表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
30章「世界の苦悩と新たなルート」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

310/337

第305話「正規ルートの可能性」

#第305話「正規ルートの可能性」


 今日は月に一度の定期報告の日だ。

 例によって俺たち8人(3人+使役モンスター5体)でハンター協会ビルへ向かった。

 エントランスに入ると、ちょうどエリナさんも到着したところだった。


「あらっ、タイミングが良かったわね」


 確かにそうだ。エリナさんは毎回、定期報告に来るけどエントランスで会うことはそこまで多くない。


 そして、今回は御影や紗月の襲撃(?)もない。なんとも穏やかだ。さすがにもう来ないとは思いつつ、やはりまだ不安は残っているのだよね。特に御影の相手はしたくない、面倒くさいのだ。

 そうして平和な状況でエリナさんと一緒にエレベーターへ乗り込み、朝倉さんのオフィスへ向かった。


「今日は特に報告することないですよ」


 そう言うと、エリナさんは笑った。


「たまにはいいんじゃないの? 何もないのが一番よ。あなたたちはいろいろありすぎ」


 確かにそれはそうかもしれない。毎回、何か特別な話がある方が不自然なのかも。

 オフィスに入ると、すでに透子さんと黒澤さんがいた。黒澤さんは最近、定期報告に顔を出すことが増えている。


 俺からの報告自体はあっさりしたものだった。まずはロアとルフがもうすぐレベルアップするということだ。

 その次はクーとひよりが上がる予定だということ。


「まずまず順調です。前回の報告の予定よりもやや早い状況です」


 俺がそう言うと、いつもの返事が返ってくる。


「それはありがたい。ただし無理はしないように」


 これはもう定型文のようなやり取りだ。討伐はやるうちに慣れていくので予定は少しずつ早くなっていく。その進行状況を報告すると朝倉さんが無理はしないようにと言うのがお決まりのパターン。

 今日はそれで終わりかと思った。

 だがそこで朝倉さんが口を開いた。


「実は、先日のダンジョン対策世界会議で気になる話があってね」


 世界会議?たいそうな話なのかも、ダンジョン関連で何か大きな変化があったのだろうか?


 朝倉さんの話を聞くと、いくつかの国でダンジョン氾濫の被害が明らかに少ないという。氾濫は起きている。だが、数時間という短時間で討伐されている。


 明らかに不自然。

 その事実から導き出される結論は一つ。俺たちのような存在が、他国にもいるのではないかというものらしい。


 なるほど。

 俺は直感的に、むしろ「俺たちのようなケースが他にもあるのは当たり前なのでは、ない方がおかしいのでは?」と思った。


「あまり驚いていないようだが?」


 朝倉さんが聞いてくる。最初に口を開いたのはひよりだった。


「私は驚きました。レンのようなレアケースが他にもあるとは……」


 透子さんも続く。


「そうだな、レンは異常だ。自衛隊員でも根を上げることを普通にやってきた。どう考えてもあり得ない。他に同じような事例があるとは思いづらいのだけどね」


 ……さすがに失礼では?

 でも、エリナさんも普通に頷く。


「まあレンだからね」


 黒澤さんも追撃をかけてきた。


「とにかく異常だったな」


 どうやら俺は満場一致で異常らしい。ひどいよ。

 だがルナは少し違った。


「確かにレンは異常です。ただ、世界中で同様の事象が起きても特に不思議ではないと思います」


「うん?どういうことだい。レンのような人間はそうそうでないと思うのだが?」と朝倉さん。


 おい、ルナも朝倉さんも失礼だな。異常は前提なのか。

 だがルナの考えは俺とおそらく近い。俺のような事例が他にあると考えた方が自然だと思う。ルナ以外はそういう考えにはならないのだろうか?そちらの方が不思議なのだが。

 そしてルナは話を続けた。


「レンの場合、同一レベル以下の敵を一万体倒すという裏技的な方法から入りました」


 みんなが頷いた。それを確認してルナは冷静に続けた。


「ただ、それは私達の間でも一応は裏技とは呼んでいますが、もしかするとそれはチュートリアル——正規ルートの可能性もあります」


「チュートリアル? なんだいそれは?」


 朝倉さんが眉を上げる。もしかしたら聞き慣れない言葉なのかもしれない。ゲームをしている人間からすれば普通の一般的な用語なのだけどね。


「はい、ゲーム用語なので聞きなれないかもしれないですね。言うなれば、王道の成長手法で、その準備段階みたいな意味合いで考えていただければ」


 黒澤さんが腕を組み、少し考えるようにしながら語り始めた。


「確かに今のハンター業界での一般的なレベリング手法は王道とは言えないかもしれない。真の実力が付かず伸び悩むケースも多いからな。レンのやり方はきついが、やり続ける限りは伸び悩むことはないだろう。それが王道と言えばそうかもしれない」


 この辺りはこれまでにも何度か可能性として話したことがある。まあ実際のところは分からないけどね。

 現実には何が正解なのかは分からないけど、現時点では俺の進め方がダンジョンの氾濫への対抗手段としては正解と言わざるを得ないだろう。

 そして話は更に突っ込んだ内容になっていった。ルナが様々な可能性について言及したからだ。


いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


ブックマーク、評価ポイント、レビュー、いいね、感想などもしていただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ