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第一八話 クリムゾンドラゴン編開始じゃ! その2

「滅龍士やってる竹馬園夏見です。主に黒魔術が得意です」


「同じく滅龍士やってる姉の竹馬園なのはです。主に砲撃魔法を使ってます」


「高梨京だ。得意不得意はない」


「補佐の箒です。投影魔法を使います」


 滅龍士である竹馬園姉妹を収集し、自己紹介とこれからの作戦内容を説明する。と言っても、ただ単純に俺が一撃喰らわせて後は皆でフルボッコにするだけだけどね。


「さて、今回はクリムゾンドラゴンの討伐を行う。情報によると、推測で200年位のドラゴンらしい。そして現在このラツアに向かって進行中とのことだ」


「200年ねぇ~」


「まぁ、何時ものようにやれば6時間はかからないだろうね」


 ん?


「6時間もかかるのか?」


「相手にもよりますがクリムゾンドラゴンの場合、その高さまで攻撃を充てるのが難しいんですよ。なので、その位はかかります。幸い、一度攻撃が当たればある程度その周辺を回ってくれる事ですね」


 成程、そう言うことか。そう言えば俺の魔法の範囲がどの位なのか知らないな。……こいつで試してみるか。


「それじゃあ早く行くか」




















「女王様ご連絡が」


 参謀長がレミリアのもとに駆け込んできた。


「うむ、何事じゃ?」


「隣国と接している小さな狩猟村の住民全員消えました・・・・・


「!?」


「現在詳細を確認中ですが、奇妙な点が一点」


「奇妙な点……?」


「はい、村のいたるところに血だまりがありました」


「単に惨殺されただけでは?」


 一番可能性のある答えを聞いてみる。


「それが、至る所に何かによって抉られた跡があるのですが、その跡が人間では付けられないような跡でして……「女王様!新たに情報が!」何があった!?」


 新たにすごい形相で駆け込んでくる。


「そ、それが、血の跡で書かれた文字でして、その分を読みます……『黒い大きな怪物が村を襲った。こちらの攻撃は全く効かず、怪物の攻撃を喰らえば一撃でその部分が消し飛ぶ。もうこの村は無理だ。あの怪物は恐らく……』それ以降は何も書かれていませんでした」


「……ッ!?それは実か!?」


「は、はい」


 その瞬間、レミリアの脳裏にある怪物が浮かんできた。


「…………わかった。下がってよい」


「「失礼しました」」


 しばらくし、レミリアはぽつりと


「……厄介なことになったな」

更新遅れてすみませんでしたぁぁぁ!!


ネタが思い浮かばなかったのと、リアルが大変で……


そして今回地の文少ないけどまぁ、いつものことだしね……

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