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今日もダンジョンでレベルアップ!貧乏無課金でも金持ちを蹴散らし、ざまぁ復讐そしてハーレムを作る!?  作者: まめたろう
29章「初の実戦と更なる成長」

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第293話「いろいろな戦い」

#第293話「いろいろな戦い」


(レン視点に戻ります)

 使役モンスター側のマンションの一室で透子さんが楽しそうに現在の北海道の駒ヶ岳ダンジョンの氾濫についての情報操作について語ってくれた。


 パソコンでSNSの偽情報、怪情報などを俺たちに見せながらだ。

「だいたい、こんな感じで今回のモンスター氾濫について情報操作しているらしいよ。こうなると、もう誰にも真実は分かりっこないよね。上の人間でさえほとんど知らないんだし」


 正式に公表されたのは「北海道・鹿部町にある駒ヶ岳ダンジョンにて小規模の氾濫が発生。現地の自衛隊が難なく鎮圧」という情報のみ。

 だが、これはもちろん嘘だ。

 一方でSNSでは現在の状況をおかしいと感じた人間が正しい情報を書き込んだ。


「本当は大規模な氾濫だったはずだ。何かがおかしい。誰かが情報を操作している」


 そういう情報が出てくると、それを更に裏付けるような情報を流す人間も出てくる。

 そしてそれを放置していると政府やハンター協会を疑う声などが広がりやっかいなことになるのだ。


 そこで政府はすぐにSNS情報をチェックした。そしてネットで広がる情報の中で本当のものは削除、そして代わりに偽情報を大規模に流した。それを著名インフルエンサーやbotを使って拡散させる。

 すなわち本当の声を打ち消すかのように偽情報、怪情報がSNSで拡散されていったのだ。


 俺は呆れた。

「みんな、怖いなぁ、それに透子さん、これ笑い事じゃないでしょうに」


 ひよりもルナも軽く呆れているようだ。ネットの偽情報、怪情報を楽しむなんて尋常なことではない。


 透子さんは肩をすくめた。

「うんまあそうだね。でも知ってる側から見ると、政府の情報操作の仕方は面白いよ。嘘情報こそが”これこそが正しい”と拡散され、逆に真実を語る人間ほど陰謀論者扱いされていくんだ。凄いよね」


 ……いや、そんなの楽しむなよ。

 まあ、気持ちは分からなくもない。でも、それも全て真実を知っているからこそだよな。知らない人間からしたらいろいろな情報が出てきて混乱していくのだろう。

 最初は正しいと思っていた情報が嘘と判断されていく。もしくは嘘だと思っていた情報が実は本物らしいとして拡散されていく。


「やっぱり完全に消すだけより、いろいろと混ぜる方が効くよね。人は“多すぎる情報”を次第に信用しなくなる」


 なるほどね。

 上の人たちは、俺たちの戦場とは別の戦いをしているらしい。やっぱり上の人達は大変だ。1つを見ればいいだけではない。常にいろいろな方向にアンテナを貼って戦っている。

 俺はほとんど何も考えずに単純に腕力にものを言わせて叩くだけだ。もちろん現場だから大変ではあるが、そこまで頭を使う必要が無く気楽な部分もある。


 そこでひよりが透子さんに尋ねた。

「なら、私たちの情報は完全に隠されたままってことかな? 全く漏れていないの?」


 透子さんは頷いた。

「そうだね。そもそもダンジョンの氾濫自体がほぼ無かったことになっているからね。その先の情報を探る動きもないだろうし、今のところは分かりっこない状況だと思うよ」


「もちろん、誰かが隠れて動画撮影されてSNSにアップされでもしたら話は変わってくるかもしれないけど……おそらくは、それも前と同じでフェイクだ、AI動画とか言われて消えていくと思うよ。やはりそれも本物をなるべく消して、偽情報を混ぜ込むことが有効だね」


 なるほどね。俺たちに行きつく前段階で、何重にも情報が操作され消されているらしい。ダンジョンの正しい氾濫情報さえも出てこなければ、それ以上調べようという人間は出てこないだろう。

 そして仮に俺たちに接近する情報があったとしてもそれもすぐに止める動きが出てくる。

 二重三重に情報を止めているから、よほどのことが無い限りは俺たちに到達することはなさそうだ。


 もちろん、それでも注意する必要がある。俺たちでやるべきことと言えば変装などがある。

 でも、その変装関連についても服装を政府や自衛隊側で用意してくれるらしい。以前は気分転換も兼ねてフリースやゴーグルを街で購入したけどそういった手間も必要なさそうだ。

 使役モンスターたちにはもう少し街を見せてあげたり、一緒に買い物してあげたいという気持ちもあるけど、それは仕方がないかな。


「それよりレン。新しい動きがあるよ」

 透子さんの目が急に輝いた。


「FS遷移の研究に大きな動きが出てきた」


 おっと。

 そっちの話の方が、俺にとっては知りたい情報だ。透子さんによると、どうやら政府や自衛隊が使役モンスターのFS遷移について興味を持っているようだ。


 可能であれば、同じようなことができないか?大量にお金と人員を研究課に回し始めたらしい。

 使役モンスターの研究が進もうとしている。現状はまだ手詰まりに近いがそれが解消される可能性もあるかもしれない。


 その研究は透子さんが中心になって動いているらしい。

 俺たちは透子さんに使役モンスターの最新研究について教えてもらうことになった。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日12時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


ブックマーク、評価ポイント、レビュー、いいね、感想などもしていただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

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