プロローグ 『始まりの街』
読者の皆様申し訳ございませんでした。
間違えて第一話から投稿してしまったため作り直しました。
骨が折れましたね…。
ということでごゆっくりどうぞ~
*まだ主人公視点ではありません
ここは、冒険者の始まりの街と呼ばれている。かなり大きな街だ。
なぜここが冒険者のはじまりの街なのかというとこの街の外にある森に生息している魔物たちがこの世界で一番低レベルなため冒険者になりたてのものでも一番安全に狩りに行くことができるからだ。そのためこの街はほかの街よりも大きくひときわにぎわっている。そうなるとうわさ話が広がるのも早いのだ。
最近では不吉な噂が広がっている。
それが『ピエロの仮面をつけた冒険者にあったら生きては帰れない』というものだ。
噂の元となっているのは最近ウィーベル皇国の城下町の貴族街でピエロの仮面をかぶったものによる殺傷事件だ。犯人の顔などは隠れていてわからなかったが冒険者協会のバッチを胸元あたりにつけていたらしい。
そのため貴族街はいま貴族以外立ち入り禁止なのだ。それにより商人たちが困っているとか。
まぁとはいえ噂の根源はウィーベル皇国の城下町にある貴族街からだ。ここはウィーベル皇国の城下町からは程遠い場所にある。だからそこまで気にしていないものが多かった。
そう、まさか噂の冒険者がここまで来ているとは誰も知らずに。
◆◆◆
ここは始まりの街から少し離れたところにあるアルデンテという大きな街の一番大きいギルドの中だ。
今はいつもと違い困惑で周囲がとても騒がしかった。
何故なら緊急で始まりの街が壊滅したという情報が入ってきたからだ。
始まりの街が壊滅したということは大きな街を壊滅できるほどの力を持つ何かが現れたということだ。
そしてこの存在が今後国どころが世界を巻き込み混沌へと落としていくことになる。