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ロード

作者: ポニョ

俺は北中の歩。そして相棒はダムだ。

俺達は小学校の頃から一緒で、2人で中学はトップに立とうと約束していた。こいつとは喧嘩もするが良い相談相手で親友だ。

中学の入学式俺達は気合を入れて学校に向かった。

やばそうな奴が何人かいたが怖いもの無しだった俺はワクワクしていた。

クラスが決まり俺は2組ダムは4組で離れてしまった。

俺のクラスにはやばいやつがいた。しかも2人も。

1人は小学生柔道県3位の染谷。

もう1人は埠頭の一匹狼和田だ。こいつらは中学1年には見えない図体だった。

染谷はいろんなやつにガンを飛ばしていた。

和田は何も喋らず普通だった。

だがまず喧嘩になったのは和田とだった。

和田とはこうなる事はしょうがなかったのだろう。

仲間にすると考えれば悪くないと思い俺は和田とタイマンをはることになった。

階段横のスペースでタイマンは始まった。

和田は俺の胸ぐらを掴んで殴りかかってきた。

俺はそれを避け、横腹に1発入れた。そこから殴り続けたがまだ立ち上がり廊下にあった椅子を投げてきた。

俺は腹が立ち傘があったからその傘で殴った。

和田は謝ってきて俺も謝った。

それで仲良くなり俺の、学校でトップになる話をしたら和田は仲間にはなれないと言った。

こいつは実は真面目でただなめられたくなかっただけだったという。

俺たちの喧嘩を見ていた染谷は小心者ですぐ俺の仲間になった。

だがこいつは柔道があるから喧嘩などはしなかった。

一方でダムはというとちゃんとクラスは仕切ったみたいだが女が出来て少し変わった。

ダムとの喧嘩はまずそこからだった。

俺はある日ダムを呼んだ。

家の近くの神社だ。

ここに来るということはもう何をするかは分かっていたはず。2人で話してタイマンだった。

ダムは空手をやっていてそこそこ強かったが俺は負けるわけにはいかないからスピード勝負で仕掛けた。

ダムのパンチを、受けながらもその倍のパンチを入れて最後はみぞおちに膝蹴りでダムは沈んだ。

男同士ならこれで仲直りだった。


それからは何事もなく普通に生活していた。

俺はダムとニケツでいつもと違う道で帰った。

その道はこの辺の中学で1番不良が多い中学、丸中の奴らが通る道だった。

俺達は何も知らなかったから普通に通っていたら学ランを着た大人みたいな人が近づいてきて話しかけてきた。

「お前ら北中か?」

俺は「はい。北中1年っス」

と答えた。

そしたら、「俺は丸中3年のカズ。北中の蓮によろしく」

と言われた。

正直ビビったが案外いい人そうだった。

北中の蓮と言うのは3年で北中仕切っている、最強の男だった。

蓮くんとは中学に、入った時にすぐ仲良くしてもらって弟みたいに可愛がってもらっていた。

俺はすぐに蓮くんに話した。

蓮くんは俺らもう揉めてないし仲良くなって同盟組んだんだと話した。

それを聞いて俺はすぐに同盟いいねと思った。

北中は3年は蓮くんのおかげでまとまっていたが2年は二つのグループに分裂していた。


一つは敦率いる喧嘩っ早いグループ

もう一つは心率いる頭脳派のグループ


俺は心とは小学校が一緒で仲良かったからこっちのグループとは仲良くしてもらっていた。

だが敦とは何回も喧嘩になりかけている。

敦の相棒の安が初めに俺に喧嘩を売ってきた。

俺がトイレから出ると安が俺をいきなり襲撃してきた。

不意打ちで俺は横腹を膝蹴りされ倒れたがやばいと思いすぐ立ち上がり安を捕まえようとした、だが安は笑って走って逃げていった。

俺は心にその事を話したら安殺ってもいいよと言い出した。

これは心の頭のいいとこでわざと俺たちを揉めさせ自分はいいとこ取りをする作戦だった。

馬鹿な俺はすぐにわかったと言い、安を待った。


安はいつも通り裏庭に、タバコ吸いにきた。

俺は安にタイマンを申し付けた。

安は快くやってくれた。

こいつは怪力で俺の服を握力で破った。

それからは壁にぶつけられた。

そこから俺は安を振り払い顔面に飛び膝蹴りをした。

安はギブと言った。

もう俺に指図するなと言って俺は帰った。

次の日、心と敦がタイマンをはることになった。

その日俺達も見に行くことにした。

独特の雰囲気のなか始まった。

敦は渾身のパンチを出したが心に避けられ肋を蹴られた。だがその足を敦は掴んで顔面を思い切り殴った。

その後は敦の猛攻で心はボコボコにやられた。

これで2年は敦のものとなった。



そして蓮くん達も卒業して俺は2年に上がった。

2年になってからは俺達に逆らう奴らはいなかったが1人俺に対抗心むき出しのやつがいた。

村瀬だこいつは俺に対抗するチームを作ると言い、変なチームを作っていた。

だがそこにはダムもいたのだ。


ダムは俺を裏切って村瀬と俺を潰す計画を立てていたのだ。

その頃俺は仲良くなったばかりの優とタカといた。

そしてそいつらが溜まっているところに行ったが村瀬はいなかった。

そして俺を潰すんかと聞いたらダムは「おう」と答えた。

村瀬に明日神社に来いと伝えて俺は帰った。

次の日俺は村瀬と

優はダムとタイマン

まずは俺と村瀬がタイマンだ。

村瀬はいきがっていたくせにかなり弱かった。

1発で終わった。

優とダムのタイマンはどっちもどっちだったがダムが押していた、だが優は身長が高くて筋肉質だから1発が強い。

右フックがダムの顎に入りダムはダウンした。

俺はダムに聞いた。なんで俺を裏切ったか。

ダムは答えた。憧れだから、歩は俺の憧れで自分がどこまでできるか、試してみたかったらしい。

そんな事しなくても仲間だったら言えと俺は言った。


それから俺は同盟の話を思い出した。

まずは東中と西中と同盟組もうと思った。

東は昔からの友達がいたからすぐに話はついた。

問題は西中だ。

ダムが乗り込んで話をしてみたが駄目だった。

そのままダムが拉致られて俺と優とタカと村瀬は西中に向かった。

ダムは3年の風神雷神と呼ばれる2人ににやられていた。

そこには敦もいた。

敦は元々西中と仲良かったんだ。

俺は同盟の話をしたら西中の2人は俺らの代は関係ないから好きにしろと言ってくれた。


俺はこの頃から東中のカイとよくつるんでいた。

次どこと同盟組む?と話していた。

桜中の健とか会いに行くかと言い、会う約束をした。

すぐに健も同盟組んでくれた。

この街もあとは南中と丸中と三中があったがそこの3つはもう同盟組んでるから俺らとは組めないし丸中とは揉めていた。

丸中と北中は近くにあるからよく喧嘩が起きる。


しかも丸中は不良が多くまとまりもあるから誰かやられたら絶対後から大人数で仕返しに来る。


ある日この街の大きな祭があった。

俺達は同盟の奴らと連絡を取り合って集まることにした。

集合場所に行こうとしていると近くの河川敷で何人か集まって揉めている。

俺達は見に行った。そこには敦と西中の2人がいた。

敦はイケメンで喧嘩も強くて俺は実は敦に憧れていたんだ。だから敦がそこにいて俺は少し嬉しかった。

なにしてるんです?と聞くと今から三中のやつらとタイマンだから見とけと言われた。

そしてそこに三中の奴らが来た。

始めようとした時こっちに警察が来た。

俺達は走って逃げた。

なんとか逃げ切り場所を変えてタイマンが始まった。

敦は初めめちゃくちゃ殴られていて負けると思った。

だが相手の胸ぐらを掴んで離さずに殴り続けて馬乗りになった。

もういいだろうと思い、近づくと最後にオラっと言って顔面に膝蹴りをして敦が勝った。

最後の一撃は大事なんだと感心した思いもあった。

こっちを向いてニッコリした敦の顔は犯罪レベルでカッコよかった。

三中をやったことにより同盟の丸中、南中も動きだした。

南中には双子の兄弟がいた。

兄は筋肉ムキムキで喧嘩無敗。

弟はリーゼントでとにかく早いらしい。


丸中には絶対的王者のヒカルがいた。

ヒカルは1回あった事があるがオーラというかとにかくでかく見えた覚えがある。俺の倍ぐらいに感じたな。

他にも強い幹部の奴らがゴロゴロいる。


そいつらと戦争が始まろうとしていた。



がいつまで経っても始まらない。

俺らでなにか起こすかと俺は仲間に伝えて丸中の溜まり場のゲームセンターに行った。

そこに金髪チビがいた。

めちゃくちゃガン飛ばして来るから、なに?と言うと、お前がなんじゃ!

と言ってきて、俺は君小学生だよね?お兄ちゃんたち今日来てない?と聞くと、「俺は丸中3年じゃ」

と言い出して俺達は笑った。

するとそいつは「お前らどこのもんじゃ」と言ってきたから「俺達は北中2年の歩っちゅーもんです」と言って笑った。するとそいつは逃げるように去って行った。


俺達はそのままゲームでもしようかと思いブラブラしていると奥から15人くらいの不良が出てきてその中に金髪チビがいた。

俺達は5人だったので逃げた。

1個上15人相手はさすがに厳しい。

相手は追いかけて来たがなんとか逃げ切った。



次の日俺達が裏庭でタバコ吸ってると不良が北中に乗り込んで来た。

昨日の奴らとは顔が違った。

でもすぐに丸中とわかった。

俺達は歩ってやつどこにいる?と聞かれ俺だけどと答えるとフェンスを登って来た。

俺は戦った。ダムも優もタカも。

そしてすぐに心と安と敦が助けに来てくれた。

俺達も必死に戦っていたら先生がきた。

そしてこの一件は一段落した。

だがそれから俺は丸中に狙われる様になりそれはこの街の中学の、噂になっていた。


だがある日を境に全くそれは無くなった。

卒業式が近づく中敦が俺の前に来た。

顔がボコボコだった。

どうしたのか聞くとお前もう狙われねぇからなと言ってくれた。

敦はヒカルに話してヒカルとタイマンはったらしい。

ヒカルには適わなかったが次は勝てると言っていた。

俺は敦に感謝した。



卒業式の日敦達は卒業していった。

寂しい気持ちもあったが楽しみの方が大きかった。

俺達が1番上になったからだ。


新学期が始まり、いきなり、2年の奴らが調子に乗り出した。

俺達は後輩に何も言わなかったせいもあるがとにかくやばい。

爆竹をいつも通学路で鳴らして人をビビらす。

ナイフも振り回す。

こいつらはどうにかしないとと思い俺は2年の不良全員呼び出した。

初めはいきがっていたが俺は言った。

「今から1人ずつ順番で来い、1人ずつタイマンだ。誰か1人でも俺に勝ったら何してもいい。

でも俺が負けなかったらお前ら全員俺の仲間な」


すると1人のやつがかかってきた俺はそいつに格の違いを見せた。

次の相手も走ってきたのを掴んで頭突きをして倒した。

あとの奴らはもうかかって来なかった。

それから俺はこいつらをちゃんと教育して守ろうと思った。


この頃俺は隣町の中学の大中の奴らと仲良くなっていた。

こいつらとは色々ありすぎた。

揉め事はあまり無かったがダムが急に俺達と距離を置くようになっていた。

一緒にも帰らないし夜も遊んでくれない。

また神社に呼んだ。

タイマンしたがダムは弱くなっている気がした。

ダムは泣いていた。

どうしたのか聞くとダムは高校のことを考えていた。

でも俺達とは遊びたいどうすればいいかわからなかったらしい。

ダムは結構考えるんだ色々な事を。それをやめろと俺は言った。なるようになる。それが俺の口癖だった。

それからはダムは普通につるむようになってよかったがダムが西中の奴らに狙われていると噂に聞いた。

西中とは同盟組んだのだかおかしいと思い聞いたら西中のOBのやつらに狙われていた。

理由はダムがOBの人に変なあだ名で呼んだことだった。

OBの人は俺は前からバイクを一緒に乗らせてもらって仲良かったがダムにだけはすぐに喧嘩を売って俺はそれをいつも止めていた。

それでも何事もなく済んでいたからよかった。

だがそれから何日か経ち部屋で話していたら知らない番号からの電話だった。

俺は出るといきなり文句を言われて誰?と言うとなんかよくわからないことを言っていた。

ダムがそいつの女に手を出したとか、それを俺はダムに確認したら手を出したと言った。

俺達は人に迷惑をかけないと約束しているのにそれを破ったからには罰を受けないといけない。

俺はダムをボコった。

そのままその男のところに連れていった。


その男は30歳の建築現場作業員だった。

ダムとそいつはタイマンをはることになったが


なんとダムが勝ったのだ。俺達はそのままそいつを残して帰った。帰り道ダムにスゲーじゃんと言うと歩とやった後だったからすげー弱かったとか言っていた。

俺はまたダムを小突いてタバコを吸った。


ダムはなかなか問題児だったが親友だからしょうがない。

この頃は優もよく一緒にいた。

ダムよりも一緒にいる時間は長かったかもしれない。


そんなこんなで夏休みも何事もなく終わり秋が来ていた。学ランに変わる時だ。俺はこの時の外の匂いが好きだ。この時期が来ると今でもダムに電話してしまう。

この頃大中の番長司が三中に転校する話を聞いた。

こいつとは初めて電話した時から気に食わなかった。

会ったら絶対喧嘩と思っていた。

だが意外と仲良くなりそれから毎日遊ぶようになった。

ただ三中の番長のしょうだけが気に入っていなかった。

しょうと司はいきなり揉めて司が勝ったらしい。

それで何故か俺に勝てるとみんなに言いふらしているらしいから俺は三中に乗り込むことにした。


しょうは出てきてタイマンをはることになった。


しょうはボクシング経験者だったが俺は1発先に殴らせた。

相手はその後は大振りで殴ってきたから交わしてアッパーを入れてハイキックで倒した。

それからこいつとはなかなか仲良くなれなかった高校に入るまでは、


それから何日か経ち次は丸中が喧嘩を売ってきた。

丸中の№1ゴリと№2サルが喧嘩を売ってきたのだ

丸中は後に2年に3年がやられてしまうという事件が起こるがその前の話だ。

ゴリは何故か俺の友達の顔が腹立つからそいつとタイマンはりたい。サルは俺には余裕で勝てると言っていた。

場所は丸中の近くの神社ですることになった。

ゴリはタカとやったがやっぱりゴリは強かった。

タカは瞬殺されてしまった。

そしてゴリは用事があるからと帰ってしまった。

そしてサルとタイマン、

俺はサルに最初に殴られて左目が少しあかなくなったが髪を持ち連打で顔面を殴った。すぐにギブと言ったのでお前じゃ俺に勝てねーよ。と言って頭を撫でてやった。

リベンジさせてと言うが何回やっても同じだった。

後輩は俺の教育でめちゃくちゃ出来るヤツらになっていた。

挨拶、タバコも出して火をつけてくれる、飲み物も買ってきてくれる。

それはなぜかと言うと、


後輩がいきなり、歩先輩、校庭に違う学校の奴が来てます。と言っていた

俺達はみんなで出ていった。

そいつは俺の、一個上の先輩だった。

話を聞くと俺に頼みがあるという。

それはそいつの高校の奴とタイマンはるから来て欲しいと言うことだった。なんで俺達なんだと聞くと歩しか頼れないと言った。

俺はしょうがなく後輩も連れていった。

すると相手は5人くらいで先輩を袋にしようとしていた。

俺は後輩に来るなと言い先輩とその5人を倒した。

それから後輩は俺にめちゃくちゃ良くしてくれるようになったのだ。


それから優と俺はいつも一緒にいたが喧嘩も増えてきていつしか優は俺とタイマンを、はりたいと思っていた







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