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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
6章「更なる成長と新しい出会い」

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第41話「黒澤と田嶋の分析」

#第41話「黒澤と田嶋の分析」


 クラン『暁の牙』の一室で黒澤と田嶋はレンのことについて話をしていた。


「なあ田嶋、あいつ、レンのことはどう思う?」


「一言で言えば……変っすね」


 まあ一言で言えばそうだ。でもあいつの場合はそれだけじゃない。本当に不思議で理解ができん。そして謎が多い。


「まあ変なのは間違いない。でもなぁ、なんつーか、俺の常識では理解できない不思議なところが多いんだよな」


「そうですね。俺も注意して見てましたけど……あれ、レベル2の動きじゃないっすよ」


「やっぱりそう思うか。レベル2になったって言うから細かく動きをチェックしたが、あれならレベル3、下手すれば4って言われても納得しそうだ」


「2つ上に見られるって相当ですよ。地上で鍛えてる連中にはたまにいますけど、彼はそういうタイプじゃないと思うし、現実にそういう動きでもないっす」


 そうだ。レベルよりも強い人間は稀にいる。それは例えば格闘技をやっていたり剣道などの武器を扱う武術をやっている人間だ。もしくは戦闘員、戦争などを経験している人間はもともと肝が据わっているから強い。


「ああ、あの動きは武術や特殊な訓練をやっている動きじゃないな。でも明らかに強い」


「そういえば、1日100体以上倒してるって話してましたよね」


「だから場慣れしたってことかもな」


 戦闘員が場慣れしていて強いのと同じようにあいつは日頃のモンスター討伐でレベルアップ以外の強さを手に入れているのかもしれない。そう考えると……俺たちがやっているレベリングの方が間違っているかもしれん。


 レベリングは間違いなく効率は良い。本来の適正階数はレベルと同じだ。しかしそこでレベルを上げようと思ったら1万体の討伐になり現実的ではない。


 だから本来の強さから2階層ぐらい上で高レベルの人間の補助を付けて100体を倒すのが一般的なレベリング。ただレベルは上がるが本当の強さは身につかない。面倒見る人間がいなければそこから這い上がるのは至難の業となる。


 例えばレベリングでレベル3に上げた人間が自力でレベル4に上がることはほぼ無理だろう。それどころか適正階数の3階層でも苦労する。



「だとしたら……今の俺たちのレベリングも考え直した方がいいかもしれんな」


「そうは言っても、あいつみたいに1日100体なんて現実的じゃないっすよ」


 そうなんだよな。場慣れさせるために本人のレベルに応じた階層で戦わせるというのは合理的なんだがそれを重視するとレベルアップに時間がかかりすぎる。


 普通に考えたらレベルアップに1年以上。しかも1~3層程度の浅層では全く儲からない。そんなことをしていたら頭がおかしくなるだろう。補助する人間がいたとしてもきつい。


 それをたった1人でやりとげたあいつはどうなっているんだ?本当は誰かにレベリングしてもらったのではないかと今でも疑っている自分がいる。


「あと使役モンスター、あれも謎っすよ。2体もどうやって出したんすか?」


「銅箱から出たって話だが、信じがたいな」


 銅箱から何かが出る確率は0.1%と言われている。それが2回となるともうあり得ないとしか言いようがない。


 レンにはバックに誰か付いてんのか?金箱を買ってくれるスポンサーでもいるのか?そう考えるのが自然だろうが、それだったら使役モンスターを出していることが説明が付かない。それなりの知識があれば使役モンスターは使わない。



「あと、あいつ隠してましたけど、あの使役モンスターはおそらく強いです。少なくともレベル2相当はあると思いますよ」


「研究でレベルアップできるって噂はあるが……まさか、あいつの使役モンスターもそうなのか?」


「どうですかね。あいつ自身が変だから、正直読めないっす」


 あいつのことを考え出すとほんと謎ばかりだ。使役モンスターが強い?そんなことは聞いたことがない。


 無理やりレベルアップさせたという実例はあるはずだが戦闘に使ったという話は聞いたことがない。おそらく扱いづらいからだろう。


「とりあえず使役モンスターの強さを隠していると考えるのが自然か?」


「その可能性は高いかもしれないっすね。理由は分からないですけど何か事情があるのかもしれないっす」


「ならば……あいつの使役モンスターが強いという情報は流さない方がいいな。仮に出てきたら適当に嘘の噂を広めた方がいいかもしれん」


「そうっすね。その辺りの情報戦は得意なんで任しておいてくださいっす」


 ともかく田嶋が考えていることはほぼ俺と同じらしい。どうにも謎ばかりだがほってもおけん。


「レベル2のままでレベル3〜4相当の強さ、そして謎の強さの使役モンスターか。しかもまだハンターになってから1年も経っていない。あいつのような前例も聞いたことがない。正直なところ、あのまま強くなったらどうなるか予想できん。あと4〜5年もすれば大化けするかもしれんな」


「でも絡まれる要素満載っす。気になるなら今後もチェック続けた方がいいっすよ」


「そうだな。できる範囲で見守っていこう」


 たまに気になる新人はいるがあいつは特別に気になる。あまりにも行動が異質。なのに話をしてみると普通の人間に見える。そしてレベル以上に強い。本当に謎だ。


 今後どうなっていくのか本当に読めない。でもおもしろい。絶対に潰してはいけない人間だろう。俺たち『暁の牙』はできる範囲でレンを見守っていこう。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日7時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


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その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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