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セカンドライフは異世界です  作者: 烏竜茶
ー1章ープロローグ的な
1/49

転生

岩山 さくや(いわやま さくや)

20才男(スタイル:スリム、顔は普通)

高卒社会人(現実見なまぁまぁなオタク 敬語って何それ?美味しいの?ってぐらい敬語不使用)

仕事ばかりの生活、中学生ぐらいから出来るバイトをして(あれ?こんな人生って楽しいのか?)

ふと思いながらも

(夢もスローライフのために今はがまんだ)と自分に言い聞かせコーヒーを啜りながら、仕事に行くための準備をしようと、立ち上がった拍子に目眩を起こし,体を支えるためにもたれ掛かった棚の上に置いていた辞書からの後頭部への痛恨の一撃により、、、、死。





(・・・・おーい)

微かに聞こえる声に気を付き目を開けると

「おっ?やっと起きたかい?おはよー」

自分の顔を覗きこんでる金髪のキレイ女性がいた。

状況が全く理解出来ずもとりあえずあいさつは返す

「・・・あ・・おはよー・・ござます」(誰?この美少女?)

女性は返事が来たからかニコッと笑顔になるとスッと立ち上がり「立てる?」と言うかのように手を差し出す。

その手を無視して上半身だけ起こし周りを見渡す。

何もない真っ白な場所、金髪のキレイな女性と自分

(えーと、ここどこ?この人誰?)

キョロキョロと周りを見渡し

「ここどこ?この人誰?」

やっぱりこれ以外の思考が生まれないのか口に出る。

「ここは一言で言ったらここは客間って感じのとこ、私はあなたの世界とはちょっと違う世界の神様的な感じの人って思ってくれればいーかなぁ。」

もう一度「立てる?」と手を差し出す

差し出した手をまた無視してさくやは立ち上がると

「え?何?親切に差し出した手をナチュラルに無視するのがそっちの世界の人の常識的な何かなのかな?」

女性が「私は不機嫌です」と言わんばかりのジト目をこちらに向ける。

「自称神様が客間?に俺を呼んで?何の用?」

「あーまた無視ですか。」

さらに無視されて女性は若干泣き目になりながらも

「あなたが元居た世界で異世界転生ものの漫画とか小説がなかなか面白かったから,私も人を転生させられないかなぁ・・・って思ってちょっと頑張って魔法使ってみたら発動のタイミングと同時に亡くなったあなたをここに呼んじゃったみたいな。テヘ//」

「ちょっと待て、え?亡くなった?俺死んだってこと?」

「テヘも無視ですか・・・せめてツッコミぐらいは入れて欲しがったですけどね、まぁあなたの居た世界ではあなたは既に亡くなって49日も終わってますよ。」

また無視され開き直ったのか諦めたのか女性は更に説明をする


曰く、死因、辞書からの後頭部への痛恨の一撃


曰く、自分が呼んでこの空間にあなた(客)が来た。だからこの空間を客間ということにした


曰く、客間に来てあなたが起きるまで今日で50日ぐらい


曰く、私は神様で私が作った世界では一番偉いから扱いをもう少し丁寧に


曰く、転生って聞いたら普通テンション上がるものなんじゃないの?


等後半は説明じゃないなにかをグチると「ここまで理解できた?」とさくやを見る。

さくやは理解が追い付いたのか自分が既に死んだってことに不思議がり

「俺は死んだのか・・・でも今ここで会話してるからあんまり実感無いな」

と小さくため息混じりで呟く






誤字脱字等指摘あったらよろしくです

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