Case 20-7-1
2020年9月3日 完成
2020年9月5日 誤字修正+後書き追記
Case20-6にて①を選んだ方はこちらからお読みください
【TIMESTAMP_ERROR 篠鶴地下迷宮・?????】
あれからどれだけの時間が経ったのか。
『カマイタチ』を殺して以来、心休まる日は一切なかった気がする。
次々と襲い掛かる敵、■■の野望、最早安住の地すら与えられない始末。
ああ……そういえばエリスも三刀坂も死んだんだっけ?
思い出せない。
何故こんな場所にいるのか?
確か、三刀坂を守る為だった気がするが、肝心の彼女はもう故人である。
どこで死んだのかも思い出せない。
そういえばここは転生して間もない頃にあの『創造神』と会った場所に似ている。
只管に水浸しで、廃墟が連なり、まるで辰之中のようでもある。
ああ、思い出した。
この先に■■が待ち構えている。
俺を今まで騙していた■■。
俺を使って世界に害を与えようとする狂人。
肉親の■■■すら笑って殺したアイツを許すことはできない。
『よう兄弟』
誰かから呼びかけられた気がする。
『返事も無しか、つれねーな』
勝手に呆れられている。
ここまで来ると都合のいい妄想にも見えてしまう。
『もしかして俺の事幻覚か何かだと思ってないか?』
「……飯綱さん、どうやってここに入って来た?」
この場所は■■が俺の為に用意した空間である。
ここには俺と■■以外侵入することはできない、どういう事だ?
『お前、知らねーのか? 俺が何者なのか……』
「篠鶴機関関係者だろ?」
『そうだ
でもちょっと違うな』
『俺は篠鶴機関・|セクションI全体責任者
ま、組織内では後門って呼ばれてるんだがな』
それは流石に予想外であった。
セクションIとは諜報・工作を専門とする機関内組織であり、篠鶴機関の中でも特に優れた人材が集まると噂されている。
その責任者となると、途端に飯綱さんが大きく見え始める。
『ま、今のお前には片滋飯綱ではなく後門として会いに来たんだがな』
一枚の令状を突き出して罪状を読み上げ始める。
・柏海綾子殺害容疑
・斎崎事件主犯(殺人)
・雨止蓮司殺害容疑
・三刀坂涼音殺害容疑
・妖精不法所持
・伝令の石拡散容疑
・天ヶ井一家惨殺容疑
「は?」
ほぼ全て身に覚えが無い。
前半部分は■■■■■が犯人と決められていた筈である。
『は? じゃねーよ、この殺人鬼
という訳で、お前には即時処断の許可が下りている』
即時処断とは篠鶴機関特有の刑罰である。
著しい違法行為を行った異能力者に対し、その場で死刑を執行する……つまり殺人許可である。
「濡れ衣だ!」
『そうだ、濡れ衣だ
お前をぶち殺す為に用意したんだよ!』
飯綱がそれまでの表情を崩し、純度100%の殺意をこちらに向ける。
八朝から全ての身動きを奪うそれは、最早人間の範疇とは思えない程である。
「……それでも俺はやっていない、抗議する!」
『あ?
もしかして、お前忘れてんじゃねーの?』
……そんなはずは無い。
『アレ』が起きて以来、記憶には固執した……忘れるなんてあり得ない!
……。
…………。
………………。
『アレ』って何の事だっけ?
待て……いや、思い出したくない!
飯綱と言えば、事あるごとに■■の保護者を自称する程に彼女を大切にしていた。
ああ……何と言う事だ
思い出してしまった。
頼む……それだけは……!
『お前が天ヶ井柚月を殺した!
それ以外に何か理由が必要か?』
◆◇◆◇◆◇
DATA_LOST
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CONTINUE
翌日に②の方を投稿致します
2020年9月5日追記
この部分の話は大体Case28前後ないしAルート終盤の時期であります




