表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

歌の話

独奏歌

作者: 甘味処 雨

僕は席から立ち上がる

そして舞台へと足を出していく


心の音がうるさくて

だけど僕の足は止まらない


心の音が聞こえて聞こえて恐くなる

自分の心なのに恐くなる


だけど僕は歩くんだ

あなたのために歩くんだ

あなたを心のなかで思い出す


そうだ君のために歌うんだ

そうだ君に送るんだ


僕のとっておきの独奏歌

あなたにずっと送るんだ


あなたの心に送るんだ

僕は舞台の上に立ち

そこにいない君を見つけるよ

届ける君を見つけるよ


これは君の独奏歌

これは君に送る独奏歌


あなたの心に送るんだ

想いの限りに送るんだ


音色を世界に響かせて

だけれど君に送るんだ


これは君の独奏歌

これは僕の独奏歌


さぁ独奏歌を始めよう

あなたと一緒に始めよう

僕は何も恐くない


〝あなたを想って送ります〟


〝あなたの心を想って送ります〟



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ