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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
29章「初の実戦と更なる成長」

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第297話「ひよりの違和感」

#第297話「ひよりの違和感」


 自衛隊がFS2に遷移させて知能が上がった使役モンスターをレベル2にすることがまだできていないと透子さんに聞いた。

 自分で1万体の討伐をすることはできても使役モンスターにさせることは難しいらしい。

 そこで1つの案が出ているらしい。


「それでさ、自衛隊の討伐の現場。使役モンスターの育成についてはレンたちに見てもらってはどうか?という意見も出ているんだ」


「なるほど、それはいいかもしれないですね」


 それは良い案かもしれない。

 俺たちが自衛隊の使役モンスター育成の現場を実際に見れば、何か問題点が見つかるかもしれない。何らかのアドバイスもできる可能性がある。


「ただ、レンたちは自分たちのレベルアップで忙しい。それを邪魔するわけにもいかない」


「更に、基本的には自衛隊にも秘密にしている存在だからね。顔がバレるだけでもあまり良くないということで、その話もとん挫しているんだ」


 そうか。政府や自衛隊は俺たちもレベルアップのために頑張っているということを知っているからな。

 軽々しく頼んではいけないと思っているのかもしれない。また基本的に俺たちのことは秘密になっている。そういった意味でも躊躇するのは分かる。


 でもちょっとの時間だけ、自衛隊員の使役モンスターとの連携を隠れて見ることぐらいは可能だよな。

 こっそり見るだけなら別に顔合わせする必要もない。そこで俺は透子さんに提案した。


「時間を見つけて見に行きましょうか? 隠れて見ればいいだけでしょうし」


「それはありがたい。でもその前にすでに撮影しているからそちらを見てくれるかな。そこで気が付いたことを指摘してもらえたらありがたい」


 なんと、そういう話だったのね。それならば今すぐでも可能だ。更にその後の進展も時間がある時にちょっと見ることも可能だ。

 特に問題ないと思っていたら透子さんがタブレットを出してきた。どうやらすでに準備は整っていたようだ。

 おそらく最初から俺たちに頼むつもりで話をしてきたのだろうね。


 そしてその自衛隊が使役モンスターと一緒に一階層でスライム討伐をしている動画を見せてもらったのだけど……強烈な違和感があった。

 一緒に見ていたひよりもルナも同じだったようだ。

 そこでひよりが話を始めた。


「これは無理よね」


「ああ、私も使役モンスターと一階層で一緒に戦った経験はないがこれでは厳しいと思う」とルナ。


 ああ、そう言えばひよりはロアのレベルアップとFS遷移を担当してくれたんだった。

 言うなれば経験者だよね。

 だから俺と同じような感覚で見れると思う。またルナはその経験は無いにしても俺たちと使役モンスターとの仲の良さはずっと見てきているからやはりおかしいと思ったのだろう。

 おそらくはひよりは俺と同じような違和感を覚えているに違いない。

 そこで透子さんが聞いてきた。


「無理というのはどういうことだい?」


「なんて言ったらいいのかな?一体感がないと思う。それぞれが別々で、単独に動いているかのよう。そして、せっかく一緒にやっているのに全然楽しそうじゃない。まるで義務感でやっているみたい」とひより。


 さすがひよりだ。俺が思っていたことをきちんと言語化してくれている。ほんと、その通りだ。せっかく使役モンスターと一緒に討伐ができるのに、なんでこんなつまらなさそうなんだろうって思ったんだよね。

 そしてひよりが続けた。


「私はレンがやっているのを見て真似をして、その方法でやったのだけど、それとは全く違う。例えば今の場面、指示通りに使役モンスターが討伐しているでしょ。なのにすぐに次に移ろうとしている。せっかく頑張ったのだから褒めないとね、そして一緒になって喜ばないと……」


「なるほどね。そう言われてみるとそうかもしれない」と透子さん。


 透子さんは少し考えている。そしてやや悲しそうな顔で語り出した。


「私は駄目な研究者だな。肝心なところを見ていない。せっかく使役モンスターのFS遷移の現場を何度も見ていたのにその変化ばかりを追っていた。その手法の方が断然、大事なのに」


 まあでも、それは仕方がないんじゃないかな?もちろんどうやってその状態になるのか?その手法も大事だけど、そこに大きな変化が見られたらそちらに目が行くのは研究者として当然とは思う。

 ひよりもやはりそう思ったのだろう。 


「透子さん、それは仕方ないと思うよ。どのような変化をするのか?その記録を付けるのは研究者として大切なことなんでしょ。それ以外のことも全部やるのは無理と思う」

 

「ありがとう。でも希望が出てきた。自衛隊に連絡するよ。また今後も映像を見て気が付いたことがあれば教えてくれるかな?」


「それはもちろん」とひより。


 あれれ?

 俺に自衛隊の使役モンスターとの討伐映像を見て気が付いたことを教えて欲しいという話だったのに、何だか俺の出る幕がなかったよ。


 まあいいか。使役モンスターの育成についてはひよりも俺と同等に詳しいと思うし、言語化能力は明らかにひよりの方が上だ。

 俺はひよりの説明で何か足りないと感じた時に補足する程度でいいだろう。

 これは適材適所というやつだ。当然のことだけど、別にサボろうとしているわけではないからね!

 ボッチ生活が長かったからコミニケーション能力が低いとかでもないからね!!

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


ブックマーク、評価ポイント、レビュー、いいね、感想などもしていただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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― 新着の感想 ―
警察犬育ててるブリーダーの人の方がスムーズに遷移できそうですね
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