってるよね!?ティアの太刀の範囲だと私の頭も割れるんだけど!?ミアの延焼範囲なら私も炭になっちゃうよ!?あと、なんでさくや君がここにいるの!?それから美女の中には私も含まれているんだよね?」
「「「神権無くしたのですから、エネ(さん、様)も受けていただいて反省していただこうかと思いまして。」」」
「手紙の紙切れみたいなやつが神権ってやつらしくて、俺が持ってたらダメだと思って教会に来たら今ここ↓」
「「「「・・・え?今なんて?」」」」
「・・・とりあえずなんか話さないとだし聞かないとだから武器下げてもらえる?美女の中にはエネも含まれてるからこっち睨むな。」
3人は手元から武器も消しさくやがなぜ神権を持っているのか、まず誰なのかをエネに説明を求めた。さくやも目の前から凶器が消え安堵し、エネに「この人たち誰?」と説明を求めた。
「さくや君は私が別の世界から転生させた人ね、
銀髪の巨乳がミア、魔法と精霊を統べる神
黒髪のポニテがティア、叡智を統べる神
紅髪のちみっちゃいのがニア、武術と武器を統べる神で3人とも私の副神ね・・・ちなみに転生は私の空間魔法とミアの魔力、ティアの思念加速、増加、ニアの魂魄操作を組み合わせたら以外と出来そうな感じだったからやってみたら出来ちゃった。」
「別世界で死んだところをエネに救われた?さくやだ、エネからもらった手紙がステータスカードに神権ってなってて効果見たらヤバそうだったからエネのところに来た、そしたらエネが囲まれて土下座してたからいじめられてると思ってな、まさか転生初日で美女に殺されるとは思いもしなかっよ。」
「イルア内の精霊や魔法をエネさんから任されていますミア:イルアです。さくやさんはエネさんの暇潰しの被害者でしたか・・・そうとは知らずごめんなさいね。巨乳かどうかはさくやさんの判断に任せますよ?」
「同じくイルアの叡智をエネから任されてるティア:イルアだ。エネが私たちの力の使ってまさか別世界から魂魄転生を行うとは驚きだな、てかエネが神権をメモ紙代わりに使ってたのには更に驚いたよ。ミアほど胸は無いが・・・スタイルには自信はあるぞ!」
「エネ様からイルア内の武術と武器の統治を任されていますニア:イルアと申します。エネ様の不手際とはいえ神権をお持ちくださったさくや様には先ほどの無礼申し訳ありません。・・・・・・なにも取り柄がなくてごめんなさい。グスッ」
エネがどこから出したか分からないが円卓と椅子にさくや達を座らせ紅茶のような飲み物を準備し、先ほどの殺伐とした雰囲気とは一転して穏やかな雰囲気の中、各々自己紹介?をした。
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