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落ちない女。

作者: 七瀬
掲載日:2018/02/07

僕のルックスは最強!

今までに、落ちない女の子はいない!

どの世代も、女性なら落とせる自信がある。

下は2歳から94歳の女性までストライクゾーンは物凄く広い。


いやいや? 自己紹介が遅れた。

僕の名前は 『新水 学人』 20歳の医学生だ!

いずれは父親の病院を継ぐ事になっている。


身長も180㎝以上ありモデルも少しの間していた。

まぁ、僕はいわゆるカッコイイ男なのだろう。


合コンに行けば、必ず僕が一人勝ち!

男5人VS女5人でも、結局...僕1人と女子5人相手にする事になる!

自分で言うのもなんだけど......? 『僕! 最強じゃない!?』

負け知らずで、ずっとそうやって来た僕に最強の敵が現れた!?



この日は、僕は用事が入っていたんだけど......?

男友達に可愛い女の子を連れてくるから来いよ~と誘われ...。

僕は、用事をほったらかして飲み会を優先した。



僕たち男2人と女の子3人。

今日も一人勝ちだと思って行ったら......?

3人の女の子の中の1人が、めちゃめちゃ可愛い。

僕はターゲットを彼女1本に絞ることにした。

はじめの自己紹介、彼女の名前は 『中村 雫』


『もう既にこの段階で、僕のタイプだ!!!』 


今までにない女性で、しなやかな指先に色白で華奢で可愛い。

他の2人の女性には眼もくれず、雫ちゃんにどんどん僕は話しかけた。


『雫ちゃんは、今好きな人とかいるの?』

『どんな男性がタイプなのかな?』

『趣味とかある?』

『行きたいところがあれば僕と行かない?』


ガンガン攻めすぎるぐらいに攻めた!

何時もは、ゆっくり口説き落とすのに......!!!


雫ちゃんからは一言だけ!

『気持ち悪いから、もうあなたには会いたくない!』

...そう言うと? 帰ってしまった。



こんな事、生まれて初めての事だ! ショックが隠せない!!!

僕もその後、すぐに家に帰った。



次の日、僕は男友達に昨日の事を謝って雫ちゃんの連絡先を聞き出した。

どうしても、諦めきれなかった。

『こんな事、信じられない!!!』

僕の頭の中でその事がグルグル回っていた。

僕が口説いて落ちない女は、過去1人もいないからだ!!!

きっと、仕事で疲れていたとか? 悩み事があったとか?

そういう事に違いないと思った。



僕はもう1度、同じ男友達に雫ちゃんとの飲み会をセッティングしてもらう

事にした。僕が行く事は内緒にしてもらって......。

僕は雫ちゃんに会いに行った。


『まさかだけど......!?』


雫ちゃんは僕を見るなり、、、帰る支度をしだした。

僕は雫ちゃんに言った。


『なんで、帰ろうとしてるの? ずっと僕は雫ちゃんに会いたかったよ。』

『誰がこの人! 連れてきたの? 帰る!!!』

『ちょっと、待ってよ!』


...僕の話を聞かず、帰ってしまった。



同じ女性に2回もフラれて、しかもめちゃめちゃ嫌われている。

こんな風にされると......? 

ますます、雫ちゃんの事を諦められなくなった。

僕の心をズタズタにした雫ちゃんを必ず落とすと決めた!!!



その後、、、何回か会う機会を作ってもらったり僕から雫ちゃんに連絡しても

会えず、拒絶! しかも電話は拒否! どうにもこうにも......。

『こんなに嫌われるなんて! どうしてなんだ! 僕はモテ男だぞ!』



そんな事が3か月過ぎた頃、、、やっと雫ちゃんから僕に連絡があった!

『○月○日に、○○時間、○○で待っています。雫』

『やった! もちろん行くよ。楽しみだな~!』



そして、その日...僕は待ち合わせ場所に行くと......?

雫ちゃんと男が一緒にいた。

『えぇ!? あの男誰だ??』


僕が雫ちゃんに話しかけると......?

その男が僕に、いきなり右パンチ 『バーン!』


『...えぇ!? どうして? 今殴られたの?』

『もう、雫に近づくな!!! 俺の女だぞ!』


...そう言うと?

二人で帰っていった。


見るからにガタイのごっつい兄ちゃんで顔はそんなにカッコ良くもないのに!

僕は負けた! このごっつい兄ちゃんに......!!


しかも? 最後まで、雫ちゃんと一言も話すことなく終わった。


『なんで、僕に落ちないんだ? 意味が分からない??』


最後までお読みいただきありがとうございます。

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