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セカンドライフは異世界です  作者: 烏竜茶
ー2章ーお仕事
19/49

受注

朝食を取り終えた三人はギルドへ行き、職務を受注しようと受付に居る女性に声をかけ、ステータスカードを提示した。

「募集が出てる害獣駆除の職務があるか?あるなら職務の説明を頼む。」

先日ワイバーンを引き連れて騒ぎを起こしたメンバーが現れたことに驚きながらも、ステータスカードを受け取り害獣駆除の職務内容を三人に説明する。

「わわっ!?・・・あっえーと、害獣駆除ですね?職務募集は有りますよ。説明としては・・・

受注後はギルドから募集者に連絡するので、職務の日時決定については少々お時間をいただきます。

駆除職務は猟師の方と一緒に行動して、駆除職務にあたっていただきます。

猟師毎に駆除対象、駆除報酬は違うので、猟師の方から伺って下さい。

職務に関しては、ギルドへの人員募集をかけた順からの選択になるので、受注者の選択はできないので悪しからず。」

受付の女性は、こんな感じですかね?と説明を終えると、さくやたちに受注するかどうかを尋ねた。

さくやは受注を二つ返事で了承し、受注を受けた女性は

「少々お待ち下さい。」と言って奥の部屋へ向かった。

三人は待っている間に軽く談笑していると、女性がさくやたちのもとに戻って来て、さくやにステータスカードを返すと

「猟師の方が、今出れるなら村の門まで来てくれ。とのことでした。」

さくやたちは今出ると言われて驚き

「今の今で出発か?」

と受付の女性に聞くと

「ちょうど出発するところに受注ってことだったので。」

さくやは、相手を待たせたら悪いと思い、エネとアルマに急ぐ様に促して村の門へ向かった。


村の門に着くと、弓を携えたいかにも猟師って感じの男性が三人の姿を見て軽く挨拶と自己紹介をしだした。

「おはよーさん。・・・美少女が二人と兄ちゃんか。俺はセンだ、今日はよろしく頼むよ。」

猟師:センから自己紹介を受け、三人も軽く自己紹介をした。

「俺はさくやだ。今日の職務受注者だ。よろしくな。」

「私はエネです。さくやくんのサポート?で来ました。」

「おはようございます。私はアルマです。私も一応サクヤさんのサポートで来ました。よろしくお願いします。」

センは三人の自己紹介を受け、よろしくな、とそれぞれに握手を交わすと、今日の職務説明をしながら目的地へと歩き出し、さくやたちはその後を付いて歩いた。

「今日はワーウルフの討伐(駆除)、ついでにブラックベアが居たらブラックベアの討伐を手伝ってもらう。

報酬はワーウルフは1尾1000スト、ブラックベアは30000ストだ。

ワーウルフは狩った後一ヶ所にまとめて埋葬、ブラックベアはギルドに毛皮が売れるから自由にして構わないぞ。」

さくやはセンの説明を聞いて疑問に思ったことを質問した。

「駆除したワーウルフについてだが、報酬はいらないから狩った後に俺がもらい受けてもいいか?」

さくやから報酬はいらないと聞いて、センは驚いてさくやに説明を求めた。

「報酬がいらないって、お前タダ働きじゃないか?それにもらい受けるって?ワーウルフはあんまり価値無いぞ?」

「狩りながら食わせるからな、何匹狩ったか分からなくなりそうだし。ブラックベアの報酬だけもらえればそれでいい。」

センはさくやの食わせる、に頭に?を浮かべていると、その顔を見たさくやは

「食わせるのはこいつにな『虚空空間:施錠解除』」

と言って、リオを虚空空間から出すと、センはいきなり出て来たワイバーンに腰を抜かし、口をパクパクしながら驚愕した。

さくやはその姿を見て、驚かせて悪るかったな。と言ってリオを虚空空間に戻した。

センが正気を戻し再び歩き出し、四人が村を出て約2時間ぐらい歩くと雑木林が見え始めると、センが立ち止まりさくやたちを見て、駆除の手筈を決めるためにさくやたちと打ち合わせに入る。

「今日はこの雑木林一体のワーウルフの狩りを手伝ってもらうが・・・お前達の武器は?魔法で狩るのか?まさかワイバーンに丸投げか?」

「サクヤさん・・・まさかとは思いますけど、調査職務と同じ様な感じですか?」

「まぁだいたいそんな感じだけどな。センはその辺で座っててくれ。エネとアルマは、そうだな・・・」




読んでくださってありがとうございます。

誤字脱字等ありましたら指摘お願いいたします。

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