■第三章の登場人物紹介
■テオバルト・カンツラー
バルドール連邦の使節にして、実質的な帝国の支配者となった男。銀縁眼鏡にグレーのスーツ姿。
画期的な自動輸送システムを持ち込み、帝国の兵站を救うが、そのシステムを人質にして国政を牛耳る『合理化モンスター』。
無駄を極端に嫌い、軍楽隊や装飾、さらにはエカテリーナ皇后のドレス代まで削減し、帝国を灰色のディストピアへと変貌させた。
■エカテリーナ皇后
ガレリア帝国の皇后。ディミトリの妻。
庭の薔薇の暖房が切れたことに静かな怒りを見せ、皇帝にテオバルトの排除を命じた帝国の真の権力者。
■レオニード・ヴァン・クレマン
「若き革命の獅子」を名乗る青年。
甘いマスクと情熱的な弁舌で労働者を扇動する。
その正体は隣国の大富豪の三男であり、一度も働いたことがない『革命ごっこ』の偽善者。
集めたカンパを、自身の高級ワインや愛猫のキャビア代に使い込んでいたことをリリアナに暴露され、激怒した支持者たちによって物理的に退場させられた。
■レオンハルト大公
エストリア公国の元首。
「美貌の大公」と呼ばれる銀髪の美丈夫。
金融と芸術の国を治めているが、裏では自身の工房で駄作を加工し、サクラを使ってオークションで高値をつけさせる『資産価値の捏造(粉飾決算)』を行っている。
王国の借金の金利を2倍に引き上げようと画策するが、リリアナとイザベラのコンビに完膚なきまでに論破され、借金を全額免除させられる羽目になる。
■ミミ・フォン・バロン
『メゾン・ミミ』の店主。
かつてのイザベラの『取り巻きJ(初代)』。
イザベラの後ろで荷物持ちをさせられ、名前も覚えてもらえなかった恨みから独立。
イザベラのデザインを安っぽくパクった量産型ドレスで大衆の支持を集め、復讐を果たそうとする。
ライラスに利用されていたことに気付き絶望するが、イザベラに救われ、ローゼンバーグ商会・セカンドラインのチーフデザイナーとして迎えられる。
■ライラス・ル・ノワール
ミミの代理人を名乗る悪徳経営コンサルタント。
ギラギラしたスーツを着た蛇のような男。
ミミの恨みを利用し、ローゼンバーグ公爵家から商標権と金を巻き上げようと企む。
市民ファッションコンテストで大衆を扇動しようとするが、リリアナに裏帳簿(ミミからの搾取)を暴露され、取り巻き軍団の「口撃」とイザベラによって成敗される。




