表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セカンドライフは異世界です  作者: 烏竜茶
ー1章ープロローグ的な
4/49

紙切れ

真っ白な何もない景色の中で

「あれ~?どこ行った~?」(ヤベー・・・イルア創った神権どこやったっかなぁ?)と金髪の美少女がキョロキョロしていると後ろから

「エネさん、またお探し物ですか?あと,私の力をまた勝手に使いました?」と困り顔になる銀髪の美女が声をかける。

「あ、ミアじゃん、おひさ~。

力は面白くなりそうだったからちょっと拝借したよ~」(イルアの神権なくしたーなんて言えないし)

とエネはキョロキョロしながら軽い返事をすると

「ミアも力使われたの?ところで、エネは何してんの?」と銀髪美女の隣に現れた黒髪のこれまた美女が頭に?を浮かべながら聞くと 、銀髪美女:ミアは

「ミアも?ってことはティアさんも?」

と黒髪美女:ティアに聞くとキョロキョロしているエネを呆れ顔で見ながら

「力は確かに使われたけど・・・どうせいつもの暇潰しか何かでしょ?」

軽くため息混じりに答える

(さすが寛大なティアのスルー)とエネは心で小さくガッツポーズをするエネの探し物を見つけるのを手伝うつもりがない二人は「普段から片付けしないから」「まぁエネさんには無理なことですねぇ」と会話をしているとエネの隣に現れた紅髪の美少女が

「イルアがまた改変していますけど?エネ様、'神権'は遊び道具ではないと何度注意したらお分かりになりますか?あと、暇潰しとか面白そうだからと言うだけで自分以外の神力を無断で使用しないことも前も注意致しましたよね?

改変を止めるついでに神権は没収致しますので渡して下さい。」

顔はとてもいい笑顔なのだが目が一切笑っておらず、若干青筋を浮かべながら「ほら、早く出しなさい」とエネに向かって手を差し出す。

エネは紅髪美少女の表情を見て

(あー・・・この目マジなやつだ、ヤベーやつだ・・・ミアとティアはまだ優しいからピーしないけど、ニアは下手に言い訳してボロが出るとピーされるかもだし・・・神力はまだ許される範囲かもしれないけど,「神権なくした」って言ったらピーされるかもだけど、神権が見つからない方がもっとヤバいから・・・てか神権ってメモ紙みたいな紙切れなのが悪いじゃん!・・・でも神権ないのはいろいろまずいから土下座して謝ろう、一緒に探してもらってすぐ見つけるためにも!)とあれこれ思考することこの間約1秒

紅髪美少女:ニアに向かってこの上ないぐらいキレイな土下座をし

「すみません、多分神権なくしちゃいました・・・誠に申し訳ありませんが一緒に探して下さい。」

「「「・・・・神権をなくした!!????」」」

「エネさんってやっぱりバカだったんですか?」

「エネのアホなことには呆れる・・・」

「エネ様の神として自覚が無さすぎて辛いです。」





真っ白な世界の中で神様達がバタバタしている中、さくやは手持ち無沙汰からかエネからの手紙を読み返しながら村へ向かってゆっくり歩き出し

(刀もらったけど{魔獣とか魔物がいる世界}だったりするのか?)

(魔物なんかがいると仮定したら{魔王的な何かがいる世界}とか?・・・エネは今はいないって言ってたか)

そんなことあったらスローライフじゃなくなるからか「物騒は無しだな」と呟き

(そういえばエネは{精霊が居て魔法が使える世界}とか言ってだが魔法使えるならスローライフにはありがたい)

(・・・エネって結構可愛かったな)

これから過ごしていくイルアでのことを思っていると、村の入り口が見えてきたので手紙をバッグの中に入れながら

「まぁほどよく{退屈しない世界}だといーな」

と呟くとカバンの中に入れた手紙がうっすらと光る。



誤字脱字等指摘あったらよろしくです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ