表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/582

Case 20-7-1

2020年9月3日 完成

2020年9月5日 誤字修正+後書き追記

 Case20-6にて①を選んだ方はこちらからお読みください


【TIMESTAMP_ERROR 篠鶴地下迷宮・?????】




 あれからどれだけの時間が経ったのか。

 『カマイタチ』を殺して(・・・)以来、心休まる日は一切なかった気がする。


 次々と襲い掛かる敵、■■の野望、最早安住の地すら与えられない始末。

 ああ……そういえばエリスも三刀坂(みとさか)も死んだんだっけ?


 思い出せない。


 何故こんな場所にいるのか?

 確か、三刀坂(みとさか)を守る為だった気がするが、肝心の彼女はもう故人である。


 どこで死んだのかも思い出せない。


 そういえばここは転生して間もない頃にあの『創造神』と会った場所に似ている。

 只管に水浸しで、廃墟が連なり、まるで辰之中のようでもある。


 ああ、思い出した。

 この先に■■が待ち構えている。


 俺を今まで騙していた■■。

 俺を使って世界に害を与えようとする狂人。


 肉親の■■■すら笑って殺したアイツを許すことはできない。


『よう兄弟』


 誰かから呼びかけられた気がする。


『返事も無しか、つれねーな』


 勝手に呆れられている。

 ここまで来ると都合のいい妄想にも見えてしまう。


『もしかして俺の事幻覚か何かだと思ってないか?』

「……飯綱さん、どうやってここに入って来た?」


 この場所は■■が俺の為に用意した空間である。

 ここには俺と■■以外侵入することはできない、どういう事だ?


『お前、知らねーのか? 俺が何者なのか……』

「篠鶴機関関係者だろ?」

『そうだ

 でもちょっと違うな』


『俺は篠鶴機関・|セクションI全体責任者

 ま、組織内では後門(ボイド)って呼ばれてるんだがな』


 それは流石に予想外であった。

 セクションIとは諜報・工作を専門とする機関内組織であり、篠鶴機関の中でも特に優れた人材が集まると噂されている。


 その責任者となると、途端に飯綱さんが大きく見え始める。


『ま、今のお前には片滋飯綱(かたじいづな)ではなく後門(ボイド)として会いに来たんだがな』


 一枚の令状を突き出して罪状を読み上げ始める。


 ・柏海綾子(かしみあやこ)殺害容疑

 ・斎崎(さいざき)事件主犯(殺人)

 ・雨止蓮司(あめやみれんじ)殺害容疑

 ・三刀坂涼音(みとさかすずね)殺害容疑

 ・妖精(エルフ)不法所持

 ・伝令の石(アンゲルスリシオン)拡散容疑


 ・天ヶ井一家惨殺容疑


「は?」


 ほぼ全て身に覚えが無い。

 前半部分は■■■■■が犯人と決められていた筈である。


『は? じゃねーよ、この殺人鬼

 という訳で、お前には即時処断(・・・・)の許可が下りている』


 即時処断とは篠鶴機関特有の刑罰である。

 著しい違法行為を行った異能力者に対し、その場で死刑を執行する……つまり殺人許可である。


「濡れ衣だ!」


『そうだ、濡れ衣だ

 お前をぶち殺す為に用意したんだよ!』


 飯綱がそれまでの表情を崩し、純度100%の殺意をこちらに向ける。

 八朝(やとも)から全ての身動きを奪うそれは、最早人間の範疇とは思えない程である。


「……それでも俺はやっていない、抗議する!」

『あ?

 もしかして、お前忘れてんじゃねーの?』


 ……そんなはずは無い。

 『アレ』が起きて以来、記憶には固執した……忘れるなんてあり得ない!




 ……。


 …………。


 ………………。




 『アレ』って何の事だっけ?


 待て……いや、思い出したくない!

 飯綱と言えば、事あるごとに■■の保護者を自称する程に彼女を大切にしていた。


 ああ……何と言う事だ

 思い出してしまった。


 頼む……それだけは……!




『お前が天ヶ井柚月(あまがいゆづき)を殺した!

 それ以外に何か理由が必要か?』




◆◇◆◇◆◇




 DATA_LOST




?ゥ?趣ス費ス?ス抵ス?ス難ス費シイ??ス


  BADEND5   縺雁燕縺梧ョコ縺励◆縺雁燕縺梧ョコ縺励◆縺雁燕縺梧ョコ縺励◆縺雁燕縺サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ豁サ縺ュ




CONTINUE

翌日に②の方を投稿致します


2020年9月5日追記

この部分の話は大体Case28前後ないしAルート終盤の時期であります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ