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大変長らくお待たせいたしましたやっと落ち着いてきましたので投稿します!
翌日、王宮にて。
王子「そこまで言うのなら試合だ!」
えっと……なんでこうなったんだっけ?
それはつい数分前……
んーと……なんで王子さまはこちらを睨みつけていて王女さまはこちらをキラキラした目でみてるんでしょうか?
王宮について王の間に通された俺はなぜ王子ににらまれ王女から熱視線をうけていた。
王子「おい!お前!第二王位継承者であるからといって我が物顔でこの王宮をうろつくなよ?それからノエル(王女)はお前には渡さんからな?!」
あー……そーいえば第二王位継承者なんだっけ自分って……
えーと?王子はシスコン?なのか?
王子の名前はルベウス・P・グロリアス
この魔法の国グローリーの第一王子
俺の一つ上の従兄弟であり、第一王位継承者である。金髪で青目の美少年。
(ミドルネームのPはprinceのPである。王位についたらkingのKに変わる。)
王女「お兄様!カムイ様にそのようなことおっしゃるのはわたくし許しませんわよ!わたくしはカムイ様のものですわ……///」
……。兄妹喧嘩?なのか?
王女の名前はノエル・P・グロリアス
この魔法の国グローリーの第一王女。
俺の一つ下の従兄妹であり、俺の婚約者候補の一人である。金髪に紫目将来は確実に美女な美少女である。
(ミドルネームのPはprincessのPである。変化はしない。)
ルベウス「なっ?!ノ、ノエル何故だ?!こんな奴に大切なノエルは渡せるものか!」
……
ノエル「あら、お兄様はカムイ様のすばらしさをご存知ではありませんの?カムイ様はこの年齢で上級魔法は当たり前、最上級の魔法まで使えるそうですわ。ふんっ!お兄様にそこまでできるのかしら?なんでも、もうとうの昔に高等部の勉強まで終わってらっしゃるとか?そうですわよね?カムイ様?」
カムイ『あ、え、ええ。確かに大学部の勉強をはじめたところですが……』
な、なんで俺が高等部の勉強終わらしてるって知ってるんだ?!
前世の記憶があるから数学(この世界ではもはや算数が高等部の勉強なんだよな……)は余裕だし、国語の古典はひらがなだったし。魔方陣は英語だったけど漢字と組み合わせるともっと実用的になったし……
ルベウス「ぐっ……。だ、だが!剣術などはできないんだろ?勉強ばかりやってそこまで手はまわらんはずだ!」
ノエル「あら、お兄様しりませんの?カムイ様は毎朝早朝から走り込みや素振り型の練習など毎日のよう繰り返してらっしゃいますわ。お兄様のようにただ言われるがままにやってるような方にカムイ様が負けるはずありませんわ!」
……だからなんで知ってんだよ……もう突っ込むのも疲れるレベルだよ……
ルベウス「ふん!私がこのようなナヨナヨした奴に負けるわけがないだろ!そこまで言うのなら試合だ!」
と、いうことで王子ルベウスとの試合になりましたとさ。めでたしめでたし。
……めでたくねーよ。