表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
5章「レベルアップと使役モンスター」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/182

第36話「紗月の回想と迷い(紗月視点)」

#第36話「紗月の回想と迷い(紗月視点)」


 はあ――また、ため息が出た。


 最近、レンのことを考える時間が増えている。……なんでだろう。私は彼ともう別れて、司くんと付き合っているはずなのに。



 思い返せば、私とレンとひよりは幼馴染だった。小さい頃はよく3人で遊んでいた。でも――中学生になった頃、私は焦っていた。このままだと、ひよりにレンを取られるかもしれない。そんな想いに取りつかれて、私は嘘をついた。


「ひよりには彼氏ができたらしいよ」とレンに伝えたんだ。


 そして「だからと言ったらなんだけど…私達も付き合わない。私達も幸せになろうよ」と勇気を持って告白した。


 レンは少し驚いていたけど、「そうか、ひよりに彼氏ができたのか。じゃあ……俺たちも付き合うか」って、言ってくれた。


 嬉しかった。私はすぐにひよりに距離を取ってほしいと伝えた。ひよりは信じたようでレンと距離を置いてくれた。


 ……今思えば、2人に嘘を付いたのは少しひどいとは思うけど仕方ないよね。その時の私にはレンが必要だったの。


 そして最初は幸せだった。レンの隣にいられるだけで十分だった。でも私は次第にそれだけでは満足できなくなっていった。



 レンは頭も良くて、スポーツもそれなりにできる。自慢の彼氏だったけどいつも忙しいのが難点だった。あまり私のために時間を割いてくれなかった。


 他の彼氏と付き合っている子たちは一緒の時間を過ごし遊んでいる。そんな話を聞いていると凄く羨ましくなった。


 それでも時間を作ってくれたことはあった。私の誕生日にはプレゼントもくれた。その時に私は彼にキスを迫った。彼はやさしくキスをしてくれた。将来の結婚について話もした。私はとても幸せだった。


 でも誕生日が過ぎるといつもの日常が戻った。いつものつまらない毎日。レンはなかなか時間をとってくれない。私はそれが凄く不満だった。



 そんな時、レンの両親が事故で亡くなった。彼は、弟妹を養うためにバイトをすることになった。そうして私との時間は更に減った。私の日常は更につまらなくなっていった。



 その後は地球に隕石が落ちダンジョン騒ぎがあった。何があったのか?といろいろと話題にはなったがすぐに日常に戻った。


 そして高校生になった。レンも同じ高校だ。高校になれば多少はレンとの時間が増えるかと思ったけどそんなことはなかった。レンはいつもバイトで忙しい。つまらない毎日が過ぎていった。


 高校3年になりダンジョンに入るためのクランが結成された。レンはゲーム関連でダンジョンに詳しいということでリーダーになった。彼氏がリーダーということでちょっと誇らしい。私もクランに参加した。


 でもそれだけだった。レンはリーダーでクランの仲間にダンジョン関連の助言をする。私にはつまらないだけだった。



……そんな中、高校3年の2学期に司くんが転校してきた。彼は財閥系企業の社長の息子。端的に言ってお金持ちだ。


 彼は積極的に私に話かけてきた。そして相談に乗ってくれた。司くんは私のその時の彼氏……レンとの時間が取れないなど愚痴を聞いてくれた。


 それだけでなく彼は豪華な食事に連れていってくれた。遊園地などで一緒に遊んでくれた。プレゼントもくれた。

 

 私は彼といる時間に少しずつ満たされ癒されていった。これが異性と付き合うというものでは?と思うようになった。

 そして司くんは私に告白してくれた。少し迷ったが今の生活を失いたくない、そう思って私は受け入れた。


 その後、司くんはクランの仲間からも信用を取り付けリーダーになり、レンは追放された。

 レンにどう話をしたらいいかと迷っていたが司くんは私たちが付き合うことになったと告げてくれた。


 ごめんねレン、私にはあなたと付き合っている時間が退屈すぎたの。

 レンと別れ司くんと付き合うようになり、これで私は幸せになるはずだった。

 

 でも――


 司くんと一緒にいても、なんだか物足りない。彼は自慢話ばかり。そして雑。私のことを見てくれているようで見てくれて無いような気がする。


 名前ではなく「お前は」みたいに上から目線で言ってくることも多い。お店とかでは店員さんに横暴に振る舞い人間的に残念だと思うこともしばしば。



 結局、レンも司くんも完璧じゃない。

 私は男運がないのかもしれない。全部が揃っている人なんていないのかな……。


「いつか私にぴったりな白馬の王子様がやってきてくれるのか?それとも……」



 私はそうして再びレンが気になるようになった。やはりレンはひたむきでかっこいい。やさしいし人間的にも優れていると思う。


 でも彼はいまだにレベル1だそうだ。まだ私よりもレベルが低い。そして以前と同じくお金も時間も無さそう。


 やっぱり以前のつまらない生活に戻るのは嫌。私は司くんに付いていこう。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日7時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


いいね、評価ポイント、感想などもいただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
おはようございます。 なんだこのクソ女!?なんだこのクソ女!? 大事なことなので二回(ry
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ