表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生したので革命を起こしてみた  作者: ルート安西
第1章
2/3

第1話



_____なんかさ、待ってるんだけどさ

入ってこないっていうか

これ入ってこれないみたいなんだ

実はさっき試しに扉を触りながら

ステータスオープンと唱えてみたんだが

〔転生の間〕は魔法と物理で耐久値が

高いみたいで〔耐久49990/50000〕って

壊せなくないですかねこれは

音は聞こえるんですよ

剣とか魔法で壁を叩く音がかれこれ20分も

〔転生の間〕の中にも聞こえてるけど

こんなの待ってらんないし

多分だけど俺が開けとか念じたら開くと思うんだよな

まぁ折角だしこの際外は放っておいて

自分の能力を確認してみるか



〔物質生成〕

術者がイメージしたものを創り出す魔法

術者の知識によって創り出せるものが

変わる

Lv1で魔力を1消費して10センチ四方の

土や水など空気も創り出せる

Lv1ではこれ以上のことはできない

Lvが上がると自由度が上がる

転生者はレベルの制限はなく

魔力量による制限のみとなる

基本的に熟練者で3Lv達人がLv5である

転生者はLvで考えるとLv10と考えて良い


〔王の器〕

王族のみが持つ属性であり

従者や家臣に影響する

王族の庇護下にあるものは最大で

通常値の5倍の力を得る

しかし人数制限があり

例えば軍勢全てに影響を与えることはできない


〔知識の書〕

知識の書を持つ者は触れた知識を完全に

理解することができ情報は全てに知識の書に

記録される

知識の書は物質化できる


〔魔力制御〕

魔力の流れを理解し適切な魔力行使が

可能となる神による補助的な力


〔信仰〕

神の加護を得る


〔属性魔法〕

7つの属性があり、最大Lvは10である

魔法は魔力とイメージが必要

呪文や存在するモノまたは信仰の対象などと

紐付けながら魔法を行使することにより

行使できる魔法の能力が変わる


、、、、物凄いチートじゃねえか

王族で魔法エリートとか

待遇めちゃくちゃいいんじゃねえの?

生まれながらにLv10ってイージーモード間違い

無しじゃねえか!!


とりあえずなんか使ってみるかな

さっき出した刀が抜き身のままであるのも

なんか怖いし鞘でも作るかな

「ジェネレート」

おぉおおおおお!!!

さっき刀創ったときよりなんかすごいな

刀に靄がかかって靄がなくなると

鞘ができている

しかも掛かった時間は2秒あるかないかだ

この調子で服も作っちまおう


、、、、ちょっとキメすぎかな?

制帽と軍靴で外套だから軍人見たいに

なってしまった無しだな

10歳で軍服はないわー

、、、、よし!いい感じ無難な革靴に

無難なシャツとパンツ、割と縫製はしっかりしてるし

問題ないだろう。


魔法の確認も終わったし

ずっと外で開けようと頑張っている人たちを

迎えてあげよう


_______開いた扉の先には

武器と杖を構えた分隊規模の兵士や魔法使い

そして王族っぽい豪華な格好をした

若者が1人いた


「おい!そこの者、名を名乗れ

嘘をつけば命はないと思えよ」

高圧的な物言いと豪華な服装から

おそらくこの若者が王族のひとりだろう


「我が名はアルノ・ディートハルトである。

この場において正しい作法も知らぬ故

非礼もあるだろうが若輩と見逃してくれると

幸いだ」


いやあ格好つけた言い方って憧れるよね

アニオタにはこの場面は美味しすぎますよ。


「ディートハルトだと?嘘をつくな!

〔転生の間〕に不法に浸入した賊が

王家の名を騙るな!」


「信じられぬのも無理はないしかし

俺は〔転生の間〕に転生したのだ

王族の名前を騙っているわけではない

そこは理解してもらうしかないだろうな

納得できないのであれば

好きにするがいい、勿論抵抗はするがな」


ニヤリと凄みを効かせそう言ってみる

正直内心はめちゃくちゃ焦ってるし

どうにかこの場を切り抜けなければ

問答無用で殺されそうで怖い

それを少しも怯えを見せずに言い切った俺を

誰か褒めて欲しい


「ジャン様、あの者の名前は間違いなく

アルノ・ディートハルトです。

私の魔眼で見通しましても間違いないようです」

「なに?!それは真か!なれば千年待ち続けた

転生者があらわれたということか!」


お!やっと信じてくれたか

転生したのに瞬殺されるかと思ってタマヒュンでしたよほんと。


「先ほどまでの非礼を詫びよう

我が名はジャン・ディートハルトだ

ちなみに王位継承権は第1位となる

これからよろしく頼むぞ、アルよ

先ずは陛下に会ってもらいたい

話の続きはそこでしよう」


さっそく愛称で呼ばれてるし

印象良かったのかな?

何はともあれ国王との対面イベントですか

胃が痛い。会ってもらいたいと言っているが

会わないという選択肢は

ないのだろうな


「はい。わかりました。王太子様を私は

なんとお呼びすれば宜しいでしょうか?」


「よい、そこまでかしこまらなくても

すでに我らは兄弟だ好きに呼んでくれ」


一番難しいことを言うなこの王太子は

うーん気安いのもだめだし

かと言ってかしこまるなと言っているから

固いのもだめだよな、じゃあ、、、

「それではジャンお兄様と呼ばせてください」

「あはははは、お兄様かいいだろう

好きに呼んでくれ

そろそろいいだろうついて来い」


ある意味この世界での父親との対面って

めっちゃ緊張するわぁ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ