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ぜんぶぜんぶ、大好きだから。

 たとえ明日で世界が時を止めてしまったとしても、ぼくには君と共に育んだ思い出がある。

 きみと離ればなれにはるとしたら悲しいけれど、今はそんな感じはしない。

 だからさ、ぼくはぼくがやりたいようにやる。

 ぼくの精一杯を、君の精一杯で受け止めてよ。

 何も言わなくていい。言葉なんて必要ない。

 誰の目にも分かるくらい、ぼくだけを見ていてよ。

 少し照れているその表情も、横を向きがちな困った顔も、ぜんぶぜんぶ、大好きだから。

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