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飛び飛び更新で申し訳ないです……



みんな顔が赤いけどどーしたんだろ?

あ!風邪かな?


『皆さん風邪ですかー?身体に気をつけてくださいね?』


「「「「………もしかして。自覚なし?」」」」


みんな声揃ってるなー


でもどーゆーこと?


コテンっ


カムイが首を傾げるとまた、みんなの顔が真っ赤に…


『…?まあいいや、リリアナ先生!そろそろ僕の部屋に行きませんかー?』


リリアナ「そ、そうね。(ボソっこのままここに置いておくと色々やばそうね。でも、カムイ様とふたりきり…わたし、大丈夫かしら……?」


リリアナ先生がなんかボソボソ言ってるけど?

まあいいか。←


『じゃあ父さま、アル!僕はそろそろ失礼しますね、勉強頑張っていきますね!ニコッ』


父&アル「「あぁ……カムイ(様)もう行っちゃうの(です)か…。」」


ん?なんか泣きそうな顔?してる。

けど、はやく勉強したいしね!


『じゃあ失礼します!』


リリアナ「それでは私も失礼します。」


そして、自室へと向かうカムイであった。



〜その後の父&アルベルトは〜


父「くそっ!仕事さえなければカムイの勉強みてやれるのに!リリアナさんズルいなぁ……。」


アル「旦那様……のせいです。わたくしがカムイ様を手取り足取りお教えして差し上げたのに……。」


父「お前なんかに教えさせたら悪影響を及ぼしかねん!カムイは確かに可愛くて賢くて最高の息子だが。お前はダメだ!」


アル「ぐぬぬ……旦那様さえいなければ……。」



(その晩。カムイ様コンの部屋からすすり泣きが聞こえたとか聞こえてないとか?)



そして、カムイ&リリアナは?


トテトテ


カツカツ


『リリアナ先生!ここです。僕の部屋!どうぞ。』


リリアナ「はい、ありがとうございます。失礼しますね。」


二人はカムイの部屋に着き、そのままイスに座った。


さてと、


『リリアナ先生。何か僕に聞きたいことがあるんじゃないですか?』


リリアナ「?!な、なぜわかったのですか?」


『ふふっなんとなくかな?なんだ僕のことみてたら驚くことが多いみたいだから…。』


そう、僕はやっぱり異常なんだ……


前世の記憶がある僕には2歳を演じることはやっぱり難しい。

自分が自分のことを【僕】って言ってるのもなかなか妥協してるところがあるし。


リリアナ「なら、お聞きします。あなたは一体何者ですか?」


『んー。何者、か……ライトニング家の次男にしてこの国の第二王位継承者……ですね。』


聞きたいことはこれじゃないと思うけどね。


リリアナ「それは……なにも聞くなという事?ですか……」


『そうですね。家族にも言ってないのに初対面のあなたに話せることではないですから。』


リリアナ「そう……ですか。」


『だから、この会話の記憶は消させてもらいますね?いつか、必ずお話しするのでこれで勘弁して下さい。』


するとリリアナは驚いた


リリアナ「もう、記憶操作をつかえるのですか?!記憶操作は無属性の最上級魔法使えるものは数えるほどしかいないのに……」


『いえ、僕が使うのは【記憶封印】です。記憶操作では完全なものにはならないので。』


リリアナ「?!え、記憶封印……?それは……」


どうせこのことも忘れてしまうからいいか。


『記憶封印の魔法陣をみつけたんです。』


リリアナは目を見開いた。


リリアナ「?!記憶封印はこの世ではもう使える者はいないと言われている無属性神級魔法……もう、カムイ様は本当に何者ですか?!」


ふう、少し時間をとりすぎたな。



『では、リリアナ先生。申し訳ないですけど【記憶封印】』


パァァァア……


カムイはリリアナに手をかざし魔法陣を展開、【記憶封印】をほどこした。



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