⑦仲間
「一体なんだったんだろう、忙しいやつだったなあ」
「そうですねぇ」
さっきの螺旋階段とは、打って変わってちがう一本道を他愛もない話をしながら進む2人否、2人と一匹は、、、
「おい」
ん??
「「なんで着いてきてんだよ!!」」
「あらあら、相変わらず息ぴったりじゃないの」
振り返ってそう言い放った2人に、何が嬉しいのか大そうご満悦な笑顔で碧眼の炎龍はそう言った。
果てしない一本道を進見続ける。はじめに口を開いたのは
「なによ、まだ着かないの?」
いや、お前がそれ言うんかーいと思いながら僕は後ろを歩く龍に振り返った。
何だと言う顔で僕を見るも、僕はなにもないという素振りを見せると普通に戻った。
物わかりのいいやつだな
「なにをニヤニヤしてるのですか」
「にゃにゃにゃにもごごございませんが?」
「また何かバカなことでも考えてたんじゃないですか?」
くそこの女鋭いやつだな!
「アーデさんが急に話しかけてくるからですよ!というか下b、あ゛あ゛あ゛〜ごほんごほん、えーと龍?他に名前はないの?」
「今、我を変な呼び方しなかったか?まぁいい、名前ならある!セシル=ジ=トローム=シュベルビン=カムーリ=セルジオ=ルルミこれが我が名である!」
何だこいつの名前長え、いちいちこの名前で呼ぶわけにもいかないしなぁ、そうだ!
「お前名前長いから、頭文字とってセジトシカセルにしよう!」
僕の提案に待ったをかけるのが、いつもの赤髪の女だ。
「あんたバカじゃないのどう考えてもルルミ一択でしょうが」
その意義には言い出した僕も賛成だ。
「アーデよ、ほん゛どぉにあ゛り゛がどうぅ」
「ルルミもなにも泣かなくていいじゃない
の。で名前もわかったことだし本題よ、どうして私たちは同じ道を何度も歩かされているのか」
え、嘘!全然気付いていなかったんだけど、
「そ、そそうじゃよ、だから私はまだ着かないのかと問うたのじゃよ?」
あ、こいつ使えねぇ駄龍じゃねぇか。
「おいルルミあんた仮にもここの守護者だろ何かしらねぇのか?」
「仮とはなんじゃ!仮とは!」
2人で言い合いが始まりそうになったが、そこは流石に古株と言ったところかルルミが引いたものの、バカなシオは勝ち誇った様な顔でルルミに上から目線である。
「我もここに守護者として居座っておったが、詳しいことは全く知らんのじゃよ。どの層にどんな守護者が居るのかも全く知らされておらんのじゃ」
「なんだ、そうだったのか。てことは俺たちは完全に次の守護者か、ルルミに嵌められたかのどちらかになるな」
そう言いながら振り返った僕に、断じて違うと首を振り続けるルルミを見て。僕はこいつはアホだから違うだろうと、全く筋の通っていない推測を立てる。
「それでアーデさんはどう思いますか?」
「そうね、私はルルミの仕業じゃないと思うわ。もしルルミが犯人なら私たちにわざわざついて来てこないはずだもの」
なるほど流石に僕の見込んだ女だ、また評価を上げておかなければ。
ん?その異変に気づいたのは僕だけのようだ。
「シオさんどうしましたか?」
「ここの壁だけ他の壁とは違うような気がするんですが、気のせいですかね?」
気付きにくいがシオが見つけたその壁だけが模様の向きがわずかに変わっている。
「本当ですね他の壁とは違い、模様が斜めになっていますね」
「どれ我にも見せておくれ」
僕はお前には見せまいと、邪魔をしてやろうとルルミを押し退けようとするも、スルリとルルミに避けられた。その拍子に僕はその違和感のある壁に正面から突っ込んだのだ。しかし、壁にはぶつからず僕の体はそのまま壁に飲み込まれていくように、まるでハリー・○ッターの9と4分の3番線のように消えていったのだ。
ルルミとアーデの2人は顔を見合わせてシオの名を呼びかける、すると微かにしかしはっきりとシオの声が聞こえた。
「2人も来てみろよ!」
アーデたちは一呼吸おいてその壁に飛び込んだ。
壁を抜けた先にはまた同じような一本道である。まるでさっき通っていた道と全く同じような一本道だ。
「こっちが本物の次への道ってことですね」
「しかし、何のためにこんなことを?」
アーデはそんなことを呟き考え始めた。彼女が疑問に思うのにも無理はない。わざわざ遺跡に入って守護者に倒される挑戦者を遠回りさせる意味など全くないはずだ。
疑問を持ちながらもしばらく歩いた3人は、今度は全員が顔を見合わせてこう言った。また道がループしていると。
ちょーっと、ゲームで大興奮中です(笑)。あ、エロゲではないですよ。某FPSのPから始まるやつです。今回はルルミが仲間になった?ということで、シオはいいカモを捕まえたと思ってるみたいですが、さぁ、どうですかねぇ。そこも、これからいじっていければと思います(笑)。
さて、今回も見ていただきありがとうございます。次回もよろしければご覧ください。




