第四話 ぶっちゃけランクについての説明だなこれ
頭の中でどんどん内容が構築されていくが、いかせんそれを文章にできない……orz
前回のあらすじ
王女に勝負を申し込まれたorz
王女はロングソードを二刀使って攻撃してきた。
普通なら扱い難いはずなのに、かなりの速さで攻撃してくる。
それをよく見て紙一重でかわす俺もどうかと思うけど。
「ええい、ちょこまかと!ちょっとは当たれ!!」
理不尽だ。かなり理不尽な要求をしてきた。
念のため身体強化は施しておいた。
さて、後どれ位持ちこたえられるかな?
王女様のあの攻撃を一度も掠らずにここまで避けるとは思わなかった。
それにしても何故京は攻撃しないのだろう?
あれから10分位はたった。
しかし、一向に剣のスピードは落ちない。それどころか、逆に上がってきている。
そろそろ不味いなと思い、投影を開始する。
投影したのは何の変哲も無い唯の双剣だ。もちろん刃は潰してある。
今回はこれで戦ってみる事にした。
双剣で、攻撃を流しながら切り込んでいく。
いきなり攻撃に転じたのに驚いたの、か、自分の攻撃が流されている事に驚いたのか、一瞬隙ができた。
無論その隙を逃すはずは無く、一気に攻め立てる。
力を込めて剣を弾いた。
そのまま切り込みに行くがその時王女が微かに笑っていた。
その時京は自分の失策に気がついた。
慌てて回避しようとするが攻撃を叩き込もうとしていたため、体制が崩れる。
そこに、真横に一閃。俺は吹き飛ばされた。
はぁはぁ、やったか?
さっきから攻撃を躱され続け体力的にかなりキツかった。
その為、ワザと隙を見せた。
運良く相手の方から突っ込んできたが、完全な賭けだった。
そして、持てる限りの力をつかて斬りつけた。もう起きてはこないだろ。
私はそう確信した。
あれからずっと見ていたが遂に王女様の攻撃が決まった。
もう勝負はついただろう。そう思っていた。
「痛って~な」
かなりの力で刀を振って来たからマジでビビったわ。
それにしても身体能力のリミッターを外して見たがかなり強化されたのが分かった。
それでも痛い。
さて、反撃でもしますか。
弓を投影した。
勿論矢は全て潰してある。
それを撃った。
土煙りが収まるのを待っていたらいきなり矢が飛んで来た。それもかなりの数が。
それをロングソードで叩き落した。その瞬間
「動くな」
いきなり後ろを取られた。しかも首筋に刀を突き立てている。
完全な私の敗亡だ。
……何とか勝てたな。
しかしこじゃあどんなにチートな能力でも使う本人がダメじゃ意味がないことがわかった。
まぁこれから修行でもするか。
「お主、名は何と言う?」
あれ?言ってなかったっけ?
「俺の名は高梨 京だ」
「では京。お主は近衛隊に入ってはみないか?」
「近衛隊?」
「そうじゃ。簡単に言うと我を守るのじゃ。無論其れなりの待遇はするぞ」
「仕事の内容は?」
「私が出かける時の護衛と、……まぁこっちが本題たが、書類のs「却下です」なぜじゃ!?」
俺は書類とか見ると頭痛くなるんだよ。
しかも聞いた内容じゃまともに戦えないじゃんか。
「うむ……ならばどうしたい?」
「俺専用の部隊が欲しい」
「!?」
王女や周りの奴らが驚いている。
「内容は主にモンスターの討伐だな」
「ならば討伐部隊に入れば良かろう」
「あー、俺の部隊は少数精鋭の部隊って事で」
「うむ……良かろう。ただしランクはAAA+以上のモンスターじゃ」
「ありがとうございます。ところでランクはどんな分別なのですか?」
それからランクの話を聞いた。
内容は、
EX>SSS+>SSS>SS>S>AAA+>AAA>AA>A>B>C>D>E>F>1>2>3だ。
3は、危害無し。
2は、普通の人でも倒せる。
1は、力の強い人なら倒せる。
Fは、村全体でかかれば倒せる。
Eは、兵士が束になれば倒せる。
Dは、ある程度武装した兵士なら倒せる。
Cは、一部隊なら倒せる。
Bは、フル装備した兵士一部隊で倒せる。
Aは、フル装備した兵士一個中隊で倒せる。
と言う感じだ。
EXのやつに遭った場合、生きるのを諦めろとの事。
ただしランクが高くなればなるほど個体数が少なくなり、EXに関してはここ数十年姿を見た事が無いそうだ。
ランクの説明を受けた後俺は早速部隊を作る事した。
nagaさん感想ありがとうございました!!
ではまた次回。